温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

鳥取県 鳥取砂丘&三朝温泉 旅行記

:今回は鳥取県の三朝温泉とついでに鳥取砂丘を見に行ってきた旅行記です。

:温泉のついでに観光とか、のみずさんらしいね。

:しかし本当に鳥取は田舎だな。砂丘に行くときに鳥取市の大通りを通ったがお店も少なかった。

:和歌山も人のこと言えないんじゃない?

:県庁所在地で比べたら和歌山のほうが建物があるな。二十世紀梨とか鬼太郎とか砂丘とかで地元アピールしたくなる気持ちもわかる。それと私はもう和歌山には住んでないんだ。

:あれ? 会社辞めたの?

:ああ、倒れて療養期間をもらえずやめて実家に帰った。今は大阪だ。旅行には行きやすくなったな。

:今は仕事見つかるまで貯金を切り崩して旅行してるんだね。

:まあそれはおいといて、今までなぜか行ったことなかった鳥取砂丘を見に行ったぞ。中国人だらけだったがな。

:やっぱりね、日本の有名な観光地なんて今はどこでもそうでしょ。で、見てきた感想は?

:温泉前にいい汗かけた、くらいだな。

温泉目当てに旅行してる私には特に感慨もなかった。ただひたすらに暑かった。皆生温泉に行ったときに水木しげるロードに行ってきたときのほうがよっぽど感動した。

:名探偵コナンの作者の出身地でもあるんだよね。

:それもアピールしているな、鳥取砂丘コナン空港なんて作ったり。

:それじゃそろそろ温泉の紹介をしてよ。

:うむ、鳥取県三朝町は完全に温泉を中心とした保養地です。三朝温泉病院なんてものも建ってます。温泉街にはずらーっと温泉旅館が軒を連ねています。

泊まった宿はここです。清流荘。

完全な和風旅館で部屋も理想的な温泉旅館でした。

そういえばこのスペースがある旅館に泊まったのは久しぶりですね。

:いいよね! 「温泉旅館のあのスペース」。

:この宿には4つ温泉があり、1つが露天風呂になっています。ただし露天風呂には石鹸、シャンプーの備え付けがないので地下の内湯に入りに行きました。

:砂丘を歩いて汗まみれになったから?

:それもあるし、温泉で癒されたかったからな。なにせ肋骨を折って最近くっついてきたばかりだからな。

:さすがに会社を辞めるほどのひどい倒れ方をしたんだね。

:三朝温泉は放射能泉で治療効果の高さが売りです。湧き出し温度は61.1℃。pHは6.8と微酸性です。酸性の温泉は美肌効果がない代わり肌の余分な角質を落としてくれる効果があります。三朝温泉は寝るような姿勢で長めに浸かるのが体にいいそうです。なお飲泉もできます。

:三朝は温泉むすめにもなってるよね。パネルとかあった?

:残念ながら旅館には無かった。三朝歌蓮ちゃんは保養地だけあって看護師という設定だな。

:長湯上がりのビールは美味しかったでしょ。

:それが保養地らしくアルコールの自販機が旅館になくてな。そんな気がしてコンビニであらかじめ買っておきました。

:健康志向の旅館はないことも多いよね。

:その割りには売店には梨の酒がいっぱい売っていたがな。そういえば売店にこんなものがありました。

:こんだけコナンをアピールしてるのに温泉むすめはなかったんだね。

:さて、そろそろ夕食の話題に行きましょう。まずは食前酒の梅酒。

酒は鳥取産二十世紀梨のスパークリングワインを吞みました。

梨花一輪。ひぐらしの梨花ちゃんみたいですね。コルクで栓をしてあって、空けるとポン!と気持ちのいい音がしました。

前菜。

メインディッシュのすき焼き。肉に味をつけてあるので卵は出てきませんでした。

大山地鶏の陶板焼き。

土瓶蒸し。もっと涼しくなっていたら松茸だったかもしれませんが、魚料理でした。

:鳥取の郷土料理って思い浮かばないなあ。梨と白バラ牛乳くらい?

:それについては朝食でな。食事の紹介を続けます。てんぷら。

おつくり。

茶碗蒸し。

:見事な和食が続いたので日本酒を呑みたくなってきたのですが、梨のスパークリングワインが瓶できたのでなかなか呑み切れませんでした。そして頼んだのが三朝の地酒、「三朝政宗」。

鳥取の有名な地酒、鷹勇は吞んだことがあったのでせっかくなので三朝で作っている日本酒にしました。

締めの食事。正直スパークリングワインで腹がいっぱいになってしまい、ごはんは少なめにしてもらいました。体調を崩して食が細くなってきたのかもしれません。

:もう歳なのかもしれないね。いつもほど吞めなかったみたいだし。

:否定はしない。さて、デザートは大山の牛乳で作ったバニラアイスでした。

実は風呂上がりにもアイスクリームを食べたのですが、やっぱり美味しかったです。

:よく眠れた?

:それはもうぐっすりとな。10時間くらい寝た気分で目覚めて朝ごはんを食べ損ねたかと思ったが5時半だった。

:温泉効果で深く眠れたんだね。

:5時30分から温泉に入れたので起きてすぐ入りに行きました。早起きのおじいちゃんがいっぱいかと思いましたが、独占できました。朝からいい思いできました。

:冒頭で言ってた中国人観光客はいなかったの?

:中国人はこんなマイナーな片田舎の療養温泉には来ない。ビジネスホテルにでも大挙しているんではないだろうか。さて、朝食です。

:たしか鳥取の郷土料理が出たんだよね。

:麦飯のとろろかけご飯。

:理想的な温泉旅館の朝食だね。

:やはり温泉旅館の朝はこうでなくてはな。それに豆乳鍋がうまかった。

しばらく熱していると湯葉ができてくるのです。

具はこんな感じ。

肉ではなく、餅です。食べ応えありました。

:今年は阪神が優勝してジョーシンがセールをやっていたのでデジカメを買い換えました。使い心地も試せていい旅行になりました。9月でも暑かったですが満足いきました。旅館の従業員さんも愛想よかったですし。

:新しい仕事探しながらだけど、次の温泉旅行の予定は決まってるの?

:10月に和倉温泉だ。行ったことがある温泉ですが再訪したくなるくらいいい温泉です。私が温泉好きになったきっかけの温泉地ですし。

:できればそれまでに仕事見つけておきたいね。働いてたほうが温泉の入り心地も変わるだろうし。

:君は本当に言ってほしくないことばかり言うな。

:では、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

静岡県 土肥温泉 旅行記

:今回は静岡県の伊豆にある土肥温泉に行ってきた旅行記です。

:温泉むすめにもなっている温泉だよね。金山で有名だったところだっけ。

:今は見る影もないがな。一応土肥の近くの川では砂金取りが体験できたりします。

:具体的にはどこのホテルに泊まったの?

:うむ、ここです。伊藤園ホテル土肥。

www.itoenhotel.com

伊藤園ホテルズは主に静岡の温泉地を中心に全国展開しているグループで、格安な宿泊料金とバイキングが売りです。

:格安が売りだなんてあんまり質が良くなさそうなんだけど。

:そうだな。温泉に入るか海水浴をするか、目的をはっきりさせておかないとビジネスホテルと変わらないな。部屋も質素だったし。

正直必要十分な条件の宿泊施設です。

:肝心の温泉はどうだった?

:えー、土肥温泉の湧き出し温度は54.2℃。加温ではなく加水でやや熱めの温度で提供していました。カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉で、pHは8.4と弱アルカリ性、美人の湯でもあります。

:やっぱりここも美人の湯なんだね。

:「金山の湯」なんて名目ですが別にお湯に金箔が浮いていたりはしません。

なお、アルコールの自販機は新千円札と新五百円玉が使えないのでそこは注意です。

:えー、新しくなって結構経つのに遅れた旅館だね。

:格安のホテルなのに外国人観光客がまったくいなかったのは大きなポイントだったぞ。

:それに、そんなこともあろうかと道中のセブンイレブンでエビスビールを買っておいたぞ。熱中症対策にクーラーバックに飲み物を入れて持って行ったので保冷もばっちりでした。

:さて夕食の話題に行きましょう。といってもバイキングなのでそこまで高級な料理の画像は載せられませんが。

:静岡だからウナギの蒲焼食べ放題なんてのはなかったの?

:贅沢言うな。格安ホテルだぞ。お米が備蓄米じゃなかっただけで褒めてやりたいくらいだ。それにアルコール呑み放題は大きかったです。

:まずは山葡萄のチューハイ。あとは適当におつまみを取ってきました。バイキングを売りにしているだけあってお味もそこそこでした。

:そして日本酒。熱燗しかなかったのはマイナスでしたが、静岡県産米100%の本醸造つうが味わえたのはよかったです。

あとは日本酒に合うおつまみを取ってきました。

:結構いろんな種類の食べ物があったんだね。

:酒のあてっぽいものが多かったな。子連れが多かったですが普段頑張ってるお父さんにもいいサービスになったのではないでしょうか。日本酒を吞み終えてコークハイに切り替えて・・・

エビフライがさくさくで美味しかったです。ここいいらで良い時間になったのでビールで締めました。

:やっぱりエビスビール一本じゃ満足してなかったんだ。

:最後にデザート。アイスキャンデーなんて食べたの何年ぶりかわかりません。

:たくさん吞み食いして睡眠導入剤なしでぐっすり寝ました。

:さすがに暑い中での長時間運転がたたったのか朝風呂は6時30分くらいに入りに行きました。できれば開いてすぐの5時に入りたかったのですがね。

:温泉旅行に行くと生活リズムがおじいちゃんになるのみずさんもさすがに9時間以上の運転は堪えたんだね。

:朝食もバイキングだったんですが、和食にしました。

:温泉たまご・・・

:温泉たまごも醤油で美味しくいただきました。朝夕ともバイキングでしたが、総じて温泉にも食事にも満足いくホテルでした。お盆時にこれで14800円は安いと思います。

:いいお盆になったね、のみずさん。次の旅行の予定は決まってるの?

:9月に鳥取の三朝温泉だ。少しは残暑が収まってくれてたらいいんだが。

:また温泉むすめになっている温泉に行くんだね。楽しみだよ。

:それでは今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

岐阜県 飛騨高山温泉 旅行記 温泉むすめ高山匠美ちゃんに会ってきました

:今回は岐阜県の飛騨高山に温泉旅行してきた旅行記です。このところ全然温泉旅行に行けてなかったので非常に楽しみにしていた旅行です。

:飛騨は前にも行ってなかった?

:行ってきたのは奥飛騨だな。高山とは少し離れた場所だ。

:のみずさん岐阜県好きだもんね。温泉もいっぱいあるし一泊二日で行ける程度には近いし。

:高山は温泉むすめにもなっているし、前から行ってみたかった温泉地です。

泊まったホテルはここです。「ひだホテルプラザ」。

www.hida-hotelplaza.co.jp

高山駅からほど近いところにあり、高速のインターからも比較的近く、館内設備も充実したいい宿でした。ただ宴会場がいっぱいあってイベントを開催するための建物という感じでした。

:車の中でクーラーをきかせていても高速を走ってると熱中症になりかねない暑さだったので、途中途中のPAで水分補給しながら行きました。今年は本当に異常ですね。ちなみに昼食は多賀SAで三河地鶏の串カツを頂きました。

:温泉上がりのビールを美味しく吞むために夏場でもあまり水分補給しないで車飛ばすのみずさんがそんなこというなんてよっぽどだったんだね。

:ホテルに着いてチェックインしている最中にも麦茶を出してくれたのでありがたくいただいたぞ。

ちなみに温泉は9階と地下1階にあり、高山の町が一望できる飛天の湯を初日は頂いたぞ。

:地下のほうには後で入ったの?

:いや、9階のほうは朝6時から、地下のほうは朝5時から入れるとのことだったので朝の楽しみにとっておいた。

:ちなみに飛天の湯のほうはサウナ、ジェットバス、露天風呂と一通り揃っていました。もちろん温泉は地下から湧いているわけなので9階の大浴場は汲み上げているわけですが、露天風呂の温度が一番熱くしてありました。

:ちなみに湧き出し温度は29.5℃、pHは7.7。弱アルカリ性なので美人の湯でもあります。

ホテルのほうでも美人の湯を謡っていました。

:どこの温泉も大抵美人の湯だけど宿側がアピールしてるのは珍しいね。

:湯上りのビールを別館の3階の自販機まで買いに行くのは面倒だったので先に売店で買って冷やしておいたぞ。その売店で嬉しいものを見れた。

:おおっ、久しぶりの温泉むすめだね! 高山匠美ちゃん。

:イラストレーターがXで温泉むすめの一コマ漫画をかいていらっしゃるらぐほのえりかさん、声優さんがあの花守ゆみりさんという豪華っぷりだぞ。もちろんお願い通りアクリルキーホルダーも買わせてもらった。撮影の許可を取った店員さんは温泉むすめをよく知らないようだったので、「コロナ禍で最近まで自粛していたのを活動を再開した」と説明しておきました。

:現に南知多でイベント再開したもんね。フェミ婆の炎上問題もものともしない勢いだね。

:本当に温泉むすめが復活してくれてほっとしているぞ。生きるモチベーションのひとつだからな。

:夕食で酔いつぶれないように湯上りのビールは一缶にしておいてあとは緑茶で酔いを醒ましました。

:白川茶? ひょっとして「ひぐらし」の舞台のモデルになった白川郷に近いの?

:距離にして80㎞くらい離れたところにある。夕食では白川産の食材も出たぞ。なのでまあ近いといえば近い。では夕食の話題に行きます。

酒の注文はパネルででした。飛騨の日本酒三種呑み比べがあったのでまずはこれにしました。

:ただここでカメラの充電が切れてしまってせっかくの料理や酒を写せなくなってしまったので部屋にスマホを取りに戻りました。

左から二木酒造の氷室、原田酒造の山車、天領酒造の天涼。辛口とありましたが、山車が一番呑みやすかったですね。実は前に岐阜に来た時に一度のんだことがあったのです。

:前菜の穴子の煮凝りは写真を撮る前に食べてしまったので画像はありません。同じく前菜の小海老の黄身煮です。

そして下に映っている刺身はなんとなまず。コリコリとした食感がふぐに似ているから泉ふぐなどと呼ばれているのだとか。いずれも日本酒との相性は最高でした。

:なまずって美味しいんだ? 泥臭いイメージしかないけど。

:そこはしっかり泥抜きしてくれているそうだ。そしてメインディッシュの飛騨牛と白川郷結旨豚のしゃぶしゃぶ食べ比べ。

さすがは飛騨牛。筆舌に尽くしがたい美味しさだった。一緒に映っているのは郡上サーモンのポワレです。

:僕は白川産の豚肉のほうが気になるなあ。あんな日本三大秘境に数えられるほどの田舎で豚なんて育ててるの?

:私もこの旅行で初めて知った。ひぐらしの聖地巡礼で合掌造りの里には行ったことがあったんだが、豚が名産とは意外だった。

飛騨牛も白川豚もサーモンも美味しくてついつい酒が進んで飛騨りんご酒を追加注文してしまった。

:りんごといえば長野なイメージなんだけど岐阜でも育ててるんだね。

:もう少し季節が進むと桃の酒が出せたそうだ。今度は秋に再訪してみようかと思うほど旨かったぞ。さて料理は続きます。

飛竜頭 獅子唐の揚げ浸し。冬瓜となめこのだし煮。どちらも温かくてお腹に優しくて美味しかったです。正直、昼食を軽めにしたとはいえもうお腹いっぱいでした。

そんなことを思っていたところに締めの食事。米は飛騨産コシヒカリなんだとか。おかわりを勧められましたが一杯だけにしておきました。

:総じて食事には満足できる宿だったみたいだね、よかったよ。

:そうだな。最後にデザート。杏仁豆腐の西瓜ソース。

そういえば今年はまだスイカを食べていませんでした。

食事のボリュームには満足いったんですが、酒をもう少し吞みたかったので食後にカフェへ。

ウイスキー、ホワイトホースのロック。ピーナッツのおつまみがついてました。

:5時30分から夕食だったのでまだ8時にもなっていないまま部屋に戻ったら歯を磨いてくてんと寝入ってしまいました。

:計算通り5時前に起きて地下の温泉には行けたの?

:ああ、4時30分には起きた。ヘブバンの日課をやって5時になったら入りに行ったぞ。5時だというのにおじいさんでいっぱいだった。

:入り心地は屋上の温泉と地下の温泉で違いがあった?

:いや、体感は変わらなかったな。いい温度まで加熱してくれていた。

:朝食は? のみずさんの苦手なバイキングだったんでしょ?

:私がバイキングが苦手なのは酔っぱらった状態で食べ物をよそうのが怖いからだ。朝は別に困らん。それに空いていたしな。ゆっくり食えた。

しいて言えば飛騨牛の大根煮込みが美味しかったです。

あとはカレーを食べました。

:のみずさんが朝カレー好きなのってペルソナ5が好きだからなんだよね。ただバイキングでカレーは腹が膨れるから罠だってヘブバンで山脇が言ってた。

:元から旅の帰りに昼食なんて食べないから朝はがっつり食っていいのだ。それよりヘブバンネタは多くの読者がついてこれないと思うぞ。

:次の温泉旅行の予定は決まっているの?

:8月のお盆に土肥温泉だ。久しぶりの静岡だから楽しみだ。なんたって静岡は温泉だらけですからね。温泉むすめにもなっているし。前から行きたかった温泉です。

:では長くなりましたが最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

番外編 皇居跡探訪記

:今回は普段の温泉旅行の記事から趣向を変えて奈良の五條市にある皇居を改装した旅館に行ってきた記事を書きます。

:奈良に皇居? 東京に遷都する前なら京都なんじゃないの?

:室町時代に入る前に南北朝に分かれた時代があっただろう。そのときに南朝のほうに天皇がいたのが現在の奈良の五條なんだ。後醍醐天皇がいたころだな。

:漫画で言うと「逃げ上手の若君」で描かれてる頃の時代だね。

:その通り。結末で言えば足利が勝って京都に幕府が開かれ、都は京のままなんだがな。

:正直、それほど立派な建物ではありませんでした。

メインの建物はカフェ・レストランになっており、歴史資料館もあったんですが閉館しておりました。

それでも元皇居だったというアピールはしたいのかこんなものが掲げられていました。

:ちなみに宿泊施設は別館で旅館というより別荘という趣でした。

部屋にピアノが置いてあり、「自由に弾いていい」とのことでした。

:のみずさんピアノが弾けるの?

:弾けん。楽器は昔クラシックギターを少しかじった程度だ。

:窓の外からは吉野川が見え、落ち着いた雰囲気で過ごせる部屋でした。

なお、部屋のテレビではネットフリックスが見放題だったので、

「俺は星間国家の悪徳領主」を見ながら過ごしていました。

:ああ、あの転生ものとスペースオペラとロボットバトルアニメが混ざったようなカオスなアニメね。

:結構話題になったようなので見てみましたが割と面白かったです。ちなみに温泉地ではないので浴室が用意されていました。

浴槽が広かったので足を伸ばして入れました。風呂上がりにアニメを観ながら呑んだビールもよく冷やしてくれていてよかったです。

:もともと温泉旅館でないことは承知していたので、楽しみにしていたのは食事です。田舎ならではのジビエが楽しめました。

私以外に宿泊客はいなかったのでレストランは貸し切りでした。

:ジビエってことは変わった肉が食べられたの?

:まずは猪のカルパッチョ。

そして驚いたことにウサギ肉が食べられました。

前足と肩甲骨のクリーム煮でした。

:昔お坊さんが牛肉や豚肉が食べられないから鳥と偽ってウサギを食べてたんだよね。だから今でも何羽って数えるんだって。

:有名な話だな。だが私も生まれて初めて食べた。たしかに鶏肉にやや近い食感でした。ただ骨の部分が多すぎて可食部は少なかったですが。

続いて鹿肉のステーキ。これはさすがに美味しかったです。

:奈良で鹿っていったら奈良公園でうろうろしてるイメージなんだけど。

:ここでは立派な食材だ。続いても鹿肉でした。

フィットチーネと鹿肉のシチュー。どちらかといえば牛肉に近いです。

酒は赤ワインにしました。正直ビールかワインしか選択肢がなかったのは残念でした。

料理には合いましたが奈良の地酒とか吞んでみたかったです。

最後はデザート。

:温泉がなくても旅を楽しめたようで安心したよ。

:そうだな。だが次は温泉旅の感想を書きたいところだ。

:後は寝て朝食だけ?

:うむ。朝風呂に入って朝食だ。

オムレツとサラダとバゲット。自家製らしいマーマレードがうまかったな。

:他に奈良ならでは五條の名物とかはなかったの?

:それに関してはお土産に「桜鮎」という五條名物のお菓子がある。買ったその日に、世話になっている整骨院に持って行ったから画像はありません。

:のみずさん、いつもどっか体痛めてるもんね。温泉に長いこと行けなくて余計に疲れたまってるじゃない?

:だから7月の連休に飛騨高山に温泉旅行の予定を入れてある。今年の前半はほとんど温泉旅行に行けなかったから後半は月一ペースで温泉旅行だぞ。

:行ったことあるのに高山にしたんだ? 岐阜県だよね。

:距離と値段が手ごろだったんだ。それにしても楽しみだな。では、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

 

 

しばらく温泉旅行にいけないので・・・

:今回はプライベートのごたごたで今年の温泉旅行の予約を全てキャンセルしてしまい、 改めて予約を取り直したのでGWまで温泉旅行の間が空いてしまったので少し普段とは違う趣旨の記事を書こうと思います。

:具体的には転職活動を取りやめたんだよね。

:そう、今の会社がいやになって「もうやめちゃる!」って気になったんですが、今の仕事を続けていても温泉旅行には行けているし好きに酒も呑めているので留まることにしました。なにより仕事しながら転職活動すると有給を取る度に周りから睨まれるし、精神的にも年齢的にもガタが来てしまったのです。

:それを癒すための温泉だったのに本末転倒だね。

:全くです。というわけでこれからも温泉に癒されながら辛い仕事を続けていこうと決めた次第です。

:それで温泉旅行の間が空く理由は分かったけど、旅行にも行かずなにを書くつもりなのさ?

:ズバリ! 最近の若者の旅行離れを憂いて、「温泉旅行するとこんないいことがあるよ 」という記事です。

:ぶっちゃけ若者にはお金がないからでしょ。

:そ・こ・で、金をかけてでも旅行したくなる意義を書きたいのだ。

:酒離れ、車離れも進んでいる中、それは難しいんじゃない?

:いや、酒だけが旅行の楽しみじゃないし、私のように車を使うだけが旅行でもない。 まずは目的を持って欲しいのだ。旅行の目的は何でもいいのです。私のように温泉むすめで紹介されている温泉に行ってみたい、くらいのノリでいいのです。アニメの聖地巡礼でもよければインスタ映えする場所に行きたい、そんなのでいいのです。

:例えば、今私がプレイしている「ヘブンバーンズレッド」というスマホゲームがあります。このゲームの舞台は日本ですがエイリアンに侵略されており、人類の可住領域 はどんどん狭められています。それを戦って取り返していくのがこのゲームの目的です。取り返した地域に実際に旅行に行ったことがあると感動もひとしおです。

:また、かの「ドラゴンクエスト」シリーズにはⅡを除いて必ず温泉が出てきます。 きっと開発スタッフの中に温泉好きがいるか、ゼネラルディレクターの堀井雄二氏が温泉好きなのでしょう。マイラやアネイル、山奥の村、新しくは和風のホムラの里など入浴できる、できないの差こそあれ冒険に温泉は付き物です。

:それ、単にのみずさんが好きなものを並び立ててるだけじゃない。

:さらに、温泉を直接撮影はできなくても最近は足湯なるものも道の駅とかにたくさんあります。女性の方でも化粧を落とす必要がなく、長時間車を運転したり、歩いたりして疲れた足をチャポンと温泉に浸けてゆったり。湯河原駅には手湯なんていう足湯の手バージョンがあったりします。

どこそこの足湯に浸かって来た、と自分の足が写った画像をSNSにアップしたりLineで 友人に送るのもいいでしょう。話題性には事欠きません温泉は。

:若者のスマホ離れだけはきかないもんね。

:あと、お酒が呑めない人には縁のない話ですが、温泉上がりのビールは最高にうまいです。私自身若い頃はビールが苦手だった人間なので「苦いだけで美味しくない」という気持ち、よく分かります。

:それが今や湯上りのビールが楽しみで旅行してるとこあるよね、のみずさん。

:「温泉旅館のあのスペース」の窓から自然以外は何も見えないところで冷えたビールを何も考えずに風呂上りに呑んでいるときなど人生で最高の時間です。

:そう! なにもしなくていい、を楽しむのも旅行なのです。別にビールでなくてもいいのです。風呂上りに好きな飲み物を何も考えずに飲んで窓から森や川を見ながら頭をからーっぽにすればいいのです。自販機がない旅館の可能性もあるので魔法瓶に 入れて持って行くのもいいでしょう。

:魔法瓶なんていつの時代の言葉だよ? のみずさんってホントにおっさ・・・

:食事を楽しむのもいいでしょう。食事つきの旅館にしたならそれを味わえばいいですし 近くに飲食店があるような場所ならちょっと出歩くのもいいでしょう。駅前のビジネスホテルをとったのなら近くにコンビニがあるはずなので普段は食べないような高い弁当を買ってホテルで食べてもいいです。また駅弁は冷めてもうまいです。

:色々語ってきたけど、要するにのみずさんはより多くの人に温泉好きになってほしいんだよね。

:極論してしまえばそうだな。温泉むすめもかのバッシング以降なりをひそめているし。

:それで今年の温泉旅行の予約は改めて入れたの?

:温泉むすめになっているところで言えば三朝、土肥、高山、和倉、平戸、と行ったことあるとこも含めて予約を入れなおしました。

:会社辞めなくてよかったね、のみずさん。

:辞めたいという気持ちはいつまでも残るだろう。あとはいつまで置いてもらえるかだけだ。定年までいられたらいいんだが。

:疲れたらまた温泉に行けばいいんだよ。ボクはそれでいいと思うな。

:とりとめもない記事でしたが、今回はこの辺で。失礼いたします。読んでくださった方がいたらありがとうございました。

 

 

 

京都府 湯の花温泉 旅行記

:今回は京都府の亀岡市にある湯の花温泉に旅行してきた旅行記です。

:コロナ禍も収まってきたし、京都なんて中国人だらけだったんじゃないの?

:それが亀岡には神社仏閣の類はほとんどなくてな。日本のそういうのを見に来る外国人はほとんどいなかったぞ。主要な観光地は行ってきた湯の花温泉くらいだ。亀岡インター下りたらすぐでアクセスがよかったのもよかった。

:外国人旅行者には煩わされなかったんだ? それはよかったね。

:まず泊まった旅館を紹介しましょう。

「里山の休日 京都 烟河(けぶりかわ)

www.kyoto-keburikawa.jp

:和歌山から車で2時間半くらい、大阪からなら1時間くらいでしょう。紹介にもある通り、自然に囲まれたいいロケーションにあります。

:それはいいね。よく予約が取れたね。

:1年前に予約したからな。ちなみに今年のGWはもう全く予約が取れなかったぞ。

:で、この旅館のよかったところは?

:まずはなにより、着いた日は温泉を露天風呂含めて独占できたことだな。特に露天風呂は雪がぱらついていてそれでも温泉はいい温度まで加熱していて浸かり心地が最高だった。

:ちなみに単純放射線泉。湧き出し温度は29.9℃、提供温度は41℃だそうです。pHは7.99で弱アルカリ性だから美人の湯でもあります。最近仕事で手に生傷が絶えなかったんですが上がったころにはみんな塞がっていました。

:結構高めの温度で湧いてる温泉なんだね。このところ低温の鉱泉を加温しての温泉ばかりだったから安心したよ。

:ちなみに部屋はこんな感じ。

:洋室だけど「温泉旅館のあのスペース」もあったんだね。

:旅館の内装もきれいでした。

:旅館の人もみんな親切だったよね。

:ああ、フロントで生ビールの提供と15時~16時限定で窯焼きピザのサービスをしていてな。美味しくいただいてきました。

:ピザにははちみつかタバスコを選んでかけられましたが、辛党なのでタバスコにしました。風呂上がりのビールも最高でした。

:理想的な3:7の泡のバランス! 素晴らしいね!

:では夕食の紹介に行きましょう。まずこの宿、酒は呑み放題でした。

まずは日本酒。京都の地酒、美山てんごり。色々ありましたが、一番呑みやすそうなのにしました。

前菜。

牛のシチュー、チーズ入り。チーズ好きなので旨かったです。

日本酒と見分けがつきにくいですが、レモンリキュール。

カルパッチョ。酒との相性抜群でした。

そしてメインディッシュのサーロインステーキ。

せっかく牛肉が出たので赤ワインに切り替えました。呑み放題最高でした。

ちと呑み過ぎになってきたころに食事登場。

そしてデザートで夕食は締めです。

いちごのムースでした。このころにはまっすぐ歩けなくなっていたのでホテルの従業員さんに付き添ってもらって部屋に帰りました。

:そして何もせずくてんと眠りに落ちて前日はおしまいです。

:うまい食事にうまい酒、最高の夜だったね。あとは朝風呂?

:それが朝風呂には6時くらいに入りに行ったんですが前日とうって変わってめちゃくちゃ混んでました。ホテルの宿泊客が一斉に入りに来た感じでした。

:朝食はバイキングでしたが、食欲がなかったのとものすごく混んでいたので軽めにしました。

いやー、朝カレー好きなんですよ。二日酔いの時は味噌汁が美味しいですよね。

バイキングにもかかわらずこれだけしか食べなかったので従業員さんに「もういいんですか?」と呆れられましたが。

:たしかにバイキングなのにこれだけなのはもったいないよね。

:本人が満足してるんだからよかろう。あんまり人が多いところにいると気疲れするんだ。

:本人が満足してるならそれでいいよ。で、次の旅行は?

:それがことごとくキャンセルしてしまって改めて予約を取ろうとしてもどこもいっぱいでな。唯一空きがあった岡山のペンションにした。日帰りで温泉には入ってくるが温泉旅館ではない。

:ちょっと人生慌てすぎちゃって失敗したのみずさんでした。それでは、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

奈良県 湯盛温泉 旅行記

:今回は奈良県の湯盛温泉に旅行してきた旅行記です。

:湯盛温泉ってどこにあるの?

:奈良の真ん中あたり、北から見て吉野の手前くらいにある。正直自然以外に売りはない場所だぞ。

:一応温泉地なんでしょ? そんな身もふたもない・・・。

:まず泊まった旅館を紹介しましょう。ここです。「ホテル杉の湯」。

www.suginoyu.com

部屋の様子はこんな感じ。

窓からは吉野川が見えました。

:和風な宿名に反して洋室なんだね・・・。

:源泉温度は20.4℃の冷鉱泉です。正直井戸水を沸かしてお風呂にしている感じです。

 湯船は見事な槇作りで、露天風呂も充実していました。ただ、できれば久しぶりに源泉かけ流しのお湯にも浸かりたかったところですね。

:そういえば長いこと加温式の温泉ばかりだったね。

:冬場でも湯上りのビールは最高でした。さて夕食の話題に行きましょう。

:のみずさん、なんか急いでない?

:リアルの都合でこの記事のあとはしばらく間が空く予定だからな。もしかしたら2月の京都の湯の花温泉の記事を最後にしてブログを終わらせるかもしれません。

:寂しいよ・・・。

:まあ気を取り直して夕食の話題に行きましょう。結構、マジで正月の気分をこの夕食で取り戻せた気分です。

栗がポイント高かったです。

煮豆も正月観出てましたね。

:夕食は和風だったんだね、パターン的にそろそろ魚かな?

:その通り。

奈良の地酒「八咫烏」と一緒に刺身を頂きました。

そしてお腹を温める煮物。

これも日本酒に合ったさわらの焼き物。

:そしてメインディッシュの豚しゃぶ。

さすがに八咫烏は空いたので、これも奈良の地ビール「良狼」を頼みました。

:なんでも昔ドイツから来た人が吉野を気に入って吉野杉でペールエールをつくったのが始まりだそうです。

 エールはラガービールと違い、冷やしすぎず常温に近い温度で味わうのが通です。

:のみずさんが夕食でビールを頼むのは珍しいね。

:腹が膨れるからな。では食事です。

会席料理の締めにふさわしい、普通の白米でした。デザートはいちごとみかん。

:後はゆっくり寝て朝風呂に入ってさっと帰りました。夜8時から星を見るキャンペーンがあったんですが曇ってたので中止になりました。

:今回の記事は短いね。よっぽど人生の転機が気がかりと見える。

:では次は京都の湯の花温泉です。今回よりは豪勢な記事が書けると思います。

:京都? 中国人が大挙してるんじゃないの? コロナも収まってきたしさ。

:春節という中国で言う正月が終わってすぐだから多分大丈夫だろう。大丈夫だと思います。結果は次の記事で。

:では最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!