温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

奈良県 十津川温泉 旅行記

f:id:etavonni:20190609131236j:plain:今回は2/11~12に行ってきた奈良の十津川温泉郷の旅行記です。

f:id:etavonni:20190609130700j:plain:結構有名な温泉だね。のみずさん、奈良には子供の頃住んでたのに行ったことなかったの?

f:id:etavonni:20190609131236j:plain:家族で温泉旅行などほとんどしたことがない。私が温泉旅行するようになったのは成人して自分で車やバイクを運転できるようになってからです。

f:id:etavonni:20190609131636j:plain:じゃあ十津川温泉がどんなところだったか紹介してよ。

f:id:etavonni:20190609123756j:plain:十津川温泉はまずアクセスが悪くてな。同じ奈良でもまずはそこそこ都会の五條まで高速で行ってインターを下りて2~3時間は山道を南へ下らなけばなりません。

その代わり途中で十津川への交通標識はいっぱい出ています。なんでも「遠い分だけ暖かい」場所が十津川だそうです。

f:id:etavonni:20190609125255j:plain:それだけ苦労して行った甲斐はあった?

f:id:etavonni:20190609130415j:plain:おお、あったぞ。では泊まった旅館を紹介しましょう。

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旅館 ゑびす荘。

ebisusou.jp

周りに木が生い茂り、入り口が分かりづらくなっていたので、造園業者が来ていました。はっきり言って探すのに苦労しました。

f:id:etavonni:20190609130700j:plain:随分と歴史がありそうな旅館だね。

f:id:etavonni:20190609125527j:plain:部屋は純和風な木造のいかにも温泉旅館といういでたちだったぞ。

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一人で丁度良い広さでした。

f:id:etavonni:20190609125036j:plain:さてお風呂の紹介に行きましょう。この旅館の温泉は貸切専門で、自分が入っているときは他の客は一切入れないようになっていました。

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というわけで盗撮を疑われることもないので露天風呂の風景を映してきました。

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f:id:etavonni:20190609124926j:plain:入り心地はどうだった?

f:id:etavonni:20190609123149j:plain:一言で言えば、熱い! とても入り心地のいい温泉だったぞ。硫黄泉でもあったらしく、硫黄の匂いがした。洞川といい十津川といい、奈良はさすがに穴場が多いな。

f:id:etavonni:20210404153425p:plain:ちなみにナトリウム炭酸水素塩泉なので美人の湯でもあります。湧出泉温は48.7℃。かなり熱いので入れないときは「シャワーから加水してください」と言われました。高血圧症にも効くとのことだったので、私にはぴったりの温泉でした。

f:id:etavonni:20190609123613j:plain:さぞ湯上りのビールが美味しかったでしょ?

f:id:etavonni:20190609125036j:plain:もちろん加水などしないでそのままかけ流しの湯を頂いたぞ。旅館に自販機がなかったので上がった後、フロントに電話して瓶のヱビスビールを持って来てもらったぞ。

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なお、一回だけじゃ入り足りなかったので、露天風呂に一回、内湯に一回、入って二回とも湯上りのビールを頼みました。冬にここまで美味しくビールが呑めたのは久方ぶりかもしれません。

f:id:etavonni:20190609130700j:plain:水分補給を我慢して、道の駅でも何も飲まないで車飛ばしてたもんね。さて、そろそろ夕食の話をしてよ。

f:id:etavonni:20190609125527j:plain:そうだな。ちなみにゑびす荘は野菜が美味しいという触れ込みの宿です。豆知識として十津川村は日本で一番広い村です。北海道を含めても日本で一番面積があります。色々な山菜や野菜が取れます。このゑびす荘も地産地消を謳っています。

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食事には食事のためだけに一部屋用意してくれました。石油ストーブがありがたかったですね。

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メインは山菜鍋でした。

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お酒は山桃の梅酒をまず頼みました。

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鍋の具の野菜とキノコ。

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後は色んな色の大根でいろんな料理を出してくれました。ちなみに全部十津川村産だそう。

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そして鍋の締めに鴨肉を持って来てくれました。この鴨肉だけは十津川村産ではないようです。失礼なのでどこ産かは訊きませんでしたけどね。

f:id:etavonni:20190609130700j:plain:温泉地ならではってものはなかったの?

f:id:etavonni:20190609125527j:plain:それは、このご飯が温泉水で炊いたものだそうだ。かすかに硫黄の匂いがしたな。

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f:id:etavonni:20190609125036j:plain:これらの料理を最後に梅ブランデーとともに味わいました。

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f:id:etavonni:20190609130700j:plain:のみずさんにしてはあまり旅行先で呑まなかったんだね。

f:id:etavonni:20190609125527j:plain:そりゃ食事前に瓶ビール二本空けてたから・・・。とにかく、肉や魚をメインに据える旅館が多い中、野菜メインでここまで満足の行く食事を作れる宿とという印象でした。

f:id:etavonni:20190609124926j:plain:美味しいもの食べてよく眠れた?

f:id:etavonni:20190609125527j:plain:ああ、よく眠れて疲れも取れたぞ。ただし朝風呂は勘弁しておいた。冬の吉野は寒すぎて湯冷めが怖かったんだ。それにあまりの寝心地の良さに朝食ギリギリまで寝てしまったしな。

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朝食はこんな感じ。夕食と同じ部屋で広々のびのびと食べられた。魚も出てきたが、やはり野菜メインだったな。

f:id:etavonni:20190609125036j:plain:あとは奈良名物、ここの旅館オリジナルの温泉で炊いた茶粥が出てきました。

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冬の山の朝は冷えるのでキノコたっぷりの味噌汁も美味しかったです。

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デザートは十津川産の蜂蜜を使ったヨーグルトでした。

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総じて、温泉にも食事にも満足の行く宿でした。

ちなみにこの宿をSNSで紹介すると梅酒がもらえるそうですが、ブログのことは黙っておきました。

f:id:etavonni:20190609125036j:plain:あとはこの宿のご主人は私と同じ温泉ソムリエだそうです。「宿の経営があるので自分ではあまり温泉を巡れていない」そうですが。

f:id:etavonni:20190609123110j:plain:かくいう温泉ソムリエののみずさんはもう次に行く温泉は決めてあるの?

f:id:etavonni:20190609125527j:plain:決まっているぞ。3月の連休に滋賀の雄琴温泉だ。ちょっといかがわしいお店が多いことで有名な温泉街だな。

f:id:etavonni:20190609124926j:plain:それは楽しみだね!

f:id:etavonni:20190609123149j:plain:私の目的は温泉だけだ! 誤解するな。

f:id:etavonni:20190609130225j:plain:花より温泉か・・・。それでは、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・。

f:id:etavonni:20190609125036j:plain:ありがとうございました!