:今回は今年のお盆休みの締めに浸かってきた山口県、湯野温泉の旅行記です。
:湯野温泉? 聞いたことないなあ。湯田温泉なら知ってるけど。
:それはそうだろう。温泉むすめにもなっていないマイナーな温泉だからな。ただでさえ田舎な山口県のさらに田舎な周南市の山奥にあります。
:それで、どうだった? いい温泉を発掘できた?
:それはもう運転づくめだったお盆の疲れが最後に取れたいい温泉だったぞ。美人の湯であることをアピールしており、知る人ぞ知る名湯でした。
:泉質はアルカリ性単純温泉。と書いてあったにもかかわらず強い硫黄の匂いがしました。紫外線カットの効果もあり、微弱な放射線泉の効能により老化防止の恩恵もあります。
:それはのみずさんには嬉しいね。最近歳を感じてきてるし。
:うるさいな。人間誰しも生きていれば歳はとるものだ。私も温泉巡りを始めて7年になるが遅すぎたと思うくらいだぞ。
:話を戻して、湯野温泉ではどこに泊まったの?
:うむ、湯野温泉の中でも大きくて有名な旅館、「芳山閣」さんだ。
お部屋の感じはこんな感じ。
お盆の最後にやっと温泉旅館らしい和室をあてがわれました。
窓からの景色はこんな感じ。
:おおっ、これは本当に「これぞ温泉旅館」って感じ。
:しかもこの部屋で食事は部屋食でな。食事の撮影もSNSなどに画像をあげるのも大歓迎だと書いてあった。
:のみずさんインスタとかやってないじゃない。
:そこで、食事を持ってきてくれた仲居さんに「ブログ書いてます」とあらかじめ話しておいた。大層よろこんでくれたぞ。
:じゃあその自慢の食事の話をしてよ。
:その前に風呂上がりに楽しんだものを紹介しておきましょう。疲れが溜まっていたのでビールはやめておきました。
:いちご牛乳にアイスクリームかあ。たしかに真夏の風呂上がりには絶好の美味しいものだね。
:本当はもうこの旅行では酒を控えようかと思ったのだが、夕食のメニューにあった山口県の地酒3種があまりに美味しそうだったので頼んでしまった。
:まあ食前酒程度の量だったがな。
:ボク一番左の酒の名前が読めないだけど。
:ああ、私にも読めなかったので仲居さんに聞いてみた。「獺祭(だっさい)」だそうだ。日本国内はともかく、フランスなどのヨーロッパで人気がある日本酒らしい。私にはややくせが強かったので一番右の「東洋美人」が美味しく感じたが。
では旅館の期待に応えて食事の紹介に行きましょう。
前菜。
おつくり。日本酒との相性は最高でした。
豚鍋。これもボリュームがあり、食べ応えがありました。前日の指宿で食べたのが牛だっただけにマンネリになりませんでした。
なめことサザエ。そしていわしの丸焼き。
:私は魚の丸焼きを骨ごとパクっと酒のあてに食べてしまったのですが、これに仲居さんが驚いていました。旅館始めて以来この魚料理を残さずしっぽまで食べきった人は今まで3人くらいしかいなかったんだったそうな。なんともったいない。
:じゃあのみずさんが4人目だね。この記事を読んだ人にも完食してもらいたい?
:残念ながら読者数が少ないブログだからなあ。この記事を何かの拍子で見てもらえて湯野温泉と芳山園さんが少しでも知られればそれに越したことはない。
:締めに釜めし。これも美味しくボリュームがあって食べごたえがあったぞ。
最後にデザート。メロンなんて食べたのはいつの旅行以来か思い出せません。
:正直デザートにはてっきりスイカが出てくると思っていたのでいい思い出になりました。
:近所のディスカウントスーパーではあまり売ってないもんね。
:総じて温泉にも食事にも満足いったんですが、これで帰ったらまた仕事が始まってしまうと思うと、なかなか寝付けませんでした。
:この翌々日にはもう仕事だったんだっけ?
:一日勘違いしていてな。さておき朝食はこんな感じでした。
:これは昼食が要らないくらいのボリュームだね。朝食も部屋食だったんだ。
:ああ、最近の旅館としては珍しく朝食も部屋食でした。ちなみに温泉に浸かった時の印象としてはかなりの数の旅行客が泊まりに来ていたのでこれはいい配慮でした。
:なんてことを書いている間にもう来週には次の旅行なわけですが。今度は旅行と記事更新の間をそんなに空けずに書きたいものです。
:次はどこの温泉?
:聞いて喜べ。愛媛の道後温泉だ。
:有名は有名だけど、のみずさん前にも行ってなかった?
:前の時はビジネスホテルにスーパー銭湯がくっついたようなお手頃旅行だったからな。リベンジしに行くつもりです。
:無事リベンジできるといいね。ボクもいい旅行になるよう祈っておくよ。
:(たまごが素直にいいこと言うと気持ち悪いな)。では、これにて2023年のお盆の4泊5日の旅行記はおしまいです。
:最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!