温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

山形県 蔵王温泉 旅行記

:今回は山形県の蔵王温泉まで旅行に行ってきた思い出の日記です。

:出だしからご機嫌だね。

:うむ。2024年前半は蔵王温泉が楽しみで仕事を頑張っていたようなものだからな。温泉むすめになっている温泉でもあるし。

:蔵王巴ちゃんだね。銀髪でおとなしくて温泉ソムリエの資格持ちでのみずさんの好みなんだよ。

:それだけじゃない。温泉そのものも素晴らしかったぞ。まず蔵王温泉というのは広い山形県でも日本海に面した海沿いにあってな、温泉地に近づくだけで車の中にいてもほのかな硫黄臭が漂ってくるほどの硫黄泉でな。

:はいはい、たまごの腐ったような匂いたまごの腐ったような匂い。

:いや、それが、「美味しそうなゆで卵の匂い」だったぞ。

:嫌な匂いじゃなかったんだ?

:臭く感じるような硫黄臭も好きだがな。蔵王温泉の匂いは美味しそうな匂いがした。

では泊まった温泉旅館を紹介しましょう。ここです。「おおみや旅館」。

www.oomiyaryokan.jp

:蔵王温泉そのものの発見が西暦110年くらいでな。2000年近い歴史を持つ。その中でも1000年の歴史を持つノスタルジックな温泉旅館です。

:蔵王はさすがにのみずさん奮発したもんね。

:部屋は和洋折衷でした。

全館畳張りで素足で風呂場もレストランもいけました。旅館の内装はこんな感じ。

部屋の冷蔵庫にはメロンとキウイが冷やしてあったので夕食後に頂きました。

あとはお土産の参考にするために山形産のラ・フランスのお菓子が置いてあったり、

やや無理やりですが「温泉旅館のあのスペース」もありました。

:早く温泉の感想に行こうよ。読者さんもそれを読みに来てるわけだしさ。

:それもそうだ。蔵王温泉はあっちこっちに公衆浴場があるのですが、私はおおみや旅館さんの温泉だけで大満足しました。

:さっきも書いたように、蔵王温泉は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で、強烈な硫黄の匂いがします。強酸性の湯なので金属製のネックレスや指輪は入る前に外すことを勧められます。なんせpHが1.6とかですからね。

:そんなに酸性が強いとかえって体に悪そうな気がするんだけど!?

:これが非常に体に良くて長湯にも向くんだなあ、これが。蔵王温泉は「美人の湯」ならぬ「姫の湯」と呼ばれている。

:皮膚の余分な要素を溶かしてくれて、肌が白くなる効果があるからなんだなこれが。

:のみずさん元から肌白いじゃない。

:うむ、よく女性からうらやましがられる。個人的にはもう少し日焼けしたいんだが日に焼いても肌が赤くなるだけだからな。

:のみずさんの話はおいといて夕食の話題に行こうよ。

:待て。風呂上がりのビールは最高だったぞ。それに高校野球も非常にいい試合をしていたんだ。年の生き甲斐が一つ果たせて大満足だった。

:山形県はお酒も美味しいの?

:では夕食の話題に行こう。まずは食前酒の山形県高畠産白ワイン 氷結しぼりです。

そして山形の珍味、だだちゃ豆豆腐、穴子胡瓜。

:どちらも酒のつまみにはぴったりだった。日本酒は山形の地酒、出羽桜を頂いたぞ。

口取りに色々料理が出てきた。

銀鰈奉書焼き、黄身寄せ真薯、のし梅チーズ、ジュンサイなめこ、ミニトマト生ハム巻き、蓮根はさみ揚げ、ホタテベーコン巻き、ミニグラタン。

あまりに美味しいものだから高畠ワイナリーの赤ワインを追加注文してしまった。

:出た、のみずさんの旅行先チャンポン。

おつくりは鯛、サーモン、帆立レモン締め、エビイカフラワー。これはさすがにさっき紹介した日本酒で頂いたぞ。

:そしてメインディッシュの山形牛のみそ焼き。山形牛は久しぶりに食べたが絶品だったぞ。

牛肉には赤ワインと決めているんだ。幸い赤ワインの種類は色々あったしな。

さて、呑みまくってお腹が冷えたころに温かい料理が出てきた。

とうもろこし饅頭、冬瓜、焼き茄子、椎茸、銀あんの炊き合わせ。

:そろそろ酒を締めようと最後には山形特産ラ・フランスのジュースにした。全国でもなかなか味わえない果実だし、甘くて呑みやすくて美味しかったです。

:そして冒頭で述べた温泉むすめの蔵王巴ちゃんの好物、こんにゃく蕎麦も出してくれました。

:これは体によさそうだね。医者にも怒られなさそう。

:うむ、うまかったぞ。締めはご飯。味噌汁はフキノトウ味噌だった。ご飯は山形県産米のつや姫でした。基本的に地産地消な料理でした。

止め椀に田舎汁。

:酒は控えめにしたとはいえ、酔った頭に二杯目の味噌汁はありがたかったです。デザートはスイカ、抹茶水ようかん、フルーツゼリーでした。

さて、温泉にも夕食にも大満足したところで部屋でデザートを食べてぐっすり寝ました。

:当然、起きたらすぐに朝風呂に行ったんだよね?

:当たり前だ。あれだけの名湯、せっかく行ったのに入るのが一回だけなんてもったいなさすぎる。

:ちなみにお土産は全部蔵王温泉のものにした。

蔵王、というか山形は将棋の駒の生産量が日本一で、こけしの名産地でもあります。同じ山形の温泉むすめの銀山心雪ちゃんもこけしを持っています。

:さて、あとは朝ご飯を残すだけなのですが、非常にボリューミーでした。

湯豆腐。

もちろん、ご飯と味噌汁に色々なおかず。

フルーツポンチ。

肉厚ハムサラダ。

デザートにコーヒーゼリー。正直ここまで食べたらこの日の昼食はいらないくらいでした。

:実をいうともう蔵王で今年の夏の温泉旅行は満足しきっていたのですが、旅行記はまだ続きます。

:あとは群馬と三重だっけ。

:ああ、山形から一日で和歌山に帰るのは無理だからな。

:では最高の思い出になった蔵王温泉の旅行記をこれで締めさせてもらおうと思います。

:今回は最後までニコニコなのみずさんでした。では、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!