長野は自分が一番温泉に多く入りに行った県で、かつ住んだこともあるので土地勘もあります。なので、「長野の温泉」で一記事にまとめてしまうと長くなりすぎる上に記事のネタとしてもったいない故今回は2017年に入りに行った諏訪の温泉についてのみ書こうと思います。
:・・・。
:出だしからテンションが低いね、のみずさん。ほら、諏訪の温泉について紹介してくれるんでしょ? 長野大好きだそうだし早く語ってよ!
:実は今年の3月に予定していた白浜への温泉旅行を仕事の忙しさからキャンセルしてしまってな・・・。あと最近ぎっくり腰になった。仕方がないとはいえ、精神的にも肉体的にもダメージを受けているところなのだよ。
:白浜温泉かあ。たしかにそれは腰の湯治も兼ねて入りに行った話聞きたかったなぁ。てかのみずさんは和歌山に住んでるくせに白浜に行ったことがないの?
:住んでいるからってその県の温泉に行くわけではない。むしろ日常から離れたくて自分の住んでる県の温泉にはあまり行かないという温泉好きの人の方が多いと思うぞ。現に私も長野に住んでいた頃は長野の温泉にはあまり行かなかった。
:じゃあ諏訪に旅行したときも他県に住んでたの?
:例外的に今回の記事で書く旅行は長野に住んでいるときに行ったものだ。そもそも私が諏訪の温泉に入った回数は、四捨五入すると十に届いてしまう。
:そんなに諏訪の温泉が好きなんだ?
:ああ、何回も何回も入りに行っているぞ。ちなみに別にアニメ「おねがいティーチャー」の舞台だから行ったわけではない。今回はそのうちで一番新しい話をする・・・前に諏訪の温泉豆知識を披露しておこう。
:豆知識? 湯温とか効能とかのウンチクじゃなくて?
:まず、有名な話だが、諏訪の鉄道駅には足湯がある。
:有名なの? 僕初耳なんだけど。
:長野は車で移動するのが基本だ。電車などいわゆる「1時間に1本」とかそんな土地だからな。そんな電車の待ち時間を足湯に浸かって過ごすのも一興だ。諏訪の温泉宿は駅を降りてすぐに結構数あることも、電車で諏訪に行くときは知っておくといいかもしれない。
:なお、この説明は「上諏訪」駅に限ったことで、「下諏訪」駅には足湯はない。そもそも温泉地としてすら「上諏訪温泉」「下諏訪温泉」と区切られている。諏訪の温泉の豆知識はこんなもんだな。
:そんな言い方するってことはのみずさんは両方の諏訪の温泉に行ったことがあるんだよね? 今回の記事で紹介するのは上諏訪下諏訪どっちなの?
:2017年に入りに行ったのは上諏訪の方だ。個人的な印象では下諏訪温泉の方が上諏訪温泉より熱い印象があるな。
:上諏訪温泉の方がぬるいの・・・? なんか不思議な感じがあるんだけど。
:より正確に書けば下諏訪温泉のお湯は熱い! ともに泉色は透明で、かの武田信玄が温泉で傷を癒したと伝えられる程入り心地も良いが、下諏訪の温泉はやや玄人向けな印象があるな。諏訪湖そのものを観光したいのなら交通アクセスの面からも上諏訪の方がいいかもしれない。
:なんかまた訳の分からないのみずさんのこだわりが出てきた・・・。
:おっと、前置きに文字数を裂きすぎたな。まずは泊まったホテルを紹介しておきましょう。ここです。
老舗の和風旅館とかではなく諏訪湖畔のリゾート地の印象が強い宿です。
食事も長野特産の信州牛メインでくつろいで食べられます。
:箸袋にホテル名が書いてあるね。
:うむ。長野の地ワインの白ワインと信州牛。良い組み合わせだった。ちなみに諏訪市と隣接する塩尻市はワインの産地でワイナリーがたくさんある。この日呑んだワインも塩尻産だ。
:塩尻へ行けばワイナリー巡りとかもできそうだね。
:ちなみに諏訪は日本酒の名産地でもあって、上諏訪駅を降りると徒歩圏内で見学できるくらいあちこちに酒蔵があるぞ。温泉もいいが、酒を旅の楽しみにしている人は心の片隅にでも置いておくといいのではないだろうか。
:(言うだけあって、本当に長野には詳しいなあこの人)
:先程諏訪湖を観光するなら上諏訪の方がいいと書いたが、このホテルからも諏訪湖が見えたぞ。食事を丁度窓際の席で取ったのでホテルの展望からの諏訪湖の写真も載せておこう。
:わあ、ホントに湖だね。
:割ときれいに丸を描いている湖だな。ちなみに一周すると約16㎞で、脚力に自信がある人なら散歩やマラソンのコースにしても悪くない。私も一度やろうとしたが4分の1くらい、つまり1時間ほどで歩き疲れてしまった。
:長野での話は本当にいくらでも出てくるね。のみずさん。
:まだまだこんなものではない。今回は元々は箱根温泉に行ったときについてでも書こうかと思っていたが、出だしから白浜旅行キャンセルの話になったので楽しい思い出が多い長野の諏訪に変更したんだ。
:ということは箱根にはいい思い出がないの?
:ああ、前回愚痴っぽくなってしまった下呂温泉以上に箱根温泉にはいい思い出がない。リベンジも考えているが、それも二の足を踏んでいる。
:なんで? ・・・って、それを諏訪温泉感想のこの記事で書くわけにもいかないか。
:そういうことだ。さて、今回は諏訪の上諏訪温泉の記事でした。最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございました!
:ありがとうございました!