:今回は久しぶりに一人で温泉旅行に行った大阪の犬鳴山温泉の旅行記です。
:大阪にも温泉ってあるの? スーパー銭湯とかじゃなくて?
:それがあるんだな。ほぼ和歌山な南の方の泉佐野に。
:大阪にも南は山ばっかりなとこもあるもんね。北の方は平地ばっかりだけど。
:ああ、大阪で「ミナミ」と言えば繁華街を指すからな。大阪にもきちんとした温泉地があると温泉むすめで知ってはいたので前から行きたかったんですが、晴れて今回行ってきました。
:じゃあいつもみたいに泊った旅館から紹介してよ。
:うむ。ここです。「犬鳴山温泉 み奈美亭」。
:わあ、なんか古めかしい建物だね。
:たしかに外観は寂れて見えたが内装はきちんとしていたぞ。まずは部屋から紹介。4階の角部屋、桔梗の間を用意してもらえました。
建物はたまごが言ったように古かったですが結構内装にもいろんなものが飾られていました。
:本当に本格的な和風旅館だったんだ。
:ああ、本格な和風旅館だった。文句ないだろう?
:肝心のお風呂の入り心地はどうだったの?
:それはもう硫黄のにおいが漂い、文句のつけようのないくらい温泉していたぞ。泉質はぬるっとしており、足元に気を付けないと滑りそうになるくらいだった。純重曹泉。pHは8.8。ぬるっとした温泉の例にもれず美人の湯です。実は先日仕事ですり傷が指にできていたのですが、浸かった翌日には塞がっていました。
:それはなかなかよさそうな温泉だね。
:ビールの自販機もあったし、小さいながらお土産物コーナーもあったぞ。
:もうひとつ肝心なお食事は? 大阪ってあんまり温泉旅館で何が出てくるか想像つかないなあ。
:うむ、私も想像つかなかった。今回はいつもの楽天トラベルではなく電話で直接予約したから食事のコースとかも事前に解らなかったんだ。
:結論から言えば、内装通りの純和風会席料理でした。
部屋食ではなく夕食のためだけに一室とってくれていました。同じ4階のうぐいすの間という部屋をあてがわれました。部屋名は全部花からかなと思いましたが、単にきれいな和名が使われているようです。
まずは食前酒。
さらに魚とエビの海鮮。
おつくり。
メインディッシュの宮崎牛のプレートステーキ。これが「リンゴで育てた信濃牛」にも引けを取らないくらいの美味でした。
:長野びいきののみずさんにそういわせるとはなかなか・・・。
:酒は大阪泉佐野の地酒「荘の郷」を頂いたぞ。
:大阪にも地酒ってあるんだ?
:私も実際頼んでみるまで知らなかった。よく冷えていて呑みやすい口当たりだったぞ。
続いて温かいものが出てきました。海鮮と野菜の天ぷら。
海魚、スズキのムニエル。
最後に会席料理の締めとしてご飯と味噌汁が出てきて、デザートはスイカでした。スイカは今夏初めて食べました。
:のみずさん、毎年温泉旅館旅館で夏に初めてスイカを食べてない?
:いいだろう、美味しかったんだから。ただ、冷酒一合では呑み足りなかったので夕食後にもうひとっ風呂浴びて部屋でビールを呑みました。
:あとは学生時代の友達とスマホでオンライン飲み会やってたよね。
:毎週土曜日恒例になっているからな。運転疲れもなかったから起きていられたし。それでもめちゃくちゃよく眠れたぞ。6時に目が覚めた。
:そして朝風呂に行ったと。
:当然だろう。私にとって温泉旅行したら朝風呂はもはや義務だ。
:犬鳴山は大阪からも和歌山からもアクセスいいもんね。和歌山に住んでるのみずさんにとっては白浜よりこっちに来る方が近いわけだ。
:朝風呂の後は当然朝食です。3階の鳳凰の間という部屋で会場食でした。
ビールを呑みまくって少し冷えた腹に湯豆腐があったかかったです。
:これだけいい思いができて夕食の冷酒込みで二万ちょいは安いと感じました。
:そっか、楽天トラベルからじゃないから値段も泊ってみないとわからなかったんだ。
:ただ、犬鳴山は近いので今度は数年後に宿を変えて再訪したいと思ってます。
:さんざん「いい宿」って言っておいて次は違うところにするの?
:犬鳴山がいいところだとわかったからな。さて、そろそろ記事を締めたいと思います。
:次はどこだっけ?
:8月にまずは城崎温泉だ。お盆は最終的には指宿温泉まで足を延ばすつもりでいるぞ。
:のみずさんともあろう人が兵庫県温泉で有馬の一方的ライバル、城崎にいったことがなかったの? 湯村には二回も行ってるくせにさ。
:行ったことがあるのは神鍋温泉だ。微妙に違う。では、次の城崎を楽しみにしつつ、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!