前回の記事の最後に「ベランダに花を植えたい」みたいなことを書いたあと、ホームセンターの園芸コーナーを彷徨ってみました。
- 咲かせたい花の球根が見つからない・・・
- ”ガンダム”と”SAO”のEDの花が欲しかった
- 何はともあれ入手したフリージアの球根の植え付け
- さて次はアイリス、なんですが・・・
- フリージアとアイリスの性格の違い
咲かせたい花の球根が見つからない・・・
せっかくなのでなにかアニメの歌になっている秋植えの花がないかな~って探してたんです。ブログなんぞ始めてさすがに少し知識もついてきたので候補は作ってました。秋植えの球根でアニメネタの花。
ですがいざ売り場に来てみると売ってる球根は嫌になるほどチューリップばっかりで・・・。
別にチューリップが嫌いなわけでもないんですけど、あそこまでチューリップを推されると天邪鬼な気持ちになって育てたくなくなるというか。
”ガンダム”と”SAO”のEDの花が欲しかった
とにかく、私のお目当ての一つはフリージア(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のED、要するに「止まるんじゃねえぞ・・・」の希望の花)でした。
そしてもう一つが今期から始まった「SAO」新章のED、アイリスの球根がこの時期で回ってるはずだったんです。
ちなみに「アイリス」はSAO新章のキーパーソン、アリスの名前とも少し掛けてあるんでしょうね。SAOは小説は最新話まで読みました。ユージオとアリスが最後どうなってしまうかも知ってます。そのうえで聴くと非常に思わせぶりな歌です。
そんなわけでオタク心満載で球根を探し回ってるのにチューリップばかりでイヤになりかけてたところに、チューリップの棚の裏が“チューリップ以外の花”の球根売り場だと気が付きました。
このブログのヘッダーにも飾ってあるラナンキュラスの球根もありました。秋植えなんですよね。
あとは、フリージアやアイリスは勿論、アネモネにムスカリの球根、チューリップに隠されるように売られてました。てか皆さんそこまでチューリップをお好きなのかしら?
さておき、目的のフリージアとアイリスの球根を手に入れた私は意気揚々とプランターも買ってホームセンターを出たわけです。
見つからなかったら自棄を起こして果物でも育て始めていたかも。
いつも何か自分がチャレンジしたことがないことに挑み続けてないと気が済まない質なんです。
何はともあれ入手したフリージアの球根の植え付け
さあ、球根を植えるときは冷蔵庫で水を吸わせてあげて・・・から始めるんですけど、このフリージア、すでに新鮮な芽を出していたのでそのままプランターに植えることにしました。画像でも薄緑白い芽がすでに生えているのが分かるでしょうか。
なんとなく白いプランターをフリージア用に。
園芸やるときにはいつも本気なんですけど、今回の花を育てるのは本当にかなりやる気でした。
なにせ「準主人公が終盤で名もなきヒットマンに撃たれて変なポーズで『止まるんじゃねえぞ・・・』って言って死ぬアニメのEDの花」のイメージのままじゃあんまりじゃないですか、フリージア。
だから底網の敷き方から丁寧にやりました。
球根の説明曰く、水はけをよくするためにゴロ石は多めに、とのこと。
腐葉土3:培養土7くらいの土がベストらしいので、ちゃんと混ぜ合わせて苗床づくり。
すでに止まりたくない意志が手を伸ばしているような、この白い若芽。
本当なら一晩は冷蔵庫の中で水を吸わせてあげるんですけど、なんかこの子たち芽を出すのを待ち切れてなく思ってる気がしまして。
植え付け感覚は5㎝くらいとのことなので金尺である程度正確に測りながら、シャベルの柄で穴掘り。
フリージアの植え付け深さは5㎝位だそうですけど、さすがにそこまで正確にできないのでくぼみに球根を願いを込めて植え付けたら優しく土をかけて植える。
そして、1㎝ほどのかけ土をしてあげたら、さあ、完成。
これで春が来たら枯れることのない、鉄の華を咲かせて見せるんだよォ~!と無駄に上がったテンションでタグ付け。
しつこいようですが、いちおうここでもこの子たちに伝えておきましょう。
「止まるんじゃねえぞ・・・」
さて次はアイリス、なんですが・・・
フリージアの植え付けはここまでにして、次はアイリスの球根なんですけど。
なんか球根の様子がフリージアと違う気がします・・・。
全体的にカラカラで芽も生えかけてない。これはもしかしてラナンキュラスと同じく冷蔵庫で水を吸わせてあげないといけないパターンでは?
しかも説明によれば植え付け深さが10~15㎝とフリージアに比べて深い・・・。
まずプランターの選定から失敗したかも! しかも1ポットあたり4つ位までとな。
第一、何故フリージアとアイリスが同じサイズのプランターで育てられると思ったのか。
とにかく、失敗するにしても、一回は失敗してみないと何も得られないのでできるだけやれるだけやってみましょう。
基本中の基本、網敷き~苗床づくりはフリージアとほぼ同じなのでカット
強いて差をつけるとすれば、フリージアが寄せ植えが好まれるように一ところにかたまって沢山咲いている姿が美しいとされます(このへんも鉄華団のイメージなのかもしれません)。
対して、アイリスは割と距離を置いてぽつんと咲いていてもその一輪の美しさで人を魅了します。科目としては同じアヤメ科なんですけどね。
だから、アイリスは同じプランターの中でもなるべく間隔を空けて、かつ深めに植えるようにしました。
元々秋植えと言っても、9月くらいの初秋に植える花なので、もし今年芽が出なかったら、来年水を吸わせてから植えるやり方で再チャレンジする予定です。ラナンキュラスがそうしないと咲きませんでしたからね。
少しかさかさした球根のイメージから想像したように、アイリスは多めの水やりを好むようです。
フリージアとアイリスの性格の違い
多湿を嫌うフリージアと、多めの水やりが好きなアイリス、それぞれのプランターは隣り合わせによく日が当たる場所にしましたが、水撒きにも注意しないといけませんね。同じ水撒きをしていると片方だけ芽を出さないなんてことになりそうです。
さて、これからそれぞれどういう成長を見せてくれるのでしょうか?
多少乾いていても皆一緒に逞しく生きていくフリージアが咲くのか、はたまた人から距離を置いても、遠くから見守りつつ、水は沢山欲しがる寂しがりなアイリスが咲くのか。
あるいは両方咲くのか、両方咲かないのか、それは春を迎えてみないと分かりません。
子供の頃は、春は楽しいことがいっぱい待っていたんですけど、どうも大人になると春に“楽しみにすること”が減っていけません。それで、みんなチューリップを植えたがるかもしれませんね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。できれば両方の花が咲くように祈っていてください。