:さて、今回はお盆休みの後半、山中温泉の翌日に行った越後湯沢温泉の感想記事です。
:たまご、私の台詞を取るんじゃない。
:どっちが言っても記事の内容は変わらないんだからいいじゃない。で、どうだったの? 石川県と新潟県ってあまり離れてない気がするけど。
:いや、それが実際に車で行ってみたら結構遠かった。加賀が海沿いで越後湯沢が内陸だからだろうな。実際5~6時間くらいかかったんじゃなかろうか。今年はまた特別暑いから運転していてもきつかったしな。
:肝心の越後湯沢温泉の感想は?
:まずは泊まった温泉宿を紹介させて頂きましょう、ここです。松泉閣花月。
新潟だけあってスキー目当ての客向けの宿が軒を連ねる中にある和風の旅館です。
:部屋の様子はこんな感じです。普段は夕食の間にお布団を敷きに来てくれるようなんですが、コロナ対策でチェックイン時にはすでに敷いてありました。
窓の外からの景色はこんな感じ。
:おお、和風だ。こんな部屋で部屋に露天風呂があって、夕食が部屋食だったら最高だね!
:まさしくその通りなんだが、部屋には風呂はなく、夕食も会場食だった。まあ金に糸目をつけなければ露天風呂付の部屋もある宿だったようだがな。
:温泉の感想はどうだった?
:正直、「越後湯沢温泉」と言われてもどんな温泉か印象が湧かなかったのだが、入ってみると、無色透明で湯温は高く、入り心地は最高だったぞ。ほとんどの客が貸し切りの家族風呂に入っていたから大浴場も空いていたしな。
:のみずさんは貸切風呂にはしなかったの?
:貸切風呂はその日の朝に山中温泉で味わったからな。貸切風呂か、夕食時の地酒かどちらかのコースが選べたんだが、地酒にした。
正直、早く温泉に浸かってビールを味わいたかった。貸切風呂が空いてる時間に合わせて部屋で時間を潰すのも面倒だったしな。
:なるほど…のみずさんらしい選び方だね。それで食事はどうだった?
:どうというか、普通の会席料理だったな。
さすがに貸切風呂とトレードオフなだけあってこの宿で出た日本酒はよく冷えていておいしかった。
魚料理メインの和食との相性もバッチリだったぞ。
そしてこれが和牛の陶板焼き。
:そういえば、言い忘れていたが、越後湯沢は南魚沼にある。魚沼と言えば日本一の米どころ、コシヒカリの名産地だ。やはり米は美味かった。
:これだけ美味しいものと食べれば、どこの米でも美味しく感じるんじゃないの? 産地関係なく。
:身も蓋もないことを言うな。やはり食事というのは気持ちの問題も大きく味が左右されるから、私はとても美味しく感じた、それで充分だ。
そういえば、夕食でやや呑み足りなさを感じたので、旅館にあったバーでもう少し飲もうとしたのだが。
:したのだが?
:あまりにがらがらで、しかも、「持って行って部屋で呑んでください」と酒とおちょこを渡された。
この金のおちょこでちびちび呑む酒もなかなか乙なものだったぞ。
:春は夜桜、夏は星、秋は満月、冬は雪。ただそれだけで酒は美味い。ってね。一人ゆっくりただ飲む酒もいいものだね。
:急に渋いことを言うな。では、朝ごはんを紹介して記事を締めようじゃないか。
:朝風呂には入らなかったの?
:新潟から自宅までかなりの距離だからな。早めに宿を出たかった。よって朝ごはんだけ食べてすぐ帰ったぞ。
:おお、朝ごはんも和風でうまそう!
:満腹になり過ぎない程度に食べて、家路についたぞ。そういえば、この宿は会場食とは言え、完全に客席同士を壁で区切ってくれていたから食事していて居心地が良かったな。いい配慮でした。
:総じていい旅行になったようで何よりだよ。では、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったらありがとうございました!
:ありがとうございました!