：今回は富山は黒部にある宇奈月温泉への温泉旅行の記事です。前の記事で書いた宿泊の翌日になっているので前の記事を読んでからの方が分かりやすいかもしれません。
：本当に連続で温泉なんだね。宇奈月温泉っていうのは富山の黒部にあるのに黒部温泉って言わないの？
：うむ、私も不思議なのだが黒部温泉とは呼ばない。黒部ダムが非常に有名なのでただ知名度を上げたいだけなら宇奈月温泉よりも通りがよくなりそうなものなのだが。しかしあわら温泉で泊まった夜に立ち寄ったバーで「次の日は富山の温泉に行く」と言ったら「宇奈月温泉ですか？」と言われたな。温泉に詳しいか近場に住んでいる人になら「富山の温泉＝宇奈月温泉」で通じるのだろう。
：それにしたってあわらに続いてマイナーな温泉だよね。のみずさんも実際に行くまではそんな名前の温泉があるなんて知らなかったんじゃない？
：いや、名前だけは知っていたぞ。ただ、富山にあるというイメージはなかった。富山に旅行したこともあるが、あれば黒部ダムを見に行ったのがメインだったしな。
：なにか富山ならではってものは食べた？ 黒部ダムならダムカレーが有名だよね。
：ダムカレーはその前の旅行の時に食べたので、今回は富山のブラックラーメンを食べてきたぞ。
：スープが本当に黒いんだね・・・。これは醤油か胡椒で黒い色付けをしてあるの？
：醤油を濃くして黒くしているらしいな。味付けも醤油ラーメンっぽかった。
：そういえば福井から富山までは高速を使わずのんびり下道で行ったので途中の道の駅で足湯に浸かってきたぞ。
：「バラの足湯」なんて名前の通り本当にバラが浮かんでるんだね。
：中国人観光客のバスが泊っているタイミングで非常に混雑していたので、誰の足も映らないタイミングで撮影するのに苦労した。中国人は平気で足湯で足をバシャバシャやる迷惑行為をするからな。割と長湯していい頃合いを図って写したんだ。
：それはまた・・・。せっかくマイナー温泉に行ったのに近年の日本の観光地の日常風景に出会ってしまったんだね。それにしても足湯って最近になって急に人気が出た感じだけど、のみずさんとしてはどうなの？
：私個人としては特に足湯が好きなわけではない。やはり温泉は肩まで浸かってナンボだと考えている。足湯の人気が出たのは女性が化粧を落とさず気楽に温泉を楽しめるのが原因ではないかと推測している。もっとも、単純に入ると気持ちがいいからというのもあるだろうが。
：さて、そろそろ本番の宇奈月温泉の感想に行ってよ。
：あまりせかしてコロコロと話題を変えるんじゃない。温泉はのんびりゆったり楽しむものだ。まあ、たしかにそろそろ宇奈月温泉の感想に行った方がいいのは確かだ。まずは泊まった旅館の紹介からしよう。
宇奈月国際ホテル。国際だからと言って別に外国人旅行客が多かったわけでもなくほとんどが日本人だった印象だな。
unazukikokusai.alpen-route.co.jp
峡谷の温泉リゾートとHPでも謳っている通り、本当に山の中にある。ホテルの周囲の景色はこんな感じだ。
：さすが黒部。秘境の中にある感じの温泉だね。でもなんで国際ホテルなんて名前なんだろう？
：それは知らん。ちなみに洋風なホテル名とは裏腹に、部屋はガチの和風旅館だったぞ。
ちゃんと温泉旅館特有のあのスペースもあった。窓からの景色はホテルが密集している感じだったな。
見る方向によっては本当に山しか見えない。
：ではそろそろ温泉の感想に行こう。
露天風呂がなぜか「河童の湯」という名前だった。まあ、たしかに本当に河童が入っていてもおかしくないほどの秘湯だった。
：お湯はどんな感じだった？
：こちらもあわらと同じく無色透明で、極端なにおいもしなかったな。昼間に足湯に浸かった分、全身を湯に入れられた時にほっとした。入り心地は、ここも空いていたので抜群に良かった。特に河童の湯こと露天風呂を独占できたのは大きかったな。
：ではそろそろ画像を貼り付けられる食事の感想に行こうか。
宇奈月ビール。黒部川の名水を使ったらしい地ビールだ。
ここから夕食。まずは食前酒の梅酒。
イカの姿蒸しと鍋料理。
ナスのホイル焼きならぬ葉っぱ蒸し。
宇奈月温泉の夕食もあわらに続いて会席だったな。あまり会席料理を連続されると酒の飲み過ぎになって食傷気味になるのだが。強いていえば海より山の幸をふんだんに使った会席料理だった。
：ちなみにこの食事が平成で最後に食べたものになったぞ。さらば平成。記念に平成に最後に食べたものである、デザートのメロンでも載せておこうか。
：じゃあ平成最後の夜は宇奈月温泉で過ごしたんだね！ それでもこそのみずさんだ。
：その通り。あとは部屋で令和を迎える瞬間を祝っているのをテレビで観たりしながらほろ酔いで過ごしていたぞ。ちなみに令和最初の食事も宇奈月温泉でになった。
私が大好きな純和風な朝食だった。
：もう令和お祝いムードも終わってるけどね。世の空気の流れの移り変わりは早いもんだ。
：まったくだな。さて元号も変わって、大して新しい気持ちでもなく温泉旅行は続いていく。次は秋田だ。その前に宇奈月温泉のお土産を紹介しておこうか。定番の温泉まんじゅうと名前で選んだ反魂旦だ。
：急に東北に場所が飛んだね。最終的な目的地は秋田の乳頭温泉なんだっけ。
：そうだ、乳頭温泉そのものに宿を取れればよかったんだが、いかんせん遠すぎたのと予算がな・・・。というわけで次の宿泊地は秋田への足掛かりにした宿泊施設だ。
：そういえば前の記事で次は日曜って言ってたのに遅れたよね。
：しょうがなかろう！また休日出勤だったんだ。
：普段はこんなんなのみずさんはさておき、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったらありがとうございました。
：ありがとうございました！
