:今回は香川県の塩江温泉に旅行してきた旅行記です。
:しおえおんせん?
:しおのえ、だ。温泉むすめにもなっている有名な温泉だぞ。
:やったねのみずさん! また温泉むすめの温泉地制覇率が上がったね。
:そうだな。温泉むすめがなければ塩江温泉も一生知らずに人生を終えていただろう。
:じゃあ泊まったホテルだか旅館だかを紹介してよ。
:よし。ここです。新樺川観光ホテル。
香川の県庁所在地、高松市の山奥にあります。なお、画像に写っているのはホテルと一体化しているマンション部分になります。
このホテル、なんと12階建てのマンションと兼用になっているのです。おかげで遠くからでも見つけやすくて助かりました。
:こんな自然に囲まれた温泉地で老後を過ごしたら長生きできそうだね! のみずさん、一室買ったら?
:老後は今父が住んでいる大阪の寝屋川にある一軒家を譲ってもらって住む予定なんだ。なんといっても家賃がかからないし駅へのアクセスもいいしな。
:でも死ぬまで温泉巡りは続けるんでしょ?
:ああ、車が運転できなくなったら電車でも飛行機でも使って温泉には行き続ける。そのために今老後資金を貯めるようと汗水流して働いているわけですし。
:のみずさんの話はいいからさ、塩江温泉の浸かり心地はどうだったのさ?
:あえていおう、最高だった!
:実は塩江温泉は厳密には温泉ではなく25℃以上で湧き出さない鉱泉です。
湧き出し温度は16.6℃と低く、40~42℃のちょうどよい湯加減で提供しています。ホテルの紹介に「べっぴんの湯」とあるようにかなり強いアルカリ性なので美人の湯です。
少しぬるっとした肌触りで、露天風呂も内湯と変わらない温度で配慮していました。
:そんなわけで湯上りの生ビールが最高でした。
アルコールの自販機はなく、生ビールを売店で提供していました。そういえば売店といえば、
冷蔵室の横に温泉むすめの塩江修子ちゃんがいました。四国のお遍路さんを修行で巡っているという設定の温泉むすめですね。
こんなふうにお遍路さんの写真が連絡通路に貼ってありました。
:そういえば順番が前後しましたが部屋はこんな感じの和室でした。
ちなみに温泉水を引いているというお風呂もありました。
私は温泉に行って足を伸ばすのが好きなので入りませんでしたが。
:総じていいホテルだったんだね。
:そうだな、食事も美味しかったぞ。では夕食の話題に行きましょう。まずは先付。
:香川なのにお蕎麦だったの?
:香川のうどんはもう充分食べたしな。鍋に入れて食う蕎麦も旨かったぞ。それよりも残念だったのは日本酒がこんぴらで呑んだ金陵一種類しかなかったことだな。
:さておき、讃岐が誇る白味噌の牛すきは最高だったな。
:選べる酒の種類がそもそも少なかったので酔いを回すためにウイスキーのロックを頼んだ。
どこのメーカーか訊ねたいくらいこのウイスキーは美味しかったな。
:のみずさん牛肉にはワインの組み合わせが好きなんじゃなかったの?
:それは夏に平湯温泉でたらふく味わったしな。それに後で出てきた揚げ物との相性も最高でした。
:お腹も膨れて酔いも回ったところでご飯と汁ものです。
デザートの写真がピンボケだったのでこっちを載せておきます。
:目新しさはなかったですが、総じて美味しい夕食でした。
:よく眠れた?
:それはもうぐっすりとな。もちろん朝風呂は開いてすぐに浸かりに行ったぞ。
:その割りには混んでたよね、朝風呂。
:マンション暮らしの人たちも入りに来ていた感じだったな。履物での判断ですが。
最後には和洋折衷の朝食を頂いて帰りました。
:いつも温泉帰りには和歌山に帰ってきてからマクドナルドを食べるんですが、今回はやめておきました。それくらいホテルの朝食の食感を口に残しておきたかったんです。
:あんまり健康にいいとは言えない食習慣だしね。明日病院で検査だし。
:これでも体重は減ってきているんだぞ。贅沢するのは旅行の時だけです。
:次はどこだっけ?
:10月の連休に愛媛の湯ノ浦温泉だ。愛媛は道後があまりに観光地化されていて疲れたので、今度はのんびりしたいものだ。では、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!