温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

兵庫県 湯村温泉 親孝行兼夢千代日記の舞台来訪記

:今回は以前行ってきた兵庫県の湯村温泉に父を連れて行った旅行記です。

:一人旅が好きなのみずさんらしくない珍しいことしたんだね。

:たまの親孝行だ。それに湯村温泉は前からまた行きたいと思っていたからな。

:その割には旅館は前と同じところにしたんだよね。せっかくなら変えればよかったのに。

:せっかく航行するんだから失敗したくないだろう。料理も接客態度も文句なしのいい宿を知っているだからそこに連れて行ってあげたかったんだ。という訳で行ってきた宿はまたここです。「湯村温泉 朝野家」。

www.asanoya.co.jp

今回は外観をカメラで撮れました。

:父を大阪で拾って途中渋滞したものの結構ちょうどいい時間に着けました。

相変わらずお抹茶と栗の菓子でもてなしてくれました。これは親父もうまいと言っていました。

:一度泊まったことがある旅館なら、勝手も解っていて連れていくにもちょうどいいってことだね。

:まあな。そして親父は喫煙者なのでまさか前と違う洋室にでも案内されたらどうしようかとびくびくしていたのですが。

前と同じ広い和室に通してもらえてほっとしました。

ちなみに親父も「温泉旅館のあのスペース」が気に入ったようでずっとここにいてビール呑んだりタバコ吸ったりして過ごしてました。

:さて、私は興味がなかったので前には行かなかった吉永小百合像を親父と一緒に見に行ったりしました。

想像していたのとは違い、等身大ではありませんでした。でも親父は慣れないデジカメで写真を撮ったり喜んでいたのでよかったです。

あと、湯村温泉は源泉温度98.4度という非常に高い「荒湯」と呼ばれているので、湧き出した湯で温泉卵を作っている客が大勢いました。


:温泉卵にするための卵も近くの売店で売ってたよね。ボク複雑な感じ・・・。

:それからたくさんの人が足湯に浸かっていたのでせっかくなので二人で堪能してきたりしました。

さすが源泉かけ流しの足湯だけあってめちゃくちゃ熱かったですが、気持ちよかったです。

:そりゃ湧き出し温度が98度もあればねえ。

:さて湯村観光も楽しんだところで温泉に入ったわけですが、親父はよっぽど風呂上がりのビールを楽しみにしていたのか、私より先に上がって売店で買って冷やしておいたビールをさっさと味わっていました。

:血は争えないね。のみずさん。

:うるさいな。ちなみに前に来た時は地ビールしか売店に置いてなかったのですが、今回は缶ビールもよく冷えた状態で売店で売ってました。さすがにビールの自販機がないのはどうかと旅館なりに配慮したんでしょう。

:久しぶりに親子で呑む酒は美味しかった?

:まあな。それはどちらかというと夕食の席で味わった。では夕食の話題に行きましょう。

まず、前に夏に行ったときは食前酒がシソ酒だったのが5月だからか菖蒲酒になっていました。

そして親父もお気に入りだったおつくり。

真鯛、鰤、鮪、でした。これには親父も日本酒が呑みたくなったらしく二人して呑み比べを頼みました。

そちらは、

www.onsen-engei.com

こちらに湯村温泉のことと合わせて詳しく書いてあるので是非お読みください。

:あとは前回映してなかった前菜。

こどもの日が近かったからか兜の形をした蓋が乗っていたし、卵を兜型に折ったりしていました。さらにちまきがついていていかにも端午の節句という感じでした。

:おんなじ温泉旅館でも訪れる季節によっていろいろ特徴を出してくれるものだね。

:そうだな。そしてこれを食べに親父を連れてきたと言っても過言ではないというほどの但馬牛のすきやき。

:これにはお父さんも大満足だったでしょ?

:それが、食事中に女将さんが「再訪してくれてありがとうございます」とわざわざあいさつに来てくれてな、親父が「夢千代日記の舞台に来れて嬉しいです」みたいなことを言ったら、女将さんのお父さんと吉永小百合さんが懇意にしていたことや、ドラマ「夢千代日記」の撮影時に吉永さん本人がこの朝野家に泊まっていたことなどを知って感激していたぞ。それが一番うれしかったらしいな。

:今から40年以上昔のドラマだもんね。お父さんにはちょうど世代だったわけだ。

:湯村温泉の温泉むすめだってそこからとって千代ちゃんなわけだしな。

売店には温泉むすめのグッズが追加されていた。一時期騒ぎになったにも関わらず相変わらず温泉むすめを推していたな。

:お父さん、息子がいい年して二次元にはまってる姿を見て呆れてたんじゃない?

:いや、なんか納得した感じがしていた。それに温泉むすめにもなっている作並温泉に行きたがっていたからな。私も色んな温泉地を知っておいてよかったよ。

後は朝ごはんを軽く紹介して記事を締めだ。

朝からボリュームがあって昼食が要らないくらいだと言っていた。ちなみに私が朝寝ている間にあの吉永小百合像にもう一回行って明るいうちに写真を撮ってきたらしい。年寄りの朝は早いからな。

:今回はいい親孝行ができてよかったね、のみずさん。

:ああ、だが親に気を使いながら旅行するのは思ったよりも疲れるものだと思い知った。旅費もお土産代もすべて私が出したしな。やはり旅は一人に限る。

:次は7月に犬鳴山だったね。楽しみ?

:それはもう楽しみだ。大阪で唯一温泉むすめになっている温泉地だしな。次はゆっくりするぞ。

:では、長くなってきたのでこの辺で。最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・ありがとうございました!

 

静岡県 伊東温泉 旅行記

:今回は静岡県の伊豆半島にある伊東温泉に旅行してきた感想記事です。

:温泉むすめで存在を知ったんだよね? 伊豆は温泉が多すぎてどこがどこだかよくわからなくなってるけど。

:それが、静岡で行ったことある温泉って修繕寺と熱海と下田くらいなんだよな。距離的に一日で行くには遠いし、日帰りできるほど近くもない。まあ素晴らしい温泉が揃っていることは間違いないんですが。

:早速泊まった旅館を紹介してよ。贅沢していいところとったんでしょ?

:うむ、ここです。伊東温泉 川奈ホテル。

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5階建ての高級ホテルです。当日は天気が良かったのでこうして写真も撮れました。ゴルフ場併設で私みたいな変わり者の客以外はほとんどがゴルフ目当てです。

:ゴルフ場併設? じゃあみんな温泉に浸かりに来てるんじゃなくてゴルフしに来てるの?

:いや、ゴルフをした帰りに温泉に浸かっていい食事を頂いてあとはタクシーで駅まで帰る。そんな客が多い印象だったな。フロントでは。そんなホテルなので宿泊客の夕食は一番遅い時間にされたぞ。19:30からだった。ちなみに出している食事は伊豆名物の金目鯛の他にフランス料理などだ。

:ほんとに金持ちの贅沢のためにあるようなホテルだね。

:いるのは爺さんばかりだったぞ。日本の富が老人に集中している現状を見せつけられたような気分だった。

:でもそんな人たちが贅沢しに来るホテルならさぞかしいい温泉だったんでしょ? 早くそれを紹介してよ。

:うむ、そうだな。まずは伊東温泉の泉質はナトリウムー塩化物泉。pH は8.0。弱アルカリ性だから美人の湯でもあるな。湧き出し温度は62℃くらい。川奈ホテルではやや湯温を高くして提供しているようだった。44℃くらいだろうか。

:老人向けに熱い湯で提供してるのかな?

:実際大浴場に行っても露天風呂に行ってもいるのは爺さんばかりだったな。子供とか、若い旅行客とか、少なくとも私より若く見える人は風呂で一人も見かけなかった。

:あとは大浴場にサウナと水風呂が隣り合ってあったのがよかったな。いわゆる「ととのう」状態に体を持っていける。サウナも爺さんだらけだったので皆が夕食を食っている18:00位にやっと入れました。

:そんなに何回も入りに行ったの?

:夕食前に3回入りに行った。温泉→ビールを繰り返していたぞ。交通アクセスが悪い場所なせいか、金持ち向けなせいか、ビールもチューハイも高くてな。まあ熱い温泉の後のビールは最高でした。

:じゃあ待ちに待った夕食の紹介をしてよ。

:よしよし、多少自慢げになりそうな高級な夕食を紹介していくぞ。まずは前菜の寄せ豆腐、栄螺天城和え、八幡巻きです。

:皿しか残ってないじゃない。写真撮る前に食べちゃったの?

:本当に腹が減っていたんだ! 写真を撮るのも忘れてすぐにパクついてしまった。お造りが出てくる前に頼んだのが兵庫の地酒、白鷹。

:なんで静岡の地酒にしなかったのさ?

:静岡の地酒は瓶単位でしか頼めなくて1万円以上したんだ! ただでさえ割高なビールを呑みまくっていた後にそんなに出費できるわけなかろう!

:商売上手というかとことん金持ち団体向けのホテルだったんだね。

:そしてやっと来た日本酒に合うお造り。クロダイとカンパチ、あともう一つ、忘れましたが、とにかく鯛のお造り3種盛。

:そして冷えた腹にあったかった煮物。

蕪、茄子、鳥、玉ねぎ、青味、銀杏です。

:このころには日本酒を追加注文してしました。

石川の地酒、加賀鳶。和倉での呑み比べにはなかった銘柄なので、思い出しながら吞んでいました。

:メインディッシュの金目鯛はまだ出てこないの?

:うむ、鍋に火をつけてくれたのも魚が出てくるのもかなり後のほうでな。

まずタレが来て・・・

金目鯛ときしめんと野菜登場!

とうとう待ちに待った金目のしゃぶしゃぶとご対面だ。久しぶりに食べましたが最高にうまかったです。

きしめんも野菜も美味しかったです。

:突然だけど、のみずさんが金目鯛食べるのっていつ以来?

:下田温泉以来だから5年ぶりくらいかな。あっちは刺身だったが。本当に突然どうした?

:いや、関西じゃめったに食べられないものだから珍しくてさ。

:そうだな。秘湯目当てに山奥に行くことも多いし、その場合はたいていメインディッシュは牛だからな。

:さて、ご飯と香の物と赤出汁は空腹のあまりすぐ食べつくしてしまったので残りはデザートです。

苺はともかく、メロンも久しぶりに食べました。

あとは食後の紅茶をもらってそのまま部屋に戻ろうとしたんですが。

:なにかあったの?

:コロナが落ち着いたからか、ラウンジが開店していてな。呑み足りなかったから呑みに行ったわけです。

シックな雰囲気の落ち着いて吞めるラウンジでした。空いていたのでカウンターではなく奥のテーブルに案内してもらえました。

コーララムとミックスナッツ。

バーボン。チェイサー付きででてきた。チェイサーが出てくるような店で呑んだのは久しぶりなのでちょっと感動しました。

:ようこそバーボンハウスへ。

:それ読者のどれくらいの人が知っていると思うんだ? あまりに古いネタはやめておけ。

モスコミュール。あとはおつまみのミックスナッツがなくなったので柿の種。

:ほかの客がいなかったからマスターも結構喋ってくれたね。

:ああ。自分はゴルフ目当ての客じゃなく温泉マニアであちこち回っていることやGWのことなど色々話せたな。

:二日酔いにはならなかった?

:全然平気だったぞ。ただ朝風呂に行くのが少し遅れた程度だ。なにせこの日の朝の温泉は5:37からだったからな。

:なんでそんな中途半端な時間なのさ?

:それはその日の日の出が5:47だったからだ。日の出を露天風呂から見られるように朝風呂の時間を毎日変えているらしい。まったく配慮の行き届いたホテルだった。

:それで、朝風呂には朝食の前に行ったの?

:いや、朝食が6:30から食えたので朝食を頂いてから朝風呂に行った。

朝食は和食か洋食が選べたので和食にしました。

:おおっ、理想的な温泉旅館の朝食! 焼き魚がいい味出してるね!

:ああ、朝食の後の温泉も最高だったし、この日の朝は言うことなかったぞ。

:次の温泉旅行の予定は立ってるの?

:それがGWに親父を湯村温泉に連れて行ってあげることになっているから、記事にするかは微妙だな。泊る旅館も前と同じところですし、改めて紹介するのもなんだし。

:あー、あの接客態度がよかったって言ってた旅館ね。「朝野家」だっけ。

:だからこそ再訪するんだがな。その次の予定は7月に犬鳴山温泉となっています。

:次回湯村の記事があるかは分からないけど、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

和歌山県 湯の峰温泉 旅行記

:今回は和歌山県の紀南にある湯の峰温泉に旅行してきた旅行記です。

:のみずさん、和歌山に住んでるくせに和歌山の温泉に行ってきたの?

:和歌山といっても広い。住んでいる人口が集中している和歌山市から山のほうに行くまでにはかなりの時間車を飛ばすことになる。なにせ高速が南の途中で途切れているからな。

:もっと昔は高速も電車もなくて「陸の孤島」って呼ばれてたんだよね。少しはましになったわけだ。

:それに和歌山の温泉でも湯の峰、川湯、わたらせ、と温泉むすめになっていないようなマイナーなところには元気な今のうちに行っておきたかったからな。2/24を有給にして4連休にしてその真ん中に行ってきたのだ。

:同僚が働いている間、のんびり温泉に浸かってたわけだ。いいご身分だったね。

:たまにはこういう日々もなければな。では泊った温泉旅館の紹介をしたいと思います。

ここです。「湯の峰温泉 湯の峰荘」。

iwww.yunominesou.com

行った日は残念ながら雨だったので旅館を正面から映した写真はありませんが、昭和の香りを残す情緒あふれるいい旅館でした。

:昭和の香りって、もう令和なんだから読者にはイメージが伝わらないんじゃ・・・。

:それはこれから画像で説明していこう。まずは部屋はこんな感じ。

ちゃんと「温泉旅館の”あのスペース”」もあった。

昭和の旅館のようだと思った一番の理由は、

ビールなどの酒の自販機が旅館になくて部屋の冷蔵庫の中に冷やして備え付けられていてチェックアウトのときに清算するやり方だった。まあ私は風呂上がりに冷えたビールが呑めればなんでもいいんだがな。ちなみに画像はすでに瓶のエビスビールを抜き取って吞んだ後です。

:缶のエビスビールが入ってるじゃない。

:それはもし旅館にビールが売っていなかった時のため道中のローソンで買って私が入れた物だ。チェックインは15:00からだったが14:00くらいに着いてしまってな、それでもチェックインしてしてくれたから風呂上りは2回もエビスビールを呑んだわけだ。

:じゃあビールの話はもういいからいい加減湯の峰温泉について説明してよ。

:待て、まずはこの旅館の廊下の様子だ。

:古めかしい感じだね。完全和風旅館だったんだ。これは温泉にも期待できるね♪

:うむ。まずは湯の峰温泉はこの上ない硫黄泉だ。浴場に入ったとたん硫黄の強い匂いがします。また熊野本宮に近いため湯の峰温泉郷自体が熊野本宮温泉郷という呼ばれ方もします。泉色は無色透明でpHも7.0と中性の温泉ですが、炭酸水素塩泉なので美人の湯でもあります。発見は1800年前と日本最古の温泉の一つです。湧き出し温度は90℃を超え、本物の温泉を味わいたい秘湯マニアにおすすめな温泉です。

:入り心地はよかった?

:それはもう言葉では言い表せないほど気持ちよかったぞ。日帰り温泉も15時までの間はやっているので温泉だけに浸かりたいという人にもお勧めできます。ちょっとアクセスが悪いですが・・・。私も着いてすぐ一回、瓶ビールを呑んでもう一回、朝早く目が覚めたのでもう一回と、3回も入ってしまいました。純粋に温泉としてのおすすめ度としては日本でも随一に入るのではないでしょうか。

:のみずさんがソムリエモードでそこまで言うとはよっぽど気持ちよかったんだね。じゃあ夕食の感想を聞かせてよ。

:よしよし。この宿は夕食も部屋食で味も最高だったぞ。まずは食前酒の梅酒の温泉割り。

前菜の秋刀魚の龍田揚げ、苺のムース、ワインらっきょ、カモの生ハム。

先付の手作り豆腐。

ここまでは風呂上がりに呑んでいた日本酒「八咫烏」で頂いた。

:メインディッシュが出てくる前から気合の入った料理だね。どれが一番おいしかった?

:実は手作り豆腐なんだ。ただの豆腐と侮ることなかれ。こしも風味も最高だった。

そして勝浦で水揚げされたという本日のお造り。

:おお、これはすごい。さすが和歌山。海鮮ではほかの県にも負けてないね。

:ところがこの宿が一番自慢したい料理は海鮮じゃないんだ。

:どういうこと?

:あまりおおっぴらには宣伝していない和歌山の隠れブランド牛、熊野牛のしゃぶしゃぶとミニステーキだ。

:おおっ、大体ブランド牛のメインディッシュといえば一種類の料理しか出てこないのに、二種類も出してくれたんだね!

:さらに子持ち鮎の塩焼き、わかめそうめん、ブイヤベースパイ、と料理は続き・・・、

極めつけに馬刺しまで出てきた。

:よくこれだけ食べられたね・・・。昼食抜いていったの?

:いいや、少し早めに吉野家で食べた。それでもこの旅館の夕食はコメ一粒も全部残さず美味しく食べられたぞ。

食事はごはんと青さ汁。このころにはもう酒も少し落ち着けて酎ハイにしていた。

そしてデザートは杏仁豆腐。これがまた満腹の腹に美味しかった。

:いいなあ、ボクも食べたい。

:君も一緒に味わっているようなものだろうが。一人二役なんだからこのブログ。

:こんだけ飲み食いしたらさぞよく寝れたでしょ?

:ああ、温泉のおかげで疲れもすっかり取れて6時30分にセットしておいた目覚ましより早く目を覚ましたぞ。あんなに気持ちよく寝れたのは温泉旅行でも久しぶりだったな。そして朝風呂を頂いていろはすで喉を潤した後マッサージチェアで朝食までのんびりした。

今時温泉旅館に卓球場があったぞ。どこまでも古風な旅館だった。

:のみずさん的には新しくなるより、こんな旅館に残っていってほしいんでしょ?

:そうだな。今回の旅行は本当に古き良き温泉旅館に巡り合えた。また行きたいな。それではそろそろ朝食の話題に行きましょう。

まずはオレンジジュース。

そしておんせんたまご、君だ。

:最近食べられることなかったのに・・・、ボクまた食べられたの・・・。

:そして温泉を使った温泉がゆに、漬物。

焼き魚に湯豆腐。理想的な温泉旅館の朝ごはんだった。どうやら料理にも温泉の湯を使っているのがこの旅館の料理の売りらしい。美味しいはずだ。

:総評としては、今回の温泉旅行は・・・?

:最高だった! 一か月に一回こんな思いができるならそれだけで生きていけると思えるほど最高の旅館だった!

:じゃあまた来ようね。いい思い出を残しておくためにこのブログも書いてるわけだしさ。次の予定は決まってるの?

:うむ、3月に伊豆の伊東温泉だ。君には「ゆるキャン△」の伊豆キャンのときになでしこちゃんたちが入りに行ってた温泉といえばわかりやすいだろうな。

:やったー! ゆるキャン△の聖地巡礼だ! 温泉むすめにもなってるよね。

:今回は長くなってしまったのでそろそろ締めようか。最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 



石川県 和倉温泉 旅行記

:皆様、2023年あけましておめでとうございます。今回は石川県の和倉温泉に年末年始旅行してきた感想記事です。

:10月のはわいからずいぶん間が開いたよね。

;うむ、仕事も「年越しには和倉だー!」と自分に気合を入れながら耐えていたぞ。

;で、どうだった? 期待通りのいい温泉だった?

:それが行く最中にデジカメが壊れてな。今回載せる画像はスマホで撮影したものになります。まずは行きの昼食の串焼き。

能登牛とタン塩とイノシシ肉だ。

やっぱり能登牛が一番旨かったです。

:お昼からいいモノ食べたね・・・。

:いいじゃないか、久しぶりの旅行、久しぶりの贅沢だったんだから。

:で、肝心の和倉温泉は? 初めて自分の稼ぎで旅行した温泉地なんでしょ?

:そうだ。昔「花咲くいろは」というアニメがやっていてな。聖地巡礼に行ったついでに泊まったのが和倉温泉だった。そのときのあまりの気持ちよさと朝起きた時の疲れの取れ具合に感動してな。今に至るまで温泉にはまっている。

:じゃあいつもみたいに泊まった旅館の紹介からだね。

:うむ。ここです。「多田屋」

tadaya.net

大晦日が雨だったのが残念でしたが、わかりやすい場所にある歴史ある和風旅館です。

:和倉温泉の湧き出し温度は82.7℃。ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)です。多田屋さんでは結構高温で提供していました。美人の湯でもありますね。約1200年前に開湯した日本でも古参の温泉です。

:それは、冬でも湯上りのビールが美味しかったでしょ?

:まあな。ビールを味わったら夕食前にもう一回浸かりに行ってしまったくらい入り心地は最高だった。

部屋はこんな感じの純和風。「あのスペース」もある海の見える部屋でした。

:夕食はどうだった? 紅白までに食べ終えられた?

:それが、接客が日本語が片言の中国人か韓国人かの女の人でな。これはマイナスだったな。仕事のせいでアジアの人にいい印象がないし。

:でも食べ物は美味しいものが出たんでしょ?

:うむ、まずはこの先付。

薄切り大根の中にキャンドルが灯してあってシャレオツだった。

酒は能登の日本酒の呑み比べを頼んだ。

左から、菊姫、遊穂、宗玄、個人的には菊姫が一番呑みやすかったかな。

:このブログで日本酒の呑み比べが出てくるのって久しぶりだね。

:そして日本酒で冷えた腹を温めるように出てきた。能登コシヒカリのポタージュ。乳もコーンも使われていない米のポタージュらしい。

おかゆの汁部分だけをすすっているようなあじわいだったな。

さらにおつくりとほぐしズワイガニ。これも酒の肴に最高だった。

鱈のコンフィと焼き白子、あと大根の柚子味噌づけ。

このころにはもう能登梅酒のロックに酒が変わっていた。

:紅白も酒吞みながら観る気まんまんだったくせに夕食で呑み過ぎ・・・。

:まだ夕食はメインディッシュが残っている。能登牛、能登豚のしゃぶしゃぶだ。

溶き卵もただの卵ではなくゴボウ風味の特別製だった。能登は海鮮もいいが牛も豚も旨かった。
そして大晦日ならではの年越しそば。

:部屋で食べる用にどん兵衛そばを持って行ったのに夕食でも出たんだね。

:そちらもちゃんと食べたぞ。では食事とデザートは割愛して、夜は紅白歌合戦とゆく年くる年を観て過ごしました。

:のみずさん的にはどこが盛り上がった? やっぱり鬼滅? ワンピース? それともスパイファミリー?

:そのあたりもよかったが久し振りにキンキキッズが見れて嬉しかったな。元気でやってるんだと。昔から好きなんだ。というわけで投票は白組に2票、紅組に1票にしたぞ。

:なんか意外な回答・・・。よく眠れた?

:それはもうぐっすりとな。朝風呂を味わうために早起きして2023年最初にやったことは温泉に入りに行くことだ。

:のみずさんらしい年明けの迎え方だね。朝食はおせちが出た?

:それが少し中途半端なおせちでな。画像を見てもらった方が早い。

紅白の餅入りお雑煮が出たのはよかったんだが、いかんせん、今年も栗きんとんを食べ損ねた。

まあ、美味しかったといえば美味しかったです。

:総じていい旅にはなった?

:今回の旅行で一泊当たりの値段を大幅に更新したからもう少し宿の人の愛想がよくてもよかったと感じたな。でも久しぶりに思いっきり車を運転して新年一発目のいいことにはなったぞ。

:あれ? 結局車で石川まで行ったの?

:ああ、車もスタッドレスタイヤもぎりぎり間に合ってな。やっぱり旅行は車で自分のペースで行ける方が私には合っているようです。今年は去年より密に温泉旅行を予定しているので楽しみです。

:もう次が決まってるんだ? もしかして来月当たり?

:ああ、二月に和歌山の湯の峰温泉だ。和歌山は今までメジャーどころしか攻めてなかったから今年は川湯とかちょっとマイナーどころも行くつもりです。その気になれば自転車ででも温泉に入りに行けるところに住んでいますからね。

:ならストレスが溜まったらそこへいけばいいのに。

:万が一にも会社の人に会いたくない。それではこれにて2023年一発目の温泉旅行記を締めさせていただきたいと思います。最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・

:ありがとうございました!

 

鳥取県 はわい温泉 旅行記

:今回は10月の連休に行ってきた鳥取の湯梨浜町のはわい温泉に行ってきた旅行記です。

:またずいぶんマイナーなところを選んだね。というか鳥取って皆生以外にも温泉あったんだ。

:ああ、あまりメジャーじゃないが、鳥取には皆生の他に三朝温泉、吉岡温泉、と温泉地があり、鳥取県内でははわいは4位の温泉地だ。もともと東郷湖という観光地でもあるしな。というわけで東郷温泉という言い方もする。

:つい最近温泉むすめもできたんだよね。田舎なイメージを払拭したい鳥取としてはいい町おこしなわけだ。この頃は名探偵コナンの作者の出身地ってことで売り出したりもしてるみたいだし。

:町おこしといえば私が住んでいる和歌山も他人事とは思えんな。佐賀もゲームのサガシリーズとのコラボで町おこししてるし。

:そんな寂しい話題はいいから早く温泉の話に行こうよ。

:ちょっと待て。今回は車ではなく電車で行ってきたんだ。その話をさせてくれ。

:趣味がドライブなのみずさんにしては珍しいね。

:珍しいどころか生まれて初めてだ。電車で温泉旅行するのは。年を取って車を運転するのが怖くなってからも温泉旅行は続けたいからな。今のうちに慣れておこうと思ったんだ。

:じゃあ電車旅の感想も聞かせてよ。車とはまた違う楽しみがあったんでしょ?

:そうだな、まず和歌山駅からくろしおに乗って新大阪へ。新大阪からスーパーはくとに乗り替えて行ったぞ。今時珍しいディーゼル電車で揺れも大きく乗り心地はそれほどよくなかったが自分で運転しなくていい分楽ではあったな。ただし運転疲れがない分、旅館に着いてすぐに温泉に浸かろうという気にはならなかったな。

:のみずさんのことだから特急内でビールでも吞んでたんじゃないの?

:いや、それがスーパーはくとには車内販売はなかったんだ。あれば酒でも呑んで時間を潰せてたんだが。終点の倉吉駅からは旅館の送迎バスが旅館まで送ってくれたし。そういえば全く知らなかったんだが鳥取の倉吉は「ひなビタ」というアニメだか企画の聖地だったらしい。

:もう10年も前の企画だからあまり聖地巡礼しているオタクとかはみかけなかったな。

:ボクでも知らないよ、これ。で、肝心の泊った旅館は?

:ここだ、はわい温泉 千年亭。

www.sennentei.net

部屋の様子はこんな感じ。実は「訳アリ、湖が見えない手狭な部屋」と楽天トラベルで予約したときは書いてあったんだが。

:全然湖見えてるし広々とした純和風の、いい感じの部屋じゃない。ボクこういう温泉旅館の部屋が一番好きだな。

:うむ、部屋には満足いった。ウォーターサーバーなんかも設置されていて居心地よかったしな。

暑くもなく、寒くもなく、従業員の態度もよかった。いい旅館だったよ。

:今度こそ、肝心の温泉は? どうだったの?

:えー、はわい温泉の湧き出し温度は53.7℃、この宿での提供温度は42℃です。ちょうどよい湯加減でした。内湯と露天風呂がつながっており一回でどちらにも入れました。ちなみに弱アルカリ塩泉なので美人の湯でもあります。泉色は無色透明、とくに匂いもなし。リウマチ、婦人病などによい効能を発揮し、恋人たちで訪れると縁起がいいとのことから「恋の湯」とも呼ばれています。

:えー、だったらカップルが多くてのみずさんみたいな独り者は浮いたんじゃないの?

:それが大浴場に関しては非常に空いていてな。かなり長い間独占できて気分最高だったぞ。

:そりゃ男湯に関して言えばそうでしょ。全体的には?

:夕食の席にはカップルが多かった気もしたが女性の3人連れとかもいたぞ。夕食の話が出たところで夕食の説明に行きましょう。

まずは食前酒に梅酒。

酒は純吟なかだれの鷹勇(たかいさみ)を頂きました。このあたりの地酒だそうです。

お刺身4種盛との相性も絶妙でした。

:また風呂上りはビール飲んで夕食は日本酒と刺身食べてる・・・。同じパターンだと飽きない?

:もし9月もそうだったなら飽きていただろうな。しかし今回は9月の万座でフランス料理を挟んでいたからな。次の料理の紹介に行きましょう。

大山鶏鉄板焼き。

季節の小鍋。

小鍋という割にはボリュームがあったな。

このあたりを食べ終え、茶碗蒸し、てんぷら、地魚、と平らげてもう少し酒が欲しくなったので鳥取名物二十世紀梨のチューハイを頼みました。うまかったです。

:そして夕食を終え、部屋で売店で買った梨ワインを焼きかにせんべいをつまみに空けました。

:のみずさん、いくら次の日に酔いが残っても安心だからって呑み過ぎ・・・。

:朝食は残念ながらバイキングだったので画像は一枚だけだ。とはいえ、ほかの旅館よりは空いていて快適でしたし、旅館の人がトレイに載せていってくれたから普通のバイキングよりは楽でした。

強いて言えば焼きたてサイコロステーキが美味しかったです。

:食べ放題のバイキングにしては結構遠慮したんだね。

:まあ帰りは電車で寝ていればいいだけだったしな。無理に空腹で運転してSAエリアで下りて食事する必要もないし。

それよりスーパーはくとの中で腹が減って新大阪で買った駅弁を食べたんですが、これがまた美味しかったです。

神戸鉄板焼き弁当。くろしおに乗り換えたらすぐ食べきってしまいました。

あとは関西空港ゆきの特急はるかがキティちゃん柄だったのでつい撮ってしまったくらいですかね、今回の旅の思い出は。

:駅弁ってやたら高くて冷めてるけど本当に美味しく感じるよね。行きはスーパーはくとの中で食べたの?

:ああ、朝食を軽く済ませすぎたので画像を取ることなんかすっかり忘れてすぐ食べてしまったがな。たまには電車での旅もいいものだった。

:じゃあ珍しく電車で旅してきて満足してるのみずさんに代わってボクが・・・。最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら、ありがとうございました!

:まて、年末年始の和倉温泉も電車移動だぞ。そろそろ車の乗り換えを考えていてな。ちょうど車がない時期に年末を迎えそうなんだ。

:のみずさんの移動手段なんて読者の皆さんは気にしてないよ。じゃあ改めまして、つぎは2023年に更新です。お楽しみに! 

:一足早く、良いお年を。

 

群馬県 万座温泉 旅行記

:今回は群馬県が誇る、草津、伊香保に次ぐ名湯、万座温泉にシルバーウイーク前半に旅行してきた旅行記です。

:昨年の夏は行こうとして鹿沢温泉ってとこに行っちゃったんだよね。リベンジってわけだ。

:それが道が渋滞しまくっていてな。しかも万座に着いてからは山の中が真っ暗でホテルがまるで見つからなかった。それで結局到着したのは夕食直前の時間になってしまい、湯上りのビールが楽しめなかった。

:夕食の予約は当日までできないホテルだったけど、晩御飯は無事に食べられたの?

:それは問題なく予約できたぞ。洋風フランス料理のコース料理だ。おっと、まずはどこのホテルに泊まったのか紹介しておこうじゃないか。ここです。万座プリンスホテル。

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万座温泉では一番大きなホテルで設備も充実していました。

:主にスキー客が帰りに温泉浸かって帰ろう、って泊っていくホテルだよね。万座といえばスキー場だもの。

:ゆるキャン△じゃないが、シーズンオフのほうが空いていてゆったりできるものだぞ。もっとも夏の万座プリンスホテルは非常に混んでいたがな。純粋に湯治に来ている人が多かった印象だ。

部屋の感じはこんな感じ。

さて、運転疲れも温泉でいやせないままフランス料理を味わったわけですが、そちらの感想から行こうと思います。

:温泉地に着いたらまず温泉に入ってビールを呑むのを生きがいにしてるのみずさんらしくない順番じゃない?

:仕方なかろう。着いた時はすでに夕食ぎりぎりで温泉に浸かっている時間がなかったんだ。

まずは食前酒に頼んだキール。

よく冷えていて吞みやすく、味もビールとはまた違う味わいで喉を潤せたぞ。

:食前酒ってやたらとおいしく感じるよね。

:ああ、食前酒はお代わりできないのが定番だが、ここのレストランはできた。ただ、よっぽど喉が渇いているように見えたのか、店員さんがお冷を持ってきてくれたのでキールは一杯にしておいたがな。

:さて、フランス料理といえばオードブルは?

:こちらの秋刀魚の燻製とキノコのデュクセル、やまと豚のリエットのセルクル仕立て、そして栗のポタージュだ。

:そして昼食抜きで車を飛ばしたのでおなかが空いていたからおかわり自由だったバゲットをいくつも食べた。バターとよく合い、美味しかったぞ。

:お代わり自由でよかったね。フランス料理っておいしいけど量が少ないからおなか一杯にならない印象なんだけど。

:次の料理にいこう。クロムツのポワレ、地元酒造の日本酒とリンゴのソースだった。

このあたりでワインを入れてもらいました。

種類はペイ・ドックのルージュにしました。辛口な口当たりだったので料理には合いましたが、吞みやすさとしてはやや玄人好みかもしれません。

:このワインを持ってきてもらったときに店員さんに自分が温泉ソムリエであることを話したんだよね。「ワインには詳しくないけど温泉にはあっちこっち行ってる」とか「食事が終わったら温泉を味わう」とか。

:いいだろう! 感じのいいレストランだったし、温泉を味わいに来たのは本当なんだから。たまごはほうっておいてメインディッシュに行きます。国産牛ロースのソテー、マルサラワインと八丁味噌のソース、北軽井沢産舞茸添え。

天にも昇るほどの美味しい味わいだったぞ。肉一枚一枚が意外にボリュームがあって腹も満たされた。これが食べられただけでもあの危ない山道を走った甲斐があったというものだ。

:よっぽど美味しかったんだね・・・。ボクも一口くらい食べたかったなあ。

:そしてデザートにいちじくのパウンドケーキ、ヌガーグラッセ添え。

手前の白いクリームみたいなのがヌガーグラッセ添えだ。これが特にうまかったな。

さらに食後にコーヒーか紅茶か選べたんだが、私は紅茶党なので紅茶にした。ミルクかレモンか聞かれたのでストレートにしてもらったぞ。

:のみずさんって「銀英伝」のヤン・ウェンリーが好きだから紅茶党なんだっけ?

:そうだ。あんまり人には言ったことはないがな。「健康と美容に食後に一杯の紅茶」。

:なんでイゼルローン要塞の機能を停止しようとしてるのさ。

:この食後の紅茶があまりにも美味しかったから帰り際に茶葉を訊いてみたら普通のリプトン紅茶だそうだ。よっぽど蒸らし時間などの調整が絶妙なのだろう。

:そろそろ温泉の話題に行ったら? 読者さんものみずさんの美食自慢だけを読みに来てるわけじゃないだろうしさ。

:それもそうだ。まず万座温泉について説明させていただきます。前にも書きましたが、日本の温泉で最も肌に優しい温泉です。

:そして、万座温泉は日本で一番高いところにある高山温泉です。硫酸塩温泉で湧きだし時は無色透明ですが、空気に触れることで乳白色へ変じます。そして大量の白い湯の花を析出し、強烈な硫黄臭を発します。

:ああ、あの「たまごのくさったようなにおい」って表現される匂いね。

:源泉温度は約80℃。なので加水して提供しています。どこの温泉にも言えることですが、神経痛、筋肉痛、冷え性、関節痛、などに治療効果を発揮します。残念ながら私が行ったときは曇っていましたが、天気がいいと露天風呂から夜は星が見えます。ちなみに露天風呂には「熊注意」の看板が出ているような秘境温泉です。

:浸かり心地はどうだった?

:これ以上ないほど「温泉に浸かっている」という気分を味わえたな。だからこそ着いてすぐに浸かって、湯上りのビールを味わえなかったのが悔やまれる。

やはり和歌山から群馬というのは一泊二日でいくのは無茶な距離らしい。

:前からずっと行きたかった温泉に行けたんだからいいじゃない。次の予定は決まってるの?

:年末の年越しに和倉温泉だ。ただ、間が空いてしまうからそれまでにどこかの温泉に行ったらまた記事にしたいと思います。

:のみずさんが温泉というものの良さに目覚めたのが和倉温泉なんじゃないの? また行くの?

:ああ、原点に立ち返りたくてな。仕事でいろいろあって自分が何のために生きているのか見つめ直したくなったんだ。

:また大きいこと言って・・・それじゃ今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・

:ありがとうございました!

 



岡山県 湯郷温泉 旅行記&湯郷美彩ちゃんに会ってきました

:今回は岡山県の美作三湯の中で唯一行ってなかった湯郷温泉の旅行記です。

ちなみに美作三温とは、「湯原温泉、奥津温泉、そして湯郷温泉」の三つを指します。

:他二つ行ったときは二か所まとめて記事にしてたよね。

:それに関してはリンクを貼っておきますので参考にしてください。

www.onsen-engei.com

:たしか奥津温泉がぬる湯で満足できなかったとか書いてた時だね。2020年の話だっけ。

:ああ、もう二年くらい前の話になるな。早いものだ。

:その分湯郷温泉は存分に楽しんできたぞ。まずはこれを見てくれ。

「温泉むすめ」、湯郷美彩ちゃんが湯郷観光案内所に所狭しといたぞ。

:おお、これはすごい! ここまで温泉むすめを推している観光地も珍しいね。

:湯郷美彩ちゃんは「転スラ」で有名になった岡咲美保さんが声をあててらっしゃる上に湯郷温泉の観光大使にも任命されているからな。地元のアピールっぷりも半端なかった。

:これが前回書いてた「ボクが喜ぶ」ってことなんだね。岡咲美保さんと言えば今放映してる「エクストリームハーツ」のOPも歌ってるよね。

:旅館に着いてアルコールの自販機がないかと仲居さんに訊いたら、「近くに酒屋さんがあるからそっちで買ってくれ」とか言われてしまったので、まずは観光案内所に歩いて行ってみたわけだ。

:それで好きなだけ写真を撮って、観光ノートにも記念に書いてきたんだね。

:そこで湯郷美彩ちゃんのステッカーを貰ってる人がいたから「私にも下さい」と言ったら、観光地で2000円以上買い物をした人限定で配っているらしい。

:それで湯上り用のビールとお土産用の酒を買ったわけだ。のみずさんらしいや。

:結局3000円も酒を買ってしまい、無事にステッカーを貰えたぞ。

:のみずさんって銀髪の他にピンク髪のアニメキャラも好きだもんね。つまりこの娘は「推し」な訳だ。

:私の性癖を晒すな。さておき、温泉むすめの話はこの辺にしておいて湯郷温泉の感想に行きましょう。

:まず泉質はラジウム気泡を含む、塩化物泉で湧出温度は40~43℃で少しぬるめですが、美人の湯として有名です。日本の女子サッカー選手こと「なでしこジャパン」が湯治に行ったことでも著名でその影響で温泉むすめの湯郷美彩ちゃんはサッカー好きという設定になっています。

:これで美作三湯は制覇したわけだ。宿はどうだった?

:うむ、泊まった宿はここだ。

senrien.com

柚子の宿 千里園。

:おおっ、お盆休みの旅行三日目にしてやっと純和風な部屋に泊まれたんだね!

:ああ、正直言ってほっとしたぞ。温泉旅行に行って全部洋室なのは寂しいからな。

:これは夕食も朝食も和食で期待できそうだね。

:それが宿から「客が多いからもう一人一人で泊まってる客と相席してくれ」と言われてしまってな。落ち着いて食えなかった。

:まあ料理は悪くなかったがな。特にこの奈義牛の鍋がな。

その一人で泊まっている男性客ももう少し愛想がよさそうならお互い一人旅をしている身で色々話せたんだろうが、あんまり感じがよくなさそうでな。不機嫌そうに黙って一人で日本酒を呑んでいた。

:それは残念だったね。のみずさんは何を呑んだの?

:夕食前にもう充分呑んでいたしな。白桃チューハイ一杯にしておいた。

:まあこのご時世で相席なんぞにされたのもコロナが落ち着いてきた証拠かもしれん。

:この三泊四日の旅行は日本がコロナ禍から回復してきたのを感じられた旅行だったんだね・・・。

:まあ日常から離れられたという意味ではいい旅行になったぞ。お土産に買った岡山の地ビールもマスカットワインも美味しかったしな。

:宮浜、別府、湯郷と三か所お盆に行ってきてどこが一番よかった?

:全部満足したと言いたいが、強いて「ここ」とあげればやはり別府だったな。

:温泉むすめ的には湯郷?

:そうだな、いい写真も一杯撮れた。

:この旅行も結構前になっちゃって、もう次の温泉旅行が二週間後に迫ってるけど、それについては?

:いわゆる世間では「シルバーウイーク」の頭に万座温泉だな。

:前に万座温泉に行こうとしたら中央道が通行止めになっていた上に鹿沢温泉で万座温泉じゃなかったんだよね。

:今度こそ正真正銘の万座温泉だ。なんたって「万座プリンスホテル」を予約したからな。

:では次なる旅に思いを馳せながら、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・。

:ありがとうございました!