:今回は今年のお盆休み旅行の本命、鹿児島県は指宿温泉に行ってきた感想記事です。
:かなり有名な温泉なのに行ったことなかったの?
:有名なのに行ったことがなかったからこの機会に行ってきたんだ。
:九州の中でも南の端っこにある、砂風呂が名物な温泉だよね? 砂風呂は体験してきた?
:もちろんだ。原鶴温泉から6時間ほどだったので15時過ぎにホテルに着いてその足、といってもホテルが用意してくれたバスでだが、砂風呂を味わってきたぞ。
ホテルには直接の砂風呂施設はなく近所の「砂楽」という砂風呂もやっている日帰り温泉まで送ってもらいました。
混雑半端なかったですがまあ時期的に仕方なかったでしょう。
:砂風呂って具体的にはどんなの? まさか砂の中に入っておしまい、じゃないんでしょ?
:撮影禁止の施設だったので画像はありませんが、砂風呂は、まず脱衣所で全裸になって借りた浴衣に着替えます。隠れるところは浴衣で隠れるので男女の区別はありません。そして海辺までその格好で歩いて行ってでっかい砂場(小学校とかにあるあれ)で砂風呂です。
:どんな入り心地だったのさ? それを早く教えてよ!
:うむ。まずビーチパラソルが並ぶ浜辺で砂の上に寝っ転がって、そこにスタッフさんが砂をかけて全身を埋めてくれます。砂の温度も40℃を超えるくらいに熱くなっており、温泉ともサウナとも違う独特のぬくもり方ができました。いつまでも埋まっていたいくらい気持ちよかったのですが、一人15分までと決まっており、「熱すぎるようなら途中で出てもかまわない」と言われました。私はせっかくなので時間ギリギリまで砂風呂を味わいましたね。
:そんなに砂まみれになって普通に出て大丈夫なの?
:いやいや、ある意味砂風呂の本番は熱く熱せられた砂で十分体を温めた後、温泉で砂と汗を洗い流すところなんだ。
:そりゃそんな熱い砂に埋められたら汗もかくよね。
:「砂楽」には普通の温泉もあり、そちらでじゃりじゃりになった体を綺麗にします。ちなみに浴衣は砂風呂専用のレンタルでしたが、タオルは持ち帰れます。
:なお、イブすき温泉なのでポケモンのイーブイとコラボしていました。
そしてバスでその日の宿まで送ってもらえました。なお、「砂楽」でもビールは出していたのですが、バスが乗り込んであと2分で出発だったのでこれ幸いとばかりにホテルに帰りました。
:そういえば泊った旅館の話がまだだったね。どこに泊まったの?
:うむ、ここです。指宿ロイヤルホテル。
デトックスウォーターのバーカウンターがあったり、とにかく体に良いことをアピールしていたホテルでした。
残念ながらビールの自販機がなかったので売店で買いました。そのとき店員さんに「砂風呂に入ってきました」というと「じゃあ冷えたビールが最高に美味しいですよ」と笑顔で接してくれた。実際に美味しかったです。
:真夏に温泉上がりにビール! これだけは一生やめられそうにないね!
:ああ、死ぬまで続けるつもりだぞ、この趣味は。
:なお指宿ロイヤルホテルの部屋はこんな感じ。
ホテルの方の温泉も頂いて、夕食に行きました。
:待った! 指宿温泉の説明もしてよ。
:指宿温泉はナトリウム塩化物泉でデトックス効果が高く、保湿効果もよいとされています。美人の湯の中でも特別で、源泉は中性です。また砂蒸し風呂が健康に及ぼす効果は普通の温泉の3~4倍との報告もあります。
:デトックスって体の中の悪いものを外に出すとかそんな効果だよね?
:そうだ。このところ、特に盆前は仕事でストレスが溜まっていたのでいい体験ができました。
:では夕食の話題に行きましょう。洋風なホテル名とは裏腹に夕食は和食でした。
食前酒。
行って初めて知ったことですが、指宿の名物は鰹節だそうです。
鹿児島牛のステーキ。絶品でした。
そしてこれをある意味砂風呂と同じくらい楽しみにしていた鹿児島の芋焼酎。
見た目は普通の焼酎ですが、いい意味でものすごくクセが強く、呑みごたえばっちりでした。
ほろ酔い気分でいい気分になったところでこの日はよく眠れました。
:心療内科で出してもらってる薬、この日は飲んでなかったもんね。
:そして朝ごはんも理想的な温泉宿の朝食でした。朝風呂を浴びてデトックスウォーターを飲んでから味わいました。
随所に使われていた鰹節がまたごはんにぴったりで心満足、体健康でした。
これだけは紹介しておきましょう、鹿児島の郷土料理「さつま汁」
:総じて温泉にも食事にも接客にも満足いく旅になりました。最高にいい夏休みが過ごせました。
:あと一泊残ってるんじゃないの?
:ああ、山口県の湯野温泉だな。ここもよかったが九州旅行としてはこれにて締めだ。来年もまた行きたいな。できれば今年はキャンセルした佐賀に行きたい。
:スマホゲーム、ロマサガRSで度々出てくるからでしょ。
:私は温泉に行くきっかけだって温泉むすめだし、とっかかりは何であれ楽しく過ごせればそれでいいのだ。
:それでは最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!