:今回は今年のGW温泉旅行の本命、神奈川県は湯河原温泉に行ってきた感想記事です。
:東京都の舛添元知事が毎週末に公用車を使って通ってて問題になった温泉だよね。そんなお偉いさんがそこまでして行きたがると思えるほどの温泉だった?
:うむ、公用車を使っていたのはともかく、毎週末あそこで豪遊できるなら知事のプレッシャーにも耐えられそうなくらいいいところだったぞ。まず、湯河原温泉へのアクセスですが、JRに湯河原温泉駅という駅があり、そこから各温泉旅館へバスが出ています。連休中だけあって人通りも多く、そこまで秘湯という印象ではありませんでした。
:都会から電車で行ってそこからバスなんて有馬に似てるね。
:そうだな。温泉地としての知名度はともかく、住むところ、というよりは行くところ、だな。
:湯河原温泉駅で一旦車を降りて観光したんだよね? その感想も聞かせてよ。
:そうだな、まず湯河原は歴史的には土肥実平という武将と縁が深い土地です。戦国時代ではなく、平安末期、源頼朝があれやこれやしてた時代の武将です。
駅前に石像があります。
:さらに湯河原駅前には今流行りの「足湯」ならぬ「手湯」がありました。
温泉が水道のように湧いて出ているのです。結構熱いですが、静岡からの長時間運転の後だと気持ちよかったです。
:駅名からして温泉ありきの場所なんだね・・・。
:まあな。ちなみに私が泊ったのは湯河原のバス停の中でも一番奥から行くことになる「奥湯河原温泉 加満田」さんだ。
説明文にもある通り、純和風な温泉旅館です。
部屋の様子はこんな感じ。
:おおっ、これぞ僕が求める理想の温泉旅館の部屋だよ!
:君が金を出したわけでもないのに自慢気にするな。では、温泉の紹介に行きましょう。まずは湯河原温泉の泉質から。
:湯河原温泉の源泉温度は71.1℃。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉、pHは7.5と弱アルカリ性の美人の湯です。湯色は無色透明、濁りなども特になし。純粋に入り心地の良い温泉でした。
:特別な特徴を持った温泉でもないんだね。
:露天風呂が貸切風呂でな。夕食の前に三回も入りに行ってしまった。ちなみに夜の露天風呂は星が綺麗らしい。館内の様子はこんな感じ。
貸切露天風呂の様子はこんな感じでした。
:なんか山奥にあるように見えるんだけど?
:奥湯河原は充分に山奥だ。駅の周りにも温泉宿はいっぱいあったが、少し都会の喧騒から離れたこの旅館にしてよかったと思ったぞ。余談ですが、コロナも落ち着いてきたおかげかちゃんと仲居さんが部屋まで案内してくれて、私のTシャツを見て大笑いされてました。
:デレマスの双葉杏の「働いたら負け」Tシャツを着て行ったんだっけ。たしかに出勤日に有給使って5/2に泊まりに行ったからのみずさんらしいや。
:たまにはこんな風に遠出してゆっくり温泉にでも浸からないと日常がやってられん。そういえば内湯でやたら親し気に話しかけてくるお爺さんがいたな。ああいう旅先の出会いも仕事疲れにはいいものだ。
:今上海のロックダウンで職場がてんやわんやしてるもんね。少しは現実逃避も必要かあ。
:ブログの内容がやばい方向に行く前に夕食の話に行きます。この旅館、なんとこのご時世に部屋食でした。
まずは食前酒に自家製梅酒。そして前菜。
先付の万願寺唐辛子焼浸 鮪節
:これは日本酒が進みそうだね!
:もちろんだ。部屋の冷蔵庫から日本酒は全種飲んだぞ。
これは3回目の風呂上りの時に頂いたものだが、そのまま夕食の席でも味わった。地酒九頭竜だ。
おつくり。平目、カンパチ、鯛、平貝などだ。これも冷えた日本酒との相性は抜群でした。
お吸い物。
笹の葉寿司。
煮物。
美味しい料理が次々出てくるものだからついつい呑み過ぎてしまった。
締めは食事として栃木産コシヒカリと赤出汁と漬物だ。
デザートは杏仁豆腐と苺ゼリー、苺、ゴールデンオレンジでした。
実際に行くまで知らなかったのですが、湯河原は柑橘類の郷だそうな。関東近県ではみかんといえば湯河原だそうです。
:またひとつ勉強になったというか、日本に詳しくなったねのみずさん。
:ぐっすりと寝た後、朝風呂を頂いて朝食です。朝食も部屋食でした。
:おー、これぞ温泉旅館の朝! のみずさんいい思いしたね!
:ああ。これ以上ない温泉旅館のもてなしだったぞ。次に湯河原に行くときもこの加満田さんにしようかと思っているほどだ。
:温泉地リベンジとか言うことは多いのに、リピート希望とはよっぽど気に入ったんだね。
:うむ、それくらいいい思いをさせてもらえた。加満田さんにも、湯河原温泉にもな。
:じゃあ次なる旅に思いを馳せながら締めようよ。
:待て、GWの旅行は後一日志摩が残っている。
:そっかあ、では今回は機嫌がよかったのみずさんでした。最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・。
:ありがとうございました!