温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

三重県 湯の山温泉 旅行記

:今回は三重県にある湯の山温泉に行ってきた旅行記です。今年の夏休みでは最後の湯治でした。

:温泉むすめにもなってないマイナーな温泉だよね? 初めて行ったの?

:いや、三回目だ。一回目は二十年以上昔、学生時代に少しな。二回目はこのブログを書いているころに行ったんだが、なぜかブログを書く気が全く失せた時期があってな。嬉野同様記事にしていない。

:のみずさんって気持ちにムラっ気が多い人だもんね。

:うるさいな、今回は行ってから一か月も経ちましたがちゃんと記事にします。

:どんなところなの? 湯の山って。

:今年の高校野球で三重代表で菰野高校という学校が出ていただろう。その菰野があるのが湯の山だ。いえ、湯の山温泉が菰野町にあるというのが正確な表現ですが。どちらにしても山の中です。

:いい旅館に泊まったの?

:いや、割と安めのところにした。が、建物はしっかりしていたぞ。泊まった旅館はここです。ホテル・ド・マロニエ。

marronnier.info

:群馬から三重だとかなり車飛ばしたんじゃない?

:それが太平洋側じゃなく長野を通る中央道ルートだとそんなにかからないんだ。久しぶりに信州そばも食えたしな。

夏場なのでよく冷えたざるそばが美味しかったです。

:じゃあホテル・ド・マロニエについて教えてよ。

:まず部屋はこんな感じ。

ホテルの内装はこんな感じ。

:湯の山温泉ってどんな温泉なの? やっぱり美人の湯?

:アルカリ性ラジウム泉だから美人の湯ですね。無色透明で無臭です。二十年以上前、まだそれほど温泉に興味がなかったときは、「なんのことはない普通のお湯だな」と思いながら入った思い出があります。

:今みたいに風呂上がりのビールも楽しみにしてなかったしね。

:ちなみに湧き出し温度は25.5℃を42~43℃に加熱して提供しているそうです。西暦718年に発見された温泉で、鹿が傷をいやしていたことから鹿の湯という異名もあったそうです。恋愛成就の寺が近くにあることから恋の湯とも言われます。

:ちなみに夏休みの最後なので健康のためお酒を控えようと風呂上りはペットボトルの緑茶でカテキンを補給しました。ちょうどマッサージチェアもあったことですし。

:温泉上がりにビールを我慢して緑茶なんていくら温泉ソムリエでもよくできたね・・・。夕食の席でも吞まなかったの?

:呑まなかった。酒なしの食事はあっさりしすぎていてつくづく自分の楽しみがアルコール中心にできているのだと思い知りました。

:でも夕食は美味しかったんでしょ? 紹介してよ。

:まずは口取八寸、いわゆる先付です。

胡麻豆腐、潰して酢味噌和え、青梅寄せ、小松菜と蒟蒻の白和え、薩摩芋レモン煮。

強靭な精神力で日本酒を我慢したおつくり。鯛、鰆焼霜、紋甲烏賊。

:この料理を酒なしで食べたの? もったいない・・・。

:(ノーコメント)メインディッシュの伊勢鶏陶板焼き。

温物の枝豆饅頭。

鰆の木の芽味噌焼き。

食事の前に揚げ物の海老オクラ揚げ。実は医者から揚げ物も控えるように言われてるんですけどね。

:やっぱり医者から言われて酒も控えてたんだ。のみずさんが自主的に健康を気遣えるわけないもんね。

:やかましい! その話にもちゃんと落ちがつくから黙って聞いてろ。

:最後に飛騨産コシヒカリのご飯と赤出汁と漬物だ。

デザートはイチゴのプチケーキとマスカット葛餅でした。正直酒がないとさくさく食べてしまってあっという間に夕食が終わりました。

:で、夕食は終わりですが結局酒は呑みました。

:自販機ででも買って部屋で呑んだの?

:いや、カラオケラウンジがあったんだ。そこで最初はウーロン茶を飲みながら歌ってたんですが、対応してくれた女将さんがアニメ好きでアニソンを歌いまくるうちに気が付けばブランデーの水割りとかをぐびぐび呑んでしまっていました。

:そこまでアニメの話で盛り上がれてよかったね、のみずさん。

:ああ、あんなに長い時間アニメやゲームの話をしたのは社会人になってから初めてかもしれない。近場だし来年の6月くらいに有給とって再訪したいくらいです。

:あとは自分用に買った温泉饅頭を寝る前に部屋で食べてしまったのと・・・。

:最高の温泉旅館の朝だった朝食を頂きました。

:温泉の入り心地も最高だったし、最後にいい思い出ができたね。

:まったくだ。最高の夏休みになったぞ。女将さんと温泉の話もできたしな。和歌山から来たと言ったら「十津川にはいったことがある」とか言われたが。

:具体的には何のアニメの歌を歌ったの?

:うっ・・・。「推しの子」とか「SPY FAMILY」とか・・・。とにかくシラフじゃ絶対歌えないようなアニソンを歌いまくった。

:さて、温泉が良かったのかカラオケが良かったのかよくわからない旅行でしたが、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

群馬県 霧積温泉 旅行記

:今回は群馬県の霧積温泉に旅行してきた旅行記です。

:しょっぱなから元気ないね。

:まずは霧積温泉について紹介しておきましょう。群馬県の山奥も山奥、一応安中市にあるのですが、車がすれ違えないような危なっかしい狭い山道を進んでいってさらに旅館からの送迎車で10分ほど送ってもらわないとたどり着けない場所にあります。

:のみずさん龍神とか山奥の温泉は慣れっこじゃない。そんなに田舎にあったの?

:日本三大秘境に選ばれてないのが不思議なくらいの秘湯だ。正直、一度入ったら二度と行きたくない場所だな。

:のみずさんにしては随分辛口だね。基本どこでも褒めるのにさ。

:まずは泊まった温泉旅館を紹介しましょう。ここです。「霧積温泉 金湯館(きんとうかん)」。というか、霧積温泉にはこの宿一軒しかありません。

www.kirizumikintokan.com

なぜこの宿しかないかというと他の宿はみんな大雨が降った時の洪水で流されてしまったそうです。

まあ温泉はよかったですし、食事も美味しかったですし、温泉で「群馬の温泉を夏休みかけて回っている」という温泉マニアなお兄さんと話せたり、いい思いはできたのですが・・・。

:理想的な温泉旅だったように聞こえるんだけど?

:まず部屋の紹介です。

なんと冷房なし(というか山奥すぎて暑くありませんでした)。バス、トイレなし。部屋に鍵がかからないという不用心ぷり。正直、落ち着いて過ごせませんでした。

こんな貼り紙があったり。実際に出くわすことはなかったですが。

この通り全室障子だけで鍵がありませんでした。せめて鍵付き金庫があれば少しは安心だったんですがそれもありませんでした。

:さすがにオープンすぎるね。肝心の温泉はどうだったのさ?

:それについてはこちらを見てほしい。

カルシウム-硫酸塩泉、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉、pH7.6、蒸発残留物3.311%。やや緑がかった色がついており、一応美人の湯でもある。ちなみに38.9℃のまま加温せずに提供しているのでぬる湯になります。長湯しないとぬくもれません。

:さすがにちょっと泉温が低いね。

:運よく話をしてくれる一人のお兄さんが湯船に浸かっていたので色々話をした。万座、草津、伊香保など、今年の夏で群馬の温泉をのんびり車で回っているんだそうだ。おかげで長湯できたぞ。

:しかし温泉にシャワーがなくてな。水道だけで体も頭も洗いづらいことこの上なかった。風呂上がりのビールも自販機のボタンが壊れかけていたり、設備面はマイナスだらけな旅館だったな。田舎だからしかたないが。なにせこんなものがまだ現役で動いているような旅館だったしな。

:わ! ダイヤル式の黒電話! スマホ以外の電話ですら会社でしか見ないものね。もちろんプッシュフォンで。

:気分はタイムスリップだったぞ。それくらい古い建物だった。

:食事は美味しかったってさっき書いてたじゃない。帳消しにできるほどではなかったの?

:まず夕食だが、部屋食で天ぷらメインの食事だった。

まあ山菜メインの天ぷらは美味しかったし満腹になった。

あとは、そのままな名前の地酒を頂いたり・・・。

久しぶりに、骨酒(こつざけ)を呑んだ。まさか人生で二度呑むことになるとは思わなかったです。

:前呑んだ時も群馬だったよね。群馬の特産なのかな?

:どうやらそうらしい。ご飯も味噌汁も最初から出てきて天ぷらを食べている間に覚めてしまったが。

ちなみに奥に見える焼き魚は鮎です。基本的に山の幸でした。

:なお、箸袋に非常にノスタルジックなことが書いてありました。

:ワンピースのルフィが見たら怒りそうなことが書いてあるね。

:さて、部屋にかからないので落ち着かないまま眠りについたわけですが、やはり不安だったのか0時くらいに目が覚めてしまいました。うかつに湯船に浸かりに行くと湯冷めしそうだったので6時くらいまで銀河英雄伝説を読みながら時間を潰してました。

:スマホでもいじってればよかったのに。

:それがこの宿、スマホの電波が入らなかったんだ。ド田舎すぎる。

:うわあ、それもマイナスだね。

:時間を潰して、日が差してきたころに朝風呂に行きました。

:やっぱり長湯してぬくもったの?

:ああ、寒かったからな。

:朝食も部屋食で総じて食事には満足いく宿でした。

:悪いところばっかりな宿じゃなくてよかったじゃない。

:まあな、しかし再訪する気も他人に勧める気も全くしないのは事実だ。

:あとは三重の湯の山を残すのみだね。

:湯の山のホテルでは心機一転いい思いができたぞ。では、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

山形県 蔵王温泉 旅行記

:今回は山形県の蔵王温泉まで旅行に行ってきた思い出の日記です。

:出だしからご機嫌だね。

:うむ。2024年前半は蔵王温泉が楽しみで仕事を頑張っていたようなものだからな。温泉むすめになっている温泉でもあるし。

:蔵王巴ちゃんだね。銀髪でおとなしくて温泉ソムリエの資格持ちでのみずさんの好みなんだよ。

:それだけじゃない。温泉そのものも素晴らしかったぞ。まず蔵王温泉というのは広い山形県でも日本海に面した海沿いにあってな、温泉地に近づくだけで車の中にいてもほのかな硫黄臭が漂ってくるほどの硫黄泉でな。

:はいはい、たまごの腐ったような匂いたまごの腐ったような匂い。

:いや、それが、「美味しそうなゆで卵の匂い」だったぞ。

:嫌な匂いじゃなかったんだ?

:臭く感じるような硫黄臭も好きだがな。蔵王温泉の匂いは美味しそうな匂いがした。

では泊まった温泉旅館を紹介しましょう。ここです。「おおみや旅館」。

www.oomiyaryokan.jp

:蔵王温泉そのものの発見が西暦110年くらいでな。2000年近い歴史を持つ。その中でも1000年の歴史を持つノスタルジックな温泉旅館です。

:蔵王はさすがにのみずさん奮発したもんね。

:部屋は和洋折衷でした。

全館畳張りで素足で風呂場もレストランもいけました。旅館の内装はこんな感じ。

部屋の冷蔵庫にはメロンとキウイが冷やしてあったので夕食後に頂きました。

あとはお土産の参考にするために山形産のラ・フランスのお菓子が置いてあったり、

やや無理やりですが「温泉旅館のあのスペース」もありました。

:早く温泉の感想に行こうよ。読者さんもそれを読みに来てるわけだしさ。

:それもそうだ。蔵王温泉はあっちこっちに公衆浴場があるのですが、私はおおみや旅館さんの温泉だけで大満足しました。

:さっきも書いたように、蔵王温泉は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で、強烈な硫黄の匂いがします。強酸性の湯なので金属製のネックレスや指輪は入る前に外すことを勧められます。なんせpHが1.6とかですからね。

:そんなに酸性が強いとかえって体に悪そうな気がするんだけど!?

:これが非常に体に良くて長湯にも向くんだなあ、これが。蔵王温泉は「美人の湯」ならぬ「姫の湯」と呼ばれている。

:皮膚の余分な要素を溶かしてくれて、肌が白くなる効果があるからなんだなこれが。

:のみずさん元から肌白いじゃない。

:うむ、よく女性からうらやましがられる。個人的にはもう少し日焼けしたいんだが日に焼いても肌が赤くなるだけだからな。

:のみずさんの話はおいといて夕食の話題に行こうよ。

:待て。風呂上がりのビールは最高だったぞ。それに高校野球も非常にいい試合をしていたんだ。年の生き甲斐が一つ果たせて大満足だった。

:山形県はお酒も美味しいの?

:では夕食の話題に行こう。まずは食前酒の山形県高畠産白ワイン 氷結しぼりです。

そして山形の珍味、だだちゃ豆豆腐、穴子胡瓜。

:どちらも酒のつまみにはぴったりだった。日本酒は山形の地酒、出羽桜を頂いたぞ。

口取りに色々料理が出てきた。

銀鰈奉書焼き、黄身寄せ真薯、のし梅チーズ、ジュンサイなめこ、ミニトマト生ハム巻き、蓮根はさみ揚げ、ホタテベーコン巻き、ミニグラタン。

あまりに美味しいものだから高畠ワイナリーの赤ワインを追加注文してしまった。

:出た、のみずさんの旅行先チャンポン。

おつくりは鯛、サーモン、帆立レモン締め、エビイカフラワー。これはさすがにさっき紹介した日本酒で頂いたぞ。

:そしてメインディッシュの山形牛のみそ焼き。山形牛は久しぶりに食べたが絶品だったぞ。

牛肉には赤ワインと決めているんだ。幸い赤ワインの種類は色々あったしな。

さて、呑みまくってお腹が冷えたころに温かい料理が出てきた。

とうもろこし饅頭、冬瓜、焼き茄子、椎茸、銀あんの炊き合わせ。

:そろそろ酒を締めようと最後には山形特産ラ・フランスのジュースにした。全国でもなかなか味わえない果実だし、甘くて呑みやすくて美味しかったです。

:そして冒頭で述べた温泉むすめの蔵王巴ちゃんの好物、こんにゃく蕎麦も出してくれました。

:これは体によさそうだね。医者にも怒られなさそう。

:うむ、うまかったぞ。締めはご飯。味噌汁はフキノトウ味噌だった。ご飯は山形県産米のつや姫でした。基本的に地産地消な料理でした。

止め椀に田舎汁。

:酒は控えめにしたとはいえ、酔った頭に二杯目の味噌汁はありがたかったです。デザートはスイカ、抹茶水ようかん、フルーツゼリーでした。

さて、温泉にも夕食にも大満足したところで部屋でデザートを食べてぐっすり寝ました。

:当然、起きたらすぐに朝風呂に行ったんだよね?

:当たり前だ。あれだけの名湯、せっかく行ったのに入るのが一回だけなんてもったいなさすぎる。

:ちなみにお土産は全部蔵王温泉のものにした。

蔵王、というか山形は将棋の駒の生産量が日本一で、こけしの名産地でもあります。同じ山形の温泉むすめの銀山心雪ちゃんもこけしを持っています。

:さて、あとは朝ご飯を残すだけなのですが、非常にボリューミーでした。

湯豆腐。

もちろん、ご飯と味噌汁に色々なおかず。

フルーツポンチ。

肉厚ハムサラダ。

デザートにコーヒーゼリー。正直ここまで食べたらこの日の昼食はいらないくらいでした。

:実をいうともう蔵王で今年の夏の温泉旅行は満足しきっていたのですが、旅行記はまだ続きます。

:あとは群馬と三重だっけ。

:ああ、山形から一日で和歌山に帰るのは無理だからな。

:では最高の思い出になった蔵王温泉の旅行記をこれで締めさせてもらおうと思います。

:今回は最後までニコニコなのみずさんでした。では、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

岐阜県 平湯温泉 旅行記

:今回はお盆休みの初日に行ってきた岐阜県の平湯温泉の旅行記です。

:岐阜の高山にある温泉だよね。温泉むすめにもなっているということは名湯が期待できるね。

:平湯みつばちゃんだな、奥飛騨温泉郷の観光大使にもなっているぞ。

:じゃあいつもみたいに泊まった旅館から紹介してよ。

:待て、温泉の話題に行く前に昼食の話をさせてくれ。恵那峡SAで食べた高山ラーメンだ。

:このごろ医者から食事制限受けててラーメンとか控えてたもんね。久しぶりのラーメンは美味しかった?

:ちぢれ麵でスープも美味しかったぞ。やはり地元ラーメンは醤油に限るな。

:それでは今度こそ泊まった旅館を紹介しましょう。ここです。深山桜庵 別館 湯めぐりの宿 平湯館。

dormy-hotels.com

:はじめは間違えて深山桜庵旅館の駐車場に止めてしまったんだが、桜庵の番頭さんに隣だと言われてしまいました。

:ややこしかったんだね。

:うむ、やや迷った。駐車場が道をまたいでいて少し歩いたし。

:平湯館そのものはどうだった? いい旅館だった?

:そりゃもう居心地のいい和風旅館だったぞ。まず部屋の紹介から。

ちゃんと「温泉旅館のあのスペース」もありました。最近アニメ「夜桜さんちの大作戦」で兄弟たちが取り合いをしてましたね。気持ちわかります。

内装もこんな感じの和風旅館でした。

飛騨名物さるぼぼも飾ってありました。

:飛騨と言えば安産祈願のお守りさるぼぼだよね。のみずさんには縁のない話だけど。

:うるさいな。昔結婚したばかりの後輩に会社でお土産として買っていったことがあるぞ。

:そろそろ温泉の話題に行こうよ。

:えー、平湯温泉は炭酸水素塩泉、塩化物泉、単純泉、硫黄泉があるのですが、平湯館さんで提供していたのは単純泉でした。けど強い硫黄臭がしました。源泉温度は52.8℃と高めでpH 値は6.6。珍しく美人の湯ではない温泉です。硫黄のいい匂いを嗅ぎながら熱すぎずぬるすぎずのちょうどよい湯加減でのんびり浸かれました。

:湯上りはビールを味わいながら高校野球を観たんでしょ?

:毎年の楽しみだからな、風呂上りに旅館の大画面TVでビールを吞みながら高校野球を見るのは。智辯和歌山が延長戦で負けたのを見ていた。

:のみずさん和歌山県民なんだから智辯を応援しようよ。

:相手が昔住んでいた茨城の霞ヶ浦だったからな。バイクで霞ケ浦を一周したりしたものだ、懐かしいなあ。

:のみずさんが智辯好きじゃないっていうのはなんとなく伝わったよ。で、夕食は?

:それがこの旅館、夕食朝食ともにバイキングでな期待してなかったんだ。

:それが、食ってみたら大満足! バイキングであんなにいい思いをしたのは初めてかもしれない。

:おおっ、それは期待できるね!

:まずは1980円で呑み放題の酒!

まずは岐阜の地酒、山車(さんしゃ)。日本酒だったのでおつくりの代わりに寿司をたらふく食った。

続いてカクテルのトニックサワー。

トニックサワーのつまみに平湯みつばちゃんの好物、チーズオムカレーも頂きました。

コークハイをおかわりして・・・、このあたりで酒提供担当のお姉さんが呆れ始めていたなw

とにかく食いたいものは全部食いました。それがバイキングのいいところですからね。

そして鍋に火をつけてもらい・・・

飛騨牛をこれでもかというほど煮込んでやりました。

:のみずさん、遠慮なさすぎ・・・。

牛肉にはワイン、実は飛騨はワインも旨いんだ。

:牛肉が食べごろになったらワインと一緒に頂いた。手前に映っているのは水餃子です。

赤ワインが空いたので今度は白にしました。これだけ呑めて1980円は破格でした。

会席料理気分を味わうために最後は白米と味噌汁で締めました。

:バイキングやビュッフェでここまで食事を楽しめたのはたしかに珍しいね。

:部屋に帰ると、くてんと寝てしまい、早起きして朝風呂を頂きました。

:朝風呂はのみずさんには基本だね。

:さて、朝食もバイキングだったわけですが。

あっさり済ませました。温泉ソムリエとしては風呂上りに緑茶でカテキンを補給できたのはうれしかったです。二日酔いにはならなかったので味噌汁は一杯にしておきました。

:さて次は今回の旅行の大本命、蔵王温泉だね。

:そうだな気持ちはもう山形へ飛んでいたぞ。正直この平湯館も再訪したいくらいいい思いができたがな。

:岐阜なら一泊二日でいけるもんね。

:さて、これにて前座にしてはおなか一杯になった平湯温泉の旅行記は終わりです。

:最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

三重県 霧生温泉 旅行記

:今回は1か月半ぶりになる温泉旅行記、三重県は霧生温泉に行ってきた日記です。

:またマイナーな温泉地を選んだね。温泉むすめにもなってないし。

:服部忍者で有名な伊賀市にある温泉地というよりはリゾート地です。選んだ理由は1泊2日で軽く行って帰ってこれるというものです。ゴルフ地が近くにあって年配の男性がゴルフ目当てに大勢来ていました。

:忍者もゴルフものみずさん興味ないじゃない。

:その通り。私の目当ては温泉と料理と酒のみ! ホテルの紹介にいく前に奈良の香芝SAエリアで食べた家系ラーメンを紹介しておきましょう。

子供のころ奈良に住んでいて、大阪に行くとき(もちろん父親が運転してですが)香芝SAはいつも寄っていたのです。だから思い入れがあったのですがまさか数十年ぶりに再訪したら家系ラーメン屋ができているとは思いませんでした。ちなみに店の名前は「まねき屋」です。

:久しぶりの家系ラーメンは美味しかった?

:ここまでこってり系のラーメンは久しく食べていなかったので美味しかったぞ。量も夕食に響かない程度でちょうどよかったし。

:さっきも食事を楽しみにしてたけど、泊まったホテル、そんなに料理がおいしいって評判なの?

:では泊まったホテルの紹介に行きましょう。ここです。ホテル メナード青山リゾート。

www.menard.co.jp

高速の西名阪道を下りて無料の自動車専用道路をかなり走って、それを下りてさらに20㎞以上も山道を走ったところにあります。かなりの田舎です。

:のみずさんの好きな秘湯だったんだね。

:そうだな、秘境にある温泉なのは否定しない。案内された部屋の様子はこんな感じ。

リゾートホテルだけあって洋風でした。ちなみにホテルの内装はこんな感じ。

なお、竹ひごで人形を作ったりの体験学習ができます。

:そろそろ温泉の話題に行こうよ。読者さんもそれを読みに来てるだろうしさ。

:よし、温泉の話題です。まずこの旅館の温泉は内湯と露天に分かれており、天気が良ければ露天風呂を楽しめます。残念ながら行った日は天気が悪かったですが・・・。

:湧き出し時の泉温は28.4℃。pHは9.8と結構なアルカリ性です。風呂場に入ると微かに硫黄臭が漂ってきて、泉質は非常にぬるぬるしています。具体的には嬉野や龍神と同じような美肌の湯です。さらにこんなものがホテルに展示されていました。

温泉を沸かせるために結構苦労したらしいです。

:肝心の入り心地は?

:それはもう熱くて肌に良さそうで、最高だったぞ。ただ湯がぬるぬるしまくってるので転倒には要注意です。露天風呂も湯温が高くしてあってよかったです。

:湯上りのビールは美味しかった?

:売店で買っておいたサッポロビールを頂きました。普段家で呑むよりおいしかったです。さすがに家の風呂と温泉は違うなと再確認できました。

:旅行の一番の目的を果たしたところで、次は夕食の紹介です。まずは先付。

食前酒がなかったので日本酒の呑み比べを頼みました。

左から、純米吟醸 るみ子の酒、純米酒 滝水流、純米酒辛口 忍者。忍者に期待したのですが一番美味しかったのはるみ子の酒でした。

山菜サラダ。

ジュレ。どちらも日本酒と一緒に味わいましたがおいしゅうございました。

そしておつくり。せっかく刺身が出てきたので、追加注文した梅酒をごっくりと呑み干し・・・、

梅酒 半蔵。これも忍者にちなんだ名前のお酒でした。

おつくりに合わせるためにまた日本酒の呑み比べを頼みました。左から若戒 大吟醸、半蔵 大吟醸 雫酒、そして同じくるみ子の酒 純米吟醸。

:おつくりと日本酒・・・、このパターン飽きない?

:温泉に飽きないように刺身に日本酒は飽きない。

:なにか三重ならではっていうか、霧生にきたからって食べたものはなかったの?

:それについてはアワビのバター焼きを追加注文した。伊賀名物らしい。

他にもイセエビとか色々ありましたがアワビにしました。これも日本酒との相性最高でした。

締めの酒は店員さんおすすめの義左衛門にした。

:そういえばさっきから名前が出てる「るみ子」って何者なの?

:私も気になって訊ねてみたら、「作った人の名前」らしい。思わず「『夏子の酒』みたいですね」と返してしまった。

あとは土用が近いからか鰻の葉包みが出ました。

:メインディッシュはなんだったの?

:ふっふっふ、国産黒毛和牛のすきやきだ。

:もし松坂牛ならそうだとメニューに書くだろうから、どこかの黒毛和牛だろうな。しかし味は絶品だった。そしてそして食事が運ばれてきたわけですが・・・。

:見事な和会席だったね。

:その食事が見事だった。なんと鰻ご飯だった。

なんと鰻ご飯はお代わり自由! 2杯頂いてしまいました。満腹です。

:デザートは今年初めてのスイカでした。

総じて酒にも食事にも満足いったホテルでした。

:それは何より。よく眠れたでしょ?

:そりゃ夕食が17:30からだったからな。混んでいたからか17:30か19:40からしか選べなかったんだ。

:昼にラーメン食べたのにそんな時間からよく夕食が入ったね・・・。

:麺類は腹持ちがよくないからな。ちなみに早めに寝た分早めに目が覚めたので5時を待って朝風呂を頂きました。

:朝は露天風呂が独占できたので良かったです。

:残すは朝食だね。

:それが、朝食はバイキングでな。和食は夕食で満喫したから洋食で軽めにしておきました。

:さて、霧生温泉の旅行記はここまでです。

:8月は山形県まで足を伸ばすんだっけ?

:蔵王温泉だな。温泉むすめにもなっているぞ。あとは同じ温泉むすめの平湯温泉とかにも行ってくる。

:楽しみだね。では今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

長野県 天竜水神温泉 旅行記

:今回は長野県南信の天竜水神温泉に旅行してきた旅行記です。

:長野好きののみずさんでもまだ行ったことない温泉が長野にはあるんだね。

:一度は終の棲家にしようと思ったくらい長野は好きだからな。長生き率も日本で随一だし。

:そんなに長生きしたいの?

:早死にしたい奴が温泉でのんびりするわけなかろう!

:それもそうだね。じゃあいつもみたいに泊まった温泉旅館から紹介してよ。

:泊まった旅館はここです。天竜水神温泉 花薫る宿 よし乃亭。

yoshino-tei.jp

:部屋も内装も純和風でした。

:おおっ、これは理想的な和風温泉旅館だね!

:ちゃんと缶のエビスビールが1Fに自販機で売っていたので買ってから部屋でくつろいだぞ。さすがにGWの真ん中、道が渋滞しまくって運転で疲れたからな。

:温泉はどうだった? また貸し切り風呂とか?

:この旅館も貸し切り風呂があったんだが有料でな。贅沢せず大浴場で温泉を頂いた。大浴場には露天風呂もあったが湯冷めしそうなほどぬるかったな。一応浸かりましたが。

:ちなみに天竜温泉の湧き出し温度は30.6℃。提供温度は40℃とのことでした。泉質は無色透明ですがかすかに硫黄臭がしました。さらにpH10.8と強いアルカリ性泉で美人の湯でもありました。自律神経の不調や不眠症にも効くそうで、今の私にはぴったりな温泉でした。

:のみずさんまた精神的にキてるの?

:うむ、2月から4月と温泉に入れない期間が続いたからな。まあその話はいいじゃないか。夕食の話題に行かせてくれ。

:長野は食べ物もおいしいもんね。じゃあどうぞ。

:夕食は牛肉をふんだんに使った豪華メニューでした。出発の直前にアニメ「ゆるキャン△3期」の5話を見たので牛肉が食べたくて仕方なくなったのです。

:ああ、あの「肉!」って回ね。

:さておき、食前酒です。

そして久しぶりに食べた馬肉のカルパッチョ。

そして、これで前菜の新緑の味覚盛り合わせ。おそらく山菜仕立て。

:これはお酒が進みそうだね。何を呑んだの?

:うれしいことに呑み比べがあったので頼んだぞ。

この中では右の喜久水辛口が飲みやすかったので呑み比べを呑み終えた後一合追加で頼んだ。

:これらの料理とともに酒を味わいました。まずはおつくり。

酢の物の柿なますズワイガニ添え。

焼き物のカレイの木の芽味噌、椎茸雲丹焼、筍蕗味噌焼。

ワインポーク炊き合わせ。

そしてメインディッシュの牛肉を頂くことにしたので、

酒も塩尻産ワインに切り替えました。

そして牛肉です。

やわらか牛サーロインの胡麻豆乳みそ鍋。

:私は牛肉はワインで味わうのが好きですね。そして泊まった部屋に置いてあった追加注文で和牛ステーキを頼みました。

味付けもワサビ、レモン汁、胡椒、と3種類用意してくれました。

これらを好きな焼き加減でワインとともに頂きました。

そういえば初めてステーキというものをほとんど焼かずいわゆるレアで食べたんですが、牛の刺身みたいな感じですごく美味しかったです。

:そんなに生きてて、いろいろ美食も味わってきたくせに生まれて初めてレアステーキを食べたの?

:ああ、ステーキは全体的にしっかり焼くものという固定観念があったからな。それに自分で焼き加減を調整させてもらえること自体が珍しいし。人生で新たな発見でした。さて、レアステーキを味わっているころには締めの白ワインを持ってきてもらっていました。

そういえば店員さんに「塩尻産のワインですか?」と訊いたのはこのタイミングでしたね。昔、塩尻に6年住んだから懐かしい味でもあるんですよ。

:充分に酔ったので食事に行きます。

なんと鰻の茶漬け。漬物は野沢菜、みそごぼうでしたね。野沢菜も馬刺しともども久しぶりに食べました。

:のみずさん、一時期はプランターで自宅で育ててたじゃない。

:今住んでいるマンションではとてもじゃないが育てられない。野沢菜を育てていた時期はこのブログの初期に書いてあるので良ければ見てみてください(宣伝)。

:さて抹茶プリンで夕食の話題は締めまして・・・。

:こんだけ呑んだのに部屋でまだ吞んだんだよね?

:うむ、まだ寝るには早くてな。

この部屋の机に置いてあった「ぴりり椎茸」の辛さが酒のつまみにぴったりだったんだ。こないだのこんぴら温泉旅行のおみやげで行きつけの居酒屋の女将さんに温泉饅頭を渡したら「甘いものは苦手」と言われてしまったので今度はこれにしました。

:温泉のおかげでよく眠れた?

:それはもうぐっすりとな。朝起きたらもちろんすぐに朝風呂に行きました。

:この宿なら朝食も和食だったんでしょ? 楽しみだなあ。

:それこそまさに「これぞ温泉旅館の朝!」だったぞ。ちなみにこの旅館の売店で売っているお菓子やお惣菜の一部が朝食で出されていたらしい。おみやげを選ぶ時の基準にしてほしいらしい配慮ですね。

:そしてこの信州味噌を使った豚汁が最高でしたね。正直昨晩は呑みすぎましたので。

:そういえば「信州といえばそば!」って言うタイミングを見計らってたんだけど肉ラッシュのあたりのインパクトで忘れちゃってたよ。

:甘いな、たまごよ。この旅館は信州を味わい尽くすように配慮されていた。

ちゃんとそばも出ました。

:安心したよ。これで気持ちよく信州から旅立てたね。

:それが、次の旅行は7月なんだ。また間が空く上に梅雨を挟むから憂鬱でな。

:ということは7月の旅行先はもう決まってるんだ?

:三重県の霧生温泉だ。近場にしておいた。

:天竜に続いてまた聞いたことない温泉地・・・。

:だからこそ期待はしているぞ。知らない温泉地を開拓するのは史上の喜びだ。今回の天竜温泉みたいにな。

:では次まで間が空きますが、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

香川県 こんぴら温泉 旅行記

:今回はGW前半に四国香川県のこんぴら温泉に旅行してきた旅行記です。

:かなりの有名どころなのに行ったことなかったの?

:いや、日帰りで一回観光に行ったことがある。だからあの超長いいわゆる「こんぴらさん」の階段も登ったことがあるぞ。今回の旅行は温泉メインにしただけです。

:まずは泊まった旅館を紹介しましょう。ここです。こんぴら温泉「敷島館」。

dormy-hotels.com

:おおっ、結構豪華な旅館っぽいね。

:こんぴらさんの参道の真下にあり、そちらの観光に行きたい人にもぴったりな、5階建てのサービス最高な宿でした。

:宿の内装はこんな感じ。フロントで靴を預けて後は素足で温泉でも食事処でも自由に行けるリラックスできる宿でした。

ただし部屋は洋風でした。

:肝心の温泉はどうだった?

:待て。まずこの敷島館には男女別の大浴場とは別に4つの貸し切り風呂があります。

ヒノキ風呂なら「檜」。石造りの風呂なら「岩」とわかりやすい名前がついています。ちなみに空いているかどうかは貸し切り風呂エリア入り口のランプで解るようになっており、私が行った時間帯は三か所空いてたので貸し切り風呂をいただきました。

入り心地はもう最高の一言で、あまり独占もできませんがのぼせる直前まで浸かっていました。具体的には300まで数えました。

:のみずさんまた旅館のお風呂の写真撮ってる・・・。いくら貸し切りだからって、いいの?

:褒められた行為ではないと思っている。しかし館内を撮影しているのを番頭さんに見られても特に何も言われなかったぞ。

:ちなみにこんぴら温泉の湧き出し温度は19.3℃。この宿での提供温度は40℃とのことでした。pH7.6の弱アルカリ性ラドン温泉です。美人の湯でもあり、塩化物泉なので入浴後のぽかぽか感の持続が特徴です。

:さらに書くと、この敷島館さんには無料の足湯場があり、宿泊客でなくても自由に足湯を楽しむことができます。

この写真は泊まった翌日の朝に写したものです。着いたときは完全に満員でした。

:きっとこんぴらさんにお参りに行った人が帰りに足を休めてたんだね。

:たぶんな。あそこは、登ったはいいが降りる体力がなくなって降りられなくなった人のために担架要員が各所にいるくらい急な勾配の階段だからな。

:そろそろ夕食の話題に行こうよ。

:そうだな。この宿は食事も最高でした。まずは前菜から。

茶碗蒸し、鯛の山椒煮、浅利のてっぱい、筍と蕗の白和え。

食前酒は讃岐のもももという桃の酒にしました。

:わあ、すでにおいしそうだね。

:ちなみにお品書きによれば「卯月の献立」らしいので4月に行ったからこのメニューだったみたいです。

:そういえば次はおつくりが来ることが分かっていたのでお勧めの日本酒を店員さんに聞いたのですが、

この金陵(きんりょう)の純米大吟醸がどんな料理にも合っていいとのことだったので注文しました。

針魚、マグロ、カンパチ、平貝、とどのおつくりにも合いました。非常に吞みやすい香川の地酒でした。
続いて焼き物。

鰆の幽庵焼き、エビの照り焼き、キャラ蕗。と食べていたらあっという間に日本酒が空いてしまったので、次は地ビールにしました。

香川の地ビール、空海。地ビール特有の癖がなく、次のメインディッシュとも高相性でした。

:そういえばせっかく香川に来たのに肝心の「あれ」を食べてないんじゃない? のみずさん。

:安心しろ、たまご。やっと食えたぞ。

:うどんだ~! 讃岐に来てうどんを食べずに帰るなんて嘘だよね。

:うむ。出汁にすでに味がつけてあって鍋からそのまま皿に掬って食べても美味しかったぞ。初めて食べたわけではありませんが、やはり香川本場のうどんはコシが違いましたね。

そして最高にビールが美味しくなったメインディッシュの黒毛和牛鍋。

特製の胡麻だれで頂きました。

店員さん曰く「ちょっと辛口なのでお好みで」とのことだったが、私の舌にはぴったりでした。

そして、「心ばかり」とのことで5つの中から「5つ全部食べたいです」と出してもらった料理、若鳥オリーブ焼き、穴子の天ぷら、若竹煮、クリームチーズとドライフルーツサラダ、もずく酢つぶ貝。

ここでビールがなくなったあたりで食事が登場。

山菜の釜飯、赤出汁、春キャベツの浅漬け。

:旅館によってはこちらが酒を吞み終える前にマニュアル的にご飯を持ってこられたりするんですが、敷島館さんの食事処はそのあたりの配慮が非常に行き届いていました。

:温泉にも食事にも完全に満足いったんだね、のみずさん。

:まったくもってその通りだ。最後にデザートで夕食の話題はおしまいです。

お汁粉と、メロンとキウイの檸檬ジュレ漬けでした。今年初のメロン、味わい深かったです。

:後は朝食を食べておしまい?

:いや、夜泣きそばがあった。

なんとか夜泣きそばが出る時間まで起きて、食べ終わったらぐっすりだったぞ。

:わりとちゃんとしたラーメンが出たんだね。

:朝食はバイキングだったんだが、箱膳だけで十分だったな。

三度豆胡麻和え、筍とぜんまいうす揚煮、芹と水菜の浸し、汲み上げ湯葉、石持鯛南蛮漬け、牛肉と椎茸の旨煮。香川なので海鮮メインかと思いましたがどちらかというと山菜メインの料理でしたね。

:温泉旅館の朝って感じの料理だね。

:料理だけでなく朝風呂もちゃんと頂いたぞ。夕べが檜風呂だったから朝は石造りの貸し切り風呂にした。

:大浴場には一回も行かなかったんだね。

:ああ、なにせ中国人観光客が来ていたからな。もうコロナ禍も終息したとみてやっと日本に旅行できていたわけだ。

:中国人客嫌いののみずさんにしてはそれほど嫌がってないね。マナーよかったの?

:貸し切り風呂でのんびりできたのと、食事も席がほとんど個室みたいなものだったからな。そんなに不快な思いはしなかったです。

:では次なる温泉旅に思いを馳せながらこの記事を締めようよ。

:実はこのブログを書いている翌日にはもう次の長野の天竜温泉への旅行なんだ。今年のGWは長い休みが取れなかったから一泊二日を2回にしました。

:長野!? 何遍も行ってるんじゃないの?

:それでも天竜温泉には行ったことがなかったんだ。では、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・

:ありがとうございました!