温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

香川のこんぴら温泉 そして金刀比羅宮踏破

10月6日と7日に香川に渡って温泉旅行とお遍路さんのほんの一部、弥谷寺と金比羅宮参りをしてきました。
台風25号がそれてくれてくれて助かりました。
代わりに8月並みに暑かったですけどね。

 

行程表

10月6日 PM こんぴら着 金刀比羅宮の階段踏破
    夕方 弥谷寺着 弥谷寺を頂上まで踏破
    夜 弥谷寺ふもとの温泉旅館で一泊
10月7日 AM 四国健康村でこんぴら温泉で湯治
    あとは帰るだけ

肝心のこんぴら温泉では宿が取れなかったのでこのような行程予定にしました。
ただし台風25号のことをきいたときはもう半分諦めてせめて弥谷寺のふもとの温泉に一泊して無事帰れれば十分かな、くらいの気になってました。

金刀比羅宮の階段を登ろうと思ったきっかりはいい汗かいてその日の温泉に気持ちよく浸かろう、程度だったんですけど、予定立てて色々調べてるうちに何が何でも全段登りたくなりました。

記憶にある限り人生初の四国

このブログの初記事

www.onsen-engei.com

でも書きましたが、私の地元は四国の愛媛にあります。よってパスポートとかに書いてある本籍地は愛媛になってます。2歳くらいの頃連れていかれたことがあるそうです。もちろんそんなことを覚えている訳もなく。
記憶に残る年齢になって、生まれて初めて四国に足を踏み入れました。
ちなみに記憶にある初めて踏んだ日本の本州以外の土地は仕事で行った香港です。どんだけ若い頃旅行してこなかったんだって感じですよね。

さておき、この記事ではタイトル通り、こんぴらに絞って書くようにします。

こんぴらさんの感想

うどん県のお手並み配食

香川県はもう「うどん県」を自称してるくらいうどんを売りにしてるので、瀬戸大橋を渡って四国への一歩を踏み出して最初に行ったのはやっぱりうどん屋でした。
入ったのは灸まんうどん。

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そこかしらに看板がありましたけど、香川では有名なんでしょうかね? 「灸まん」というと饅頭の印象があったのですが・・・。
せっかく来たので間違っても丸亀製麺みたいに全国展開してるチェーンで食べてしまわないようにと思ってました。あとで調べてみて香川にしかないうどん屋だと知って安心しました。

ちなみに、食べたのはぶっかけ肉うどん。

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なお、10月6日の香川の最高気温は36.0℃とかいう目を疑う数字だったので冷たいざるうどんにしようかと思いましたけどこれが一番美味しそうだったので。

せっかくなので温泉たまごも乗せて食べました。

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お味は牛肉の濃い味付けの甘さと、うどんのこりこりした歯ごたえが相まって最高の美味さでした。

一言で感想を言えば「伊達に“うどん県”なんて名乗ってないんだな」と。

こんぴらさんの階段を登る・・・の前に駐車場

観光地に車で行くととにかく困るのが駐車場探し、なんですが、こんぴらさんに限って言えばそれはもうすごい勢いで駐車場の案内人が「ここ!ここ!」って言ってくれまくってたのでまったく労することなく駐車することができました。領収書を見たらホテルの客引きで、駐車場だけ貸していたようですね。
とにかく、‘’駐車場一つ探すだけで旅行が台無しになるくらい嫌な思いすることなんてザラ”、なんて思ってましたけどその心配は皆無でした。
値段の相場もよく分からないまま500円払ってこんぴらさんまで徒歩圏内に停められました。500円なら全然問題なしです。

 

本命のこんぴらさんは最初はお祭り会場でした

さて、階段を登り始めたら「ここは夏のお祭りか!? 今夜は花火か!?」ってくらい出店だらけでした。
私は、写真にあまり他の観光客が映り込むのが好きではないので、代わりにこの子を映しました。

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あらかわ。勾玉をもったしあわせうさぎです。

この段数を教えてくれるポイントくらいまで登るまではまるでお祭り会場でした。わざわざ書くまでもないほど有名なことですが、金刀比羅宮の階段の総段数は千三百六十八段で、本宮までだけでも七百八十五段です。この時点でまだ千段以上残ってたわけですね。

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ところで自分はステンレス製の杖を突いて歩いていたんですけど、周りの人は皆お土産を兼ねた竹製の杖を突いて歩いてました。
それだけで大分浮いてしまってました。

ようやく厳かになってきました

お祭りな雰囲気を超えてなお登っていくとあうんの狛犬?像があったり。

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色んな人が寄付?したらしき石碑がずらりと並んでいたり。

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厳かになったと思ったらこんな可愛らしいゆるキャラみたいな像がいたり。

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そしてこんぴらさんではどうやら一年通してすごい数の催し物があるみたいです。

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直近では10月10日になにかあるようでしたね。

お賽銭箱。

せっかくなので100円入れました。なお、賽銭箱は頂上までに何個も何個も置いてありました。全部入れてたらきりがないので頂上付近のここだけに入れました。

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色んなものを観ながら、長い長い階段を杖突いて登りに登って、そろそろ膝が笑い始めた頃にこの看板。

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千段以上登ってようやく本殿到着

まるでRPGのラストダンジョンで中ボスを倒しながら回復ポイントもセーブポイントもないまま進んでいるよう気分の中、ついに本殿に辿り着きました。

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ちなみにピントがボケて見えない板には「正面からの撮影はご遠慮ください」って書いてあります。そのとなりは英語です。

本殿まで辿り着いたら、周りの人のまねして「パンパン、ペコリ」ってお祈りして階段をえっちらおっちら下りました。

下りてる最中、登ってるときに力尽きたのか籠で運んでもらってる子が二人ほど見かけました。さすがに千段以上もある階段だと救済措置もあるようでしたね。

 

こんぴらさん、千段以上もの階段を上り下りした一番の感想は何より、いい運動になりました! 年に一回位やれば寿命が延びるかも。

 

こんぴら温泉はここで満喫

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前に書いたようにこんぴら温泉には宿を取れなかったので、寺を登った翌日に四国健康村に日帰り温泉に行きました。

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晴れてよかったです。土砂降りだったらもう直帰してました。

温泉の感想は、湯温も高く、薬湯があったり、露天もあって、なかなかのものでした。
この“四国健康村”、朝の9時とかに行ったおかげか、空いてて、こんぴら温泉を満喫できました。

本記事はこんぴらだけにして、宿泊した弥谷の方、および弥谷寺を登った話また次の記事で。

 

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。