今回の温泉紹介は温泉好きな人が大抵好きな“露天風呂”の中でもなかなか変わった例を紹介させて頂きます。
海の見える天空露天風呂
前にこのブログで「海が見える露天風呂は難しい」というようなことを書いたのですが、これはあくまで私的見解で海が見える露天風呂は日本全国各地にありますし、私も入ったことがあります。
今回紹介するのはその海の見え方が一風違った温泉旅館です。
場所は茨城の北端、北茨城市磯原です。
茨城県の県庁所在地水戸市やアニメ、“ガールズ&パンツァー”の聖地にして、北海道へのフェリー出発港の大洗町よりもはるか北、日立市よりさらに北です。ほぼ福島との県境にあります。食べ物で言えばあんこうが有名なあたりですね。
ホテルの名前は磯原シーサイドホテル。
シーサイドという名の通り太平洋に面したところに建っています。ちょうど二つ島の真西にあります。
二つ島
このホテル、全部屋から海が見える配置にしており、部屋から二つ島も見えます。
二つ島は、島と言っても上陸して何かできるわけでもない、言ってしまえば岩礁です。
ちなみに“二つ島観光ホテル”というそのままな名前のホテルも磯原シーサイドホテルのすぐ隣にあります。
天空露天風呂
磯原シーサイドホテルはよくリピートしていたホテルですが、このときはバイクで行きました。
このホテルの一番の特徴が屋上(たしか7階の上)にある天空露天風呂です。時間限定なのと男女入れ替え式なのでそこだけはご注意ください。
たかーい露天風呂に、日が出ている明るいうちに太平洋を眺めながら入るも一興、星が見える時間帯になってから入るも一興です。
ただし、地下から湧いた温泉をそんな高さまで汲み上げて加温している風呂なので館内の大浴場よりは湯温が低めです。なので自分は湯冷めしないようにまずこの天空風呂で景色を満喫した後に大浴場の展望浴場で温まるようにしてました。
2階にある展望浴場からも海が見え、純粋に温泉好きの人にもお勧めですが、とにかく海を見ることを満喫したい人向けの温泉地です。
磯原シーサイドホテル推しな理由
このホテルを気に入ったのには自分自身のすっごくドジなエピソードがあって、4、5年前に土日月3連休の土曜に予約を入れていたのに日曜だと勘違いしていたのです。
当然土曜の夜に「まだお着きにならないんですか?」とホテルから電話がかかってきて、「しまった!」となりました。すでにチェックインぎりぎりの時間だったので、その時点で家を出て車を走らせても間に合わず、キャンセルすることにしました。
そして、失意の中連休初日の土曜夜を過ごしていたら22時くらいにホテルから「明日キャンセルが出ました! ぜひ来てください!」と、とても慌てた声で、それでいてすごく嬉しそうな声で連絡が来たのです。
そりゃもう大喜びで、改めて日曜に(自分の脳内の)予定通りに温泉旅行に出かけることができたわけです。
こうした恩もあって、リピーターになりました。計4回位行きましたかね。
あと、この経験で自分が旅行する日時は前もって念入りに確認しておく癖がつきました。
このときはたまたま痛い目を見ずに済みましたが、せっかくの温泉旅行の予定が自分のミスで無駄になるのは悲しいものですからね。
海沿いだけあって食事は海鮮
食事は勿論海鮮中心です。あんこう料理もオプションで出てきますが自分が食べるのは併設レストランにおまかせの海鮮鍋です。
画像の下の方は煮付けですね。どちらも日本酒のあてにして食べました。
そういえば北茨城であんこうって食べないまま離れてしまいました。いつかまた北を攻めるときにあんこう料理が美味しい温泉旅館を狙ってみましょうか。
前回の犬吠埼と言い、海沿いの温泉についての記事が続きました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。