2016年の夏に長野と岐阜の温泉をはしごして、岐阜では下呂の温泉に行ったんですが、いまいち温泉の印象が薄いのです。宿も外れを引いてしまったので、そのほかの思い出で楽しそうに補完しながら書いていこうと思います。
:2016年の下呂への温泉旅行、さっそくいい思い出がないとか書かれてるんだけど、実際どうだったの? のみずさん。
:なにやら訪れた時期にちょうど下呂で祭りをやっていたらしくてな。下呂温泉に着いても車で通るには危ないことこの上なかった。しかも旅館の駐車場が分かりにくく、一度近くの無関係な駐車場に違法駐車してから徒歩でその旅館を探し当てないと辿り着けないくらいに迷ったぞ。周りの観光客にも迷惑そうにされるし散々な目に遭った。
:旅館の印象もよくなかったんだって?
:うむ。受付の対応もよくなかったし、部屋も狭かったし、温泉も湯温が低くてたいして良いと思わなかったし、夕食はなしにしてしまったし。というわけでイメージダウン記事を書いてしまわないよう、どこに泊まったかは載せないでおくぞ。
:岐阜の下呂って、有名な温泉地ですごくいいイメージがあるのになあ。
:こればかりは私の選択ミスだ。それだけ聞いて下呂温泉の印象を決めるんじゃないぞ。そうだ、せっかくなのでお祭りを見て回ったときの話をしよう。
:わーい。
:どうやら下呂温泉は新たに名物を生み出そうとしている最中だったらしくてな。それがこのゆあみ屋の「温玉ソフト」だ。
「ゆあみ屋」は下呂温泉にある足湯だ。どうやら足湯に浸かりながら謎のソフトクリームを食べるというのがコンセプトらしい。HPもある。
:え?え?おんせんたまごの僕も困惑だよこれは。まず温かい食べ物なの冷たい食べ物なのどっち?
:不思議な感じがする食べ物だろう? これで温玉まで含めて実は冷たいんだ。ゲテモノ料理に思えるかもしれないが夏場にちょっと変わったソフトクリームとして食べるには実はそこまで悪くない味だった。
:おんせんたまごの部分は本物の卵なの?
:信じがたいかもしれないが、卵だ。ちゃんと卵の味がした。周りのお祭り客も一体どういう代物なのか知りたいだけの好奇心でこの温玉ソフトを買って足湯に浸かりながら食べていたな。私が頼んだこれは最もスタンダードなもので色々なトッピングもあった。総評としては”意外に美味しい”。
:さらにこんなTシャツまで売っていた。
:ねえ、この床ってのみずさんの家の畳だよね? しかもある程度着てる感じなんだけど・・・?
:そうとも、勢いで買ってしまったんだ! 夏には着ている! 何か文句があるか!?
:いーえ、ご本人が満足なら僕から一切文句はございません(なんだかんだでお祭りを楽しんだんだなこの人)。
:食べ物について触れたところで、下呂温泉に泊まった日の夕食を紹介しておこう。旅館は夕食なしだったので旅館から少し離れた居酒屋みたいなところで食べたんだ。
下呂麦酒という「そんなものあるのか」と思った下呂の地ビールと、モツプレートを味わった
さらに飛騨牛の鉄板焼きを頼んだ。
正直温泉でがっかりしていたからこのあたりの食事の料金にはまるで糸目を着けていなかった記憶がある。
:よっぽど下呂の混雑での疲れと、旅館と温泉が外れだったマイナスを取り戻したかったんだね・・・。
:まあ下呂温泉を語ったところで岐阜観光の一環として行った合掌村の紹介でもして行こうじゃないか。往年の名作「ひぐらしのなく頃に」の聖地と言える場所だぞ。
:(温泉は本当に不満だったんだな・・・)
:まず合掌村がどういうところか紹介しておきましょう。
簡単に言うと合掌造りの建物を見て回れる観光地です。
:合掌造りとは具体的には・・・こんな感じ。
あとは「ひぐらし」好きが喜びそうな展示がいくつかあったのと・・・、
歴史好きが大はしゃぎしそうな日本刀や甲冑の展示が色々とありました。
:移動には疲れたし、温泉は残念だったけどきっちり岐阜は満喫してきたみたいだね、のみずさん。
:うむ、まさしくその通り。しかし、このいのちのみずが温泉を満喫せずに下呂温泉を観光したと言えようか?
:じゃあもう一回機会を作って入りに行けばいいじゃない。
:そのつもりだ。今年のGWもあちこちの温泉地に行くが、そのうちの一つに下呂もコースに入れておいたぞ。リベンジだ。どうも夏祭りと時期がかぶってしまったのが悪かったらしいし、朝夕も食事付きの旅館にしておいた。
:やっぱり食事は宿で取ったほうが楽だもんね。
:温泉旅行ではいかに温泉を満喫した後のんびりできるかが印象を分けるが、そのためにはやはり食事がついている方が楽でいい。このあたりのこだわりができたのもこの頃だな。ひどいときは夕食をファーストフードで済ませる温泉旅行もあったからな。後は今年に泊る旅館の温泉が期待通りであることを願うばかりだ。
:旅館によって温泉のお湯って違うの・・・? その温泉地なら同じなんじゃ・・・。
:とにかくその旅館は対応が良くなかったんだ! チェックイン時に受付に誰も居なくてかなり待たされた上に部屋への案内もなかったしな。そのときの気分次第で温泉の入り心地は決まる。
:のみずさんがなにやらよく分からない持論を展開し始めたところで、今回の「下呂温泉・合掌村観光」記事は締めます。
:最後までご閲覧下さった方がいらっしゃったら、ありがとうございました!
:ありがとうございました!