:今回は長野県南信の天竜水神温泉に旅行してきた旅行記です。
:長野好きののみずさんでもまだ行ったことない温泉が長野にはあるんだね。
:一度は終の棲家にしようと思ったくらい長野は好きだからな。長生き率も日本で随一だし。
:そんなに長生きしたいの?
:早死にしたい奴が温泉でのんびりするわけなかろう!
:それもそうだね。じゃあいつもみたいに泊まった温泉旅館から紹介してよ。
:泊まった旅館はここです。天竜水神温泉 花薫る宿 よし乃亭。
:部屋も内装も純和風でした。
:おおっ、これは理想的な和風温泉旅館だね!
:ちゃんと缶のエビスビールが1Fに自販機で売っていたので買ってから部屋でくつろいだぞ。さすがにGWの真ん中、道が渋滞しまくって運転で疲れたからな。
:温泉はどうだった? また貸し切り風呂とか?
:この旅館も貸し切り風呂があったんだが有料でな。贅沢せず大浴場で温泉を頂いた。大浴場には露天風呂もあったが湯冷めしそうなほどぬるかったな。一応浸かりましたが。
:ちなみに天竜温泉の湧き出し温度は30.6℃。提供温度は40℃とのことでした。泉質は無色透明ですがかすかに硫黄臭がしました。さらにpH10.8と強いアルカリ性泉で美人の湯でもありました。自律神経の不調や不眠症にも効くそうで、今の私にはぴったりな温泉でした。
:のみずさんまた精神的にキてるの?
:うむ、2月から4月と温泉に入れない期間が続いたからな。まあその話はいいじゃないか。夕食の話題に行かせてくれ。
:長野は食べ物もおいしいもんね。じゃあどうぞ。
:夕食は牛肉をふんだんに使った豪華メニューでした。出発の直前にアニメ「ゆるキャン△3期」の5話を見たので牛肉が食べたくて仕方なくなったのです。
:ああ、あの「肉!」って回ね。
:さておき、食前酒です。
そして久しぶりに食べた馬肉のカルパッチョ。
そして、これで前菜の新緑の味覚盛り合わせ。おそらく山菜仕立て。
:これはお酒が進みそうだね。何を呑んだの?
:うれしいことに呑み比べがあったので頼んだぞ。
この中では右の喜久水辛口が飲みやすかったので呑み比べを呑み終えた後一合追加で頼んだ。
:これらの料理とともに酒を味わいました。まずはおつくり。
酢の物の柿なますズワイガニ添え。
焼き物のカレイの木の芽味噌、椎茸雲丹焼、筍蕗味噌焼。
ワインポーク炊き合わせ。
そしてメインディッシュの牛肉を頂くことにしたので、
酒も塩尻産ワインに切り替えました。
そして牛肉です。
やわらか牛サーロインの胡麻豆乳みそ鍋。
:私は牛肉はワインで味わうのが好きですね。そして泊まった部屋に置いてあった追加注文で和牛ステーキを頼みました。
味付けもワサビ、レモン汁、胡椒、と3種類用意してくれました。
これらを好きな焼き加減でワインとともに頂きました。
そういえば初めてステーキというものをほとんど焼かずいわゆるレアで食べたんですが、牛の刺身みたいな感じですごく美味しかったです。
:そんなに生きてて、いろいろ美食も味わってきたくせに生まれて初めてレアステーキを食べたの?
:ああ、ステーキは全体的にしっかり焼くものという固定観念があったからな。それに自分で焼き加減を調整させてもらえること自体が珍しいし。人生で新たな発見でした。さて、レアステーキを味わっているころには締めの白ワインを持ってきてもらっていました。
そういえば店員さんに「塩尻産のワインですか?」と訊いたのはこのタイミングでしたね。昔、塩尻に6年住んだから懐かしい味でもあるんですよ。
:充分に酔ったので食事に行きます。
なんと鰻の茶漬け。漬物は野沢菜、みそごぼうでしたね。野沢菜も馬刺しともども久しぶりに食べました。
:のみずさん、一時期はプランターで自宅で育ててたじゃない。
:今住んでいるマンションではとてもじゃないが育てられない。野沢菜を育てていた時期はこのブログの初期に書いてあるので良ければ見てみてください(宣伝)。
:さて抹茶プリンで夕食の話題は締めまして・・・。
:こんだけ呑んだのに部屋でまだ吞んだんだよね?
:うむ、まだ寝るには早くてな。
この部屋の机に置いてあった「ぴりり椎茸」の辛さが酒のつまみにぴったりだったんだ。こないだのこんぴら温泉旅行のおみやげで行きつけの居酒屋の女将さんに温泉饅頭を渡したら「甘いものは苦手」と言われてしまったので今度はこれにしました。
:温泉のおかげでよく眠れた?
:それはもうぐっすりとな。朝起きたらもちろんすぐに朝風呂に行きました。
:この宿なら朝食も和食だったんでしょ? 楽しみだなあ。
:それこそまさに「これぞ温泉旅館の朝!」だったぞ。ちなみにこの旅館の売店で売っているお菓子やお惣菜の一部が朝食で出されていたらしい。おみやげを選ぶ時の基準にしてほしいらしい配慮ですね。
:そしてこの信州味噌を使った豚汁が最高でしたね。正直昨晩は呑みすぎましたので。
:そういえば「信州といえばそば!」って言うタイミングを見計らってたんだけど肉ラッシュのあたりのインパクトで忘れちゃってたよ。
:甘いな、たまごよ。この旅館は信州を味わい尽くすように配慮されていた。
ちゃんとそばも出ました。
:安心したよ。これで気持ちよく信州から旅立てたね。
:それが、次の旅行は7月なんだ。また間が空く上に梅雨を挟むから憂鬱でな。
:ということは7月の旅行先はもう決まってるんだ?
:三重県の霧生温泉だ。近場にしておいた。
:天竜に続いてまた聞いたことない温泉地・・・。
:だからこそ期待はしているぞ。知らない温泉地を開拓するのは史上の喜びだ。今回の天竜温泉みたいにな。
:では次まで間が空きますが、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!