:今回は山形県の肘折温泉の記事です。
:あれ? 次はこの旅行記の続きで山形の銀山温泉記って言ってなかった?
:山形県の温泉ということで2つまとめて書こうかと思ったんだが調べていくと泊まった肘折温泉もなかなかの温泉地の様らしくてな。マイナー温泉を紹介しておく意味でも、各記事をあっさりさせていく意味でも分けて書くことにしたんだ。
:宿は肘折温泉にとったんだもんね。
:肘折は日本随一の豪雪地帯だから秋田から向かっても結構涼しかった。そこで道中でラーメンを食べたぞ。関西だとそろそろつけ麺が食べたくなる季節だがこの時期の山形では温麺一択だ。
:さて辿り着いた肘折温泉だが、泊まった旅館はここだ。
大友なんとかという地元の名士にちなんだ旅館の様だったな。
純和風の旅館で、部屋の様子はこんな感じ。
:和風な旅館が続いてるね。
:続いているも何もGWの旅行は初日以外は全部和室の旅館だ。では温泉の紹介に行こう。肘折温泉と言っても聞いたことがない人が多いだろうからな。
源泉温度は65.2℃。かなりの高温だ。炭酸水温泉と書いてある通りかすかにしゅわしゅわしていた。色や臭いは特別な感じはしなかったが入り心地は格別だったぞ。とんでもなく熱い湯だったが長湯した。この日は朝に乳頭温泉に入った日だったから、夕方にのんびりゆったり浸かれるのを楽しみにしていたんだ。飲泉もあったが上がった後のビールを楽しみにしていたからやめておいた。
:やっぱり日帰り温泉って落ち着かない?
:落ち着かないな。混んでいることが多いし、風呂上りに酒は呑めないし、上がってすぐに車を運転しなければならないし、私はあまり好きではない。やはりこの肘折温泉のように旅館で温泉に浸かるのが一番だ。
:でも乳頭とか銀山とか今回日帰りで入りに行った温泉に宿を取らなかった理由って宿代節約のためなんでしょ? 7日間も贅沢な旅館に泊まるとお金がもたないし。
:うむ、この大友屋旅館もいい旅館だったんだが、割とお手頃価格で済んだのは、失礼ながらその知名度の低さゆえだ。それほどド田舎にあるわけでもなく、交通の便も悪くはない。さて、この旅館の良さを伝えるべく夕食の紹介をして行こう。
お通しと、手前に卵が見えるように、夕食はすき焼きだった。
そして、「食事でこれがあるとテンションが上がるもの」筆頭の地酒呑み比べ。
地酒呑み比べはお得感がある上に、その土地に行った思い出に残るから大好きだ、
:一本づつ注文すると呑み切れないもんね。いいものを考えたもんだ。
:あとはその他、揚げ物、おつくりなどだ。
この旅では合計6泊したが、食事についてはこの宿はトップクラスによかったぞ。
:肘折と銀山って結構離れてるから夜のうちに精をつけておかないとだね。
:そうなんだ。肘折と銀山は同じ山形の温泉でも全然違う。山形で一括りにすると地元の人が怒りそうなくらい、温泉地としては違う。というか、山形県は非常に広い。実を言うと肘折温泉の近くにもまた別の石抱という温泉地がある。まったく、日本にあるすべての温泉地を回りきるという夢にはあと人生が3回くらい必要そうだ。
:たしか3000以上あるんだっけ。夢半ばで死ぬことが確定してる夢を見るのもまたなんかわびしいものだね。来世も温泉好きに産まれるといいね。
:まあそれでも、この翌日の銀山温泉を含め「ここだけは行っておきたい!」という温泉地にはそこそこ行けているつもりだぞ。今年の年末年始は由布院をすでに予約したしな。温泉旅館の予約は半年前ですでに遅い。逆に直近になるとキャンセルが出てまた空いたりするものだが。
:この翌日の銀山温泉、宿泊する新潟の高瀬温泉、翌々日の下呂温泉と、GWの旅行記もさすがに記事のネタが終わりに近づいてきたね。
:未だにGWの思い出を語っている人などそろそろいまい。令和令和と騒いでいる人もいなくなったようにな。しかしそれでも行った温泉についてはちゃんと感想を記事にしておきたいんだ。
:それでは次は今度こそ銀山温泉の記事です。今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったらありがとうございました。
:ありがとうございました!