温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

愛知 南知多温泉

今回は久しぶりに温泉ネタです。

11/23~24に1泊2日で愛知の知多半島まで温泉旅行に行ってきました。

 

 

かんぽの宿

泊まったのはここです。

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16年にリニューアルしたらしいかんぽの宿知多美浜です。

ところでこの記事をお読みの皆さんはうんちくとして「かんぽの宿」が元々どういう者だったかご存知でしょうか?

2007年の郵政民営化まではかんぽの略称の通り、簡易保険加入者専用の保養所あるいは宿泊施設だった訳です。それから10年以上も過ぎた今は一般の宿泊施設として誰でも泊まれる、例えば私がそうしたように楽天トラベルからネットでクリックするだけで予約できるようになったわけです。

 

割と歴史がある建物のため、郵政民営化後に普通の宿泊施設として運営するにあたって回収した場所も結構あるようです。

2016年に改修工事をしたこの知多美浜はその代表的なものです。

知多の浜から見た景観はこんな感じです。

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ちなみに私自身海まで徒歩で数分の距離に住んでいます。にもかかわらずここまで海水を近くで観たのは久しぶりです。

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露天風呂は風のせいで閉鎖・・・

ちなみに11/23は天気はあまり良くなかったのですが、それ以前に「海風が強すぎるので露天風呂は閉鎖となります」とフロントで言われました。

温泉にハマってもうすぐ10年位になりますけど、露天風呂が閉鎖になってるのは初めての経験でした。

「露天風呂から海を見ながら温泉に浸かる」のを楽しみにしていた人も多かったようで内湯に浸かっているときそんな会話があちこちから聞こえてきました。内湯の窓からも海は見えましたし、私は何が何でも露天!ってほどこだわりがないので、温泉に何か言うのなら、もう少し湯温を上げて欲しかったですかね。少しぬるく感じました。

 

ちなみに泉質は「炭酸水素塩泉」だそうです。

すこしナトリウムっぽいにおいがしました。

 

さすがに連休初日、渋滞を越えての遅到着だったので温泉に浸かるのは1回にして、部屋でお約束の一杯!

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夕食が海鮮で日本酒頼む気満々だったので風呂上りはいつも通りビールにしました。

 

夕食

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御造り桶盛りと牛肉の鉄板焼き。

 

そして欠かせなかったのが、知多の地酒「白老」の3種呑み比べ。

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ちなみに左から右へ辛口度が上がっていき、一番人気は左のやや黄色がかった大吟醸、つまり一番甘口だそうです。ですが、右の一番辛口が一番美味しく感じました。おそらく風味がお料理にぴったりだったんでしょうね。

フロントもレストランの店員さんもみなさん愛想がよくて気持ちよく過ごせました。

 

朝は漁師めし!

 

波音が聞こえる中、ほろ酔いで気持ちよく眠れました。

朝食はよくある和洋折衷のバイキングだったんですけど、ちょっと変わった料理が出ました。

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ごはんに、細かく刻んで焼いた魚介をいれて、アオサ海苔をふったところにお茶づけにしたものを「漁師めし」というんだそうです。

割と海沿いの温泉には詳しいつもりでいたんですが、今まで知りませんでした。

 

帰り際に、晴れた空の下で海辺の写真をもう一枚映して、知多半島とはしばしの別れ。

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次に来るのならぜひ夏に来たいですね。海水浴客だらけで、今回みたいにゆったり泊まれないかもしれませんが・・・。

 

読んでくださってありがとうございました!

コスモスが、咲かないっ!

秋の花を代表するコスモス。

植えたのは前に記事にした

www.onsen-engei.com

 

この頃です。


私の中で11月はまだ秋でした。9月に植えればぎりぎり晩秋に花を咲かせてくれると信じていました。

 

ですが、咲きません!

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10月末ごろから11月初旬位に急に暑くなったかと思ったらその落差のように秋を通り過ぎて冬が来た今、もうコスモスには周りが自分が咲くべき時ではないと感じているのでしょうか?

 

それとも、せまいプランターの中で養分と水を取りあいになってしまい、本来なら花弁をつけるはずの芽も大きく育てていないのでしょうか?

11月18日は暑いくらいの小春日和で、こんな日がずっと続けば咲いていたのかもしれません。天気がいいのをいいことに少し種が密集気味だったところを間引いてみたりしてみたんですが、果たして今秋じゅうにさくのやら・・・。

一番育っていて、風に負けずまっすぐ伸びている幹がこれです。未だにつぼみさえ見えません。

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このコスモス、咲いたら本好きの従姪への贈り物として押し花にしてラミカで包んで栞に加工するつもりだったんです。

 

昔、小学校の教科書に「緑色のペンで『あなたが窓に吊るしている風鈴の音がうるさくて眠れません』と苦情が来たので寂しく感じながらも風鈴を外したら数日後にコスモスが庭で咲き誇っていた。その字は見れば見るほどコスモスの葉によく似ていたので、あの手紙はコスモスからだった」という短編小説が載っていたのですけど、未だによく覚えています。

さておき、まずは、この“自分の体の方を労われ”と言わんばかりの寒波の中、コスモスの世話どころではなくなってきました。
植物を労わる余裕もなくしてなんの生か、と思って生きている私にはなんと屈辱的な状況でしょう。

もし今年咲かなかったら、来年は8月にコスモスの種を蒔きましょう。
あの悪夢のような台風はもう来ないと信じてまた撒きましょう。

我が家のベランダにコスモス畑を作るまで、何度でも、毎年でも種を蒔きましょう。


この失敗さえ糧にして。

読んでくださってありがとうございました。

植えた球根の途中経過

今回はこないだ

www.onsen-engei.com

植えた球根の、植えて約2週間後の途中経過の記事です。


そういえば球根って英語で「Bulb」なんですって。

日本語でも「栓」見たいな意味で使うあのバルブと同じ発音です。なんとなくイメージ湧きます。


結論から書きますと、両方芽が出ました。

 

フリージア

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8つ植えたうちの8つとも芽が出て順調に育っています。
フリージアはこのまま春を待てば咲くのではないかと思っています。

 

アイリス

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こちらも8つ植えたうちの4つが芽が出ています。
1プランターに2~3株くらいがちょうどいいらしいのであまりに育ちの悪い芽があれば間引いてしまおうと考えてます。


ちなみにそれぞれの経過

 

植え付け1週間後

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やはり、植えつける時点ですでに発芽していたフリージアが先行して芽を出しました。
アイリスはこの時点では育ちのいい1つだけが芽を出しました。芽を出しました・・・っていうか周りの土を少しどけて無理矢理地面から出しました。他の芽が無事に生えてきたときは安心しました。

正直アイリスは植え付け時期が遅かったのと、ここ最近の急な寒さで芽吹いても育つかどうかかなり心配していたんですが、なんとか育ち続けてくれています。

 

どちらもまだ(というか春まで)花が咲くことはないので画像をアップしたとしてもこんな地味な絵が続くのですが・・・、読んでくださってありがとうございました。

わけぎの収穫、そして鶏鍋へ・・・

毎朝水をあげるだけでろくに世話もしてなかったわけぎの球根がそろそろ看過できない長さになってきたので収穫しました。

 

ちなみにこれが収穫前の長さ。

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前に収穫したサニーレタスが少し復活の兆しを見せていますね。

一応20~30㎝くらいになったら収穫ってことなんですが、長い葉は余裕で40㎝超えてます。一応前の野沢菜間引きの時に長めの葉は収穫したはずで、成長速度を侮ってました。今11月ですっかり寒くなりましたけど10月頃にやたら陽が強い日がありましたものね。

 

もう面倒くさいので園芸ハサミで根本だけ残して伐採!

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とはいえ、

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この程度残してあげれば、陽の光と養分と水さえ与えてあげればそのうちまた生えてきます。

 

さて、今回のハーベスト(収穫)です。

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わけぎって本当に玉葱とねぎの中間みたいな植物ですよね(そういう風に品種改良された種なんでしたっけ?)

 

使い道は、水洗いしてざく切りして鍋にドバーっ

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これで1鍋分です。実際は2鍋作りました。

 

完成品の味噌鶏鍋、バターとサツマイモを入れてやや甘みを出したところが今回のオリジナリティでしょうか。

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なお、鍋を作った回数は3桁を超えるでしょうが、1回として同じ鍋になったことはありません。わけぎは・・・もう見当たりませんね。

 

最近園芸の記事を書くのと合わせて料理の腕も磨いていきたいとかそんな妄想をしている今日この頃でした。

読んでくださってありがとうございました。

忘年会のシーズンですね

私自身会社勤めですので当然今年も職場の忘年会はあります。

 

うちの会社は土曜勤務の後にほぼ強制で忘年会に参加させるシステム(当然無給)ですが、私は参加しません。


なぜ?


翌週に温泉旅行を控えているからです。

・・・というのが本音で、建前は医者から飲酒を強く禁止され、食事内容にも制限を受けているから、と言っています。
本当は、忘年会なんかに参加して疲れを残した状態で温泉旅行前に体調を崩す可能性を確率をできるだけ下げたいからです。
医者から飲酒制限指導を受けているのは本当ですが、旅行のときだけは呑みます。
逆に言えば、温泉旅行以外の場では一切酒は呑みません。

 

なお、私は年越しは必ず温泉地で迎えます。
強いて自分が忘年会をやると言えば、年を越す瞬間は温泉に入った後、「行く年来る年」を観ながらその温泉地の地酒を呑むのが私にとっての忘年会です。

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その瞬間だけはSNSなども開かず、自分がどこの温泉地にいるかを意識しながら日常から離れていることを自覚ながら年を越します。
要は、自分で納得のいく年の越し方を毎年定めているのです。

たしか2011年の大震災の年、塩原温泉でそれっぽいことをやってからこの習慣ができました。
それからの年末、1回は脳出血で倒れている間、1回は箱根に泊ったとき、あまりのホテルの居心地の悪さに酒を呑まずに帰ったことがあります。
なのでその二回を除いて、今年無事に行ければ6回目になります。2018年の個人忘年会の開催場所は熊本の黒川温泉の予定です。

 

この話は職場では誰にもできないのであえてブログに書き残しました。
要約すると「あんたらとの忘年会は楽しくないので自分一人で温泉で贅沢な忘年会します」って言ってるようなものですし。

 

読んでくださってありがとうございました。

園芸をしていて凹む瞬間

今回の記事は読んで気分を害すること間違いないので気分が悪くなりたくない人はブラウザバックをお勧めします。

少しでも気分を上へ向けるために小ネタをはさみます。


諸君、私は植物が好きだ。
諸君、私は植物が好きだ。
諸君、私は植物が大好きだ。
野菜が好きだ。果物が好きだ。花が好きだ。根菜が好きだ。多肉植物が好きだ。苔類が好きだ。樹木が好きだ・・・
(中略)
ベランダで、庭で、軒先で、窓際で、キッチンで植物が花をつけ食べごろに実るときなど絶頂すら覚える。
必死に守るはずだった植物の近くに醜い害虫を見つけてしまったときはとてもとても悲しいものだ。

 

前置きはこんなものにして・・・先日実に悲しい思いをしました。

我が心の侵されざる楽園、ベランダ菜園で、朝から先日某テラフォーマーズと戦いを繰り広げることになってしまったのです。
秋だからか小さくて弱ってた奴で助かりました。

実はここ最近、アパートでも、職場でも、あのじょーじを見かけることが増えたんですよ、11月になってから。じょーじに限らずコバエみたいな小さな虫も増えた気がします。
美しい花を咲かせようと毎日苦心しているベランダでも、虫と格闘して楽しいことなど一つもありません。防虫剤は一応撒いてありますが限度があります。

そんなわけで、こんな季節にもなって薬局でもとっくに縮小している防虫コーナーでこんなものを買い集めてきて対策しました。

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毎年、あの黒いのに対抗する前段階として、2~3月くらいの晩冬、初春の肌寒い頃に一回対策、春が深まった、いわゆるGW頃にもう一回対策、真夏(6~7月くらい)にダメ押しのもう1回対策を行います。

それくらい私はあの黒い虫が嫌いです。
対策と言っても具体的には防虫剤をセットするんですが、上記の対策で経験上一年中テラフォーマーズとの戦いは避けられたはずなんです。少なくとも長野とか茨城の寒いところなら。

しかるに去年から私の住居は和歌山。

同じように対策してもどうやら対策を耐え抜いた、悪い意味でしたたかな連中が目に付く場所に出てきているようです。
どうやら園芸での分類でいう「暖地」では、“そろそろアレを見る頻度も減るだろうな”と油断する9月過ぎ、秋にも防虫対策を行う必要があるようです。

特に、私の場合、家庭菜園もやっているのでまかり間違ってもあれに限らず虫が潜んでいた可能性がある作物を調理したくないのです。
畑ではなくせいぜいベランダ菜園なのでベランダに防虫剤を撒きまくっているのですが、これも農作物にはあまり良い影響を及ぼしません。

運悪く虫にエンカウントしてしまったとき、せめて、どうしているかくらいは情報として出しておきましょう。コバエや蚊なら画像右端のベープで充分です。

しかしあの人類の敵と遭遇したときは勝手が違います。殺虫剤なんて生ぬるいことはせず‐85℃のスプレーを吹きかけて動きを止めます。
知りたくもない情報ですが、あの黒い生き物の体温は私らよりかなり低いです。そして、生物としての弱点として、急激な温度変化に弱いです。
だから、私たち人間が「熱い!」と感じる温度のお湯をかけると即死します。だからベランダ菜園で一番いい黒い悪魔対策は熱湯を撒きまくることなんです。殺虫剤みたいに作物に悪影響を及ぼしませんし、冷凍スプレーは動きは一次的に封じられますが、殺害には至りません。しばらくすると動き出します。

 

今までどちらかと言えば寒冷地でベランダ菜園をしていましたが、種袋の裏に書いてくれているように、暖地で育てるときには暖地なりの配慮がいるようです。そしてなにもそれは可愛い植物に限った話ではないッ!

 

今回は取り乱して自分でもなにを言いたいのかうまくまとまらない記事でした。
ただ、“園芸を趣味”なんて自称するなら、まだまだ植物以外のことで知っておくべきことがたくさんあるなあと感じました。

読んでくださってありがとうございました。

愛知の温泉に行ったことがなかった!

愛知県。

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近郊もしくはその県にお住みでない方はどのようなイメージでしょうか。
私のイメージを言いましょう。

名古屋があるところ。です。

 

一昔前は仕事で名古屋に行きまくってて、観光する間もなく慌しく往復してた時期もあったんですけどねー。
基本的に私が思う愛知なんて名古屋に行くか、高速道路で通るかです。
さすがに名古屋は行く機会が多かったのできしめんうどんも味噌カツもエビフリャーも手羽先もひつまぶしも天むすもういろうも一通り食べました。
食べたものをスマホでパシャパシャ撮ったりしない時代の話です。
そういえば生まれて初めて海外に出たのは出来立てのセントレアからでした。

そんなわけで愛知≒名古屋で、温泉のイメージが一切なかったんです。
東京=大手町
大阪=箕野
って程度には大都会にも知っている温泉があったのに。

 

そこで、愛知の温泉旅行を企てました。
行き先は南知多です。調べてみるまで愛知に海沿いの温泉地があるって言う認識もありませんでした。
思えば静岡の隣なんですしもう少し漁港や温泉のイメージがあってもよさそうなものでしたのに、よっぽど名古屋しかないと思い込んでいたようですね。
調べてみたら西浦温泉が静岡寄りにあるようです。
また北の方の山地に行けば岐阜から続く温泉地に犬山温泉があるらしいですね。

でも岐阜も静岡も温泉に行ったことがあるのでもっと“愛知ならでは”ってところを選んでみました。
というわけで11月の23日からの3連休(前週に休日出勤して作る)に人生初の愛知の温泉、南知多に行ってこようと思ってます。

 

ちょうどかんぽの宿が最近(2016年)リニューアルされたようで、温泉地としてはマイナーですが、なればこそ今のうちに行ってみようと思ってます。
人にオススメできるような温泉地だったらまたこんぴらのときのようなレポート記事を書くようにします。

 

では、読んでくださってありがとうございました。