温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

島根県 美又温泉 旅行記

:今回は島根県は美又温泉に行ってきた旅行記です。

:こないだの記事で行くって言ってたところだね。あんまり有名じゃないとか言っていたけど実際行ってみてどうだった?

:温泉は最高に良かったぞ。旅館のサービスも申し分なかった。

:それはよかったね! 具体的に美又温泉ってどこにあるの?

:まず美又温泉の地理から説明しましょう。同じ島根県でも出雲大社や玉造温泉がある東側とは違い、西の方の田舎にあります。車では中国自動車道で広島まで行き、そこから北上していくルートですね。

:島根なのに山陰道は通らないんだ。

:ああ、山陰道を使うとかえって遠回りになる。では泊った旅館の紹介をしましょう。ここです、美又温泉 みくにや。

www.r-mikuniya.com

:わあ、なんだか古めかしそう。

:実際に古めかしかったからな。その分空いていてよかった。美又温泉は山の川隣りにあるよく言えば閑静な、悪く言えばド田舎な場所にあります。

:あてがわれた部屋も川の音でまるで雨が降っているような気分だったよね。

部屋は純和風で、泊る部屋と食事のための部屋、二つ用意してくれた。

:温泉は申し分なかった。チェックインの時に日本美人の湯ランキングへの投票券を出されたな。個人的には龍神や嬉野など美人の湯はたくさん知っているのだが、あえて投票しておいたぞ。「温泉について何か一言」とあったので「温泉むすめ」に入って有名になってください、と書いておいた。

:温泉むすめも日に日に温泉が増えてるもんね。で、実際の入り心地は?

:美又温泉は自分たちでアピールしているように、それはもう見事な美人の湯です。美肌の湯と言い換えてもいいかもしれません。アルカリ性単純温泉のぬるぬるした泉質が特徴で、源泉温度は47.1℃と熱い湯が好きな人にもお勧めです。温泉会館の近くに足湯があるので足湯だけ味わって帰るのもアリではないでしょうか。

:温泉会館? 道後温泉にあったような案内所?

:それに関しては後でな。夕食は和洋折衷でした。

さっき書いたように、食事のためだけに一部屋用意してくれました。ゆっくり味わいたかったのでこれはいい配慮でした。

:美味しかった?

:まずは前菜。

さらにおつくり。

一つだけ文句をつけるとしたら、せっかくおいしいおつくりが出たのに、選べる酒がビールしかなかったことだな。

:そして和食会席の定番。海鮮鍋。

ビールだけのお酒によく合ったてんぷら。

さらにさらにステーキとワイン!

しかもこのワインはステーキとセットなのでお金を取られなかったんだ。

:相変わらず温泉旅行になるといいもの食べるねのみずさん。

:締めにゆかりご飯と味噌汁、それに漬物だ。デザートは季節の果物だったぞ。

:食事の終わりごろに仲居さんから「温泉会館でやる神楽は見に行きますか」とまるで予想もしていなかった質問をされたぞ。

:神楽? 歌舞伎みたいなもの?

:どうせ夕食を一番早い時間にしてもらって夜暇だったので見てきた。ちなみに神楽とは神に奉納する円舞のことだ。

実際に画像を見てもらった方が早い。

:演目はふたつで、ひとつは源頼重による鵺退治、もうひとつはスサノオノミコトによるヤマタノオロチ退治だ。

:後者は知ってるよ。酒でオロチを酔い潰して退治するんだよね?

:見た後は思ったより汗をかいたからもう一回風呂に入って寝た。

:汗をかいたってことはそれだけ興奮して見入ったってことだよね?

:ああ、想像よりずっと面白かったぞ。

:そして起きたら恒例の朝風呂に入った、と。

:当然だろう。私の他には二組しか客がいなかったからどの時間も温泉を独占できた。

どうせ私しかいなかったから温泉の様子も撮影してきたぞ。浸かって100まで数えてもまだ入っていたいほどのいいお湯だった。

:いっけないんだー。また温泉の写真撮ってる。

:そういえばこの旅館のことをブログに書いてもいいか夕食のときに仲居さんに聞いたら「どうせボロいとか書かれそうだから」とか遠慮されたな。たしかに古めかしさはあったが、私はいい宿だと思ったんだが。

:「悪いことは書かない」って約束してたよね。

:事務的な対応ばかりの安いビジネスホテルに比べたらよっぽどいい思いができたしな。さて、思い出もそろそろ朝ごはんを残すのみになってきましたので。

:朝ごはんもボリュームがあって食べ応えがあったね。

:ああ、朝から熱い湯に浸かって美味しいものを頂いて、本当にいい思いをさせてもらったぞ。さて、これにて美又温泉の記事は締めさせていただきます。

:次は11月に伊豆だったっけ。

:ああ、あの西伊豆旅行はどちらかというと「ゆるキャン△」の聖地巡礼の意味合いが強いな。今度こそちゃんと富士山を見たいものだ。前に東に行ったときは車の窓からちらりと見えた程度だったからな。

:のみずさんはキャンプとかはしないの?

:そんな体力はない。仮にやったとしたら帰りの運転が心配で仕方がない。

:11月はもう一件温泉旅行がなかった?

:ああ、後半に新潟の赤倉温泉だな。温泉ソムリエ発祥の地だからぜひ一度行ってみたかったんだ。その前に忘れずにスタッドレスタイヤに変えないといけないな。なんせ新潟だし。

:楽しみだね! それでは今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・

:ありがとうございました!

 

愛媛県 道後温泉リベンジ 旅行記

:今回は今年の九月の連休に愛媛の道後温泉まで行ってきた旅行記です。

:前に行ったときに失敗した温泉だよね? リベンジできた?

:最初に謝っておきます。この旅行中にデジカメを無くしまして今回の記事はほぼ文字のみです。

:無くした? 旅館に問い合わせてもなかったの?

:連絡してみたが、なかった。正直疲れていたのだろう。どこかに置き忘れてしまったんだ。

:のみずさんって愛媛に行くと必ず何か失敗するジンクスでもあるの?

:失敬な。私の実家は愛媛県の宇和島だぞ。物心つかない頃にしか行ってない

がきっといい思い出もいっぱいあるはずだ。それに今回の温泉旅行、カメラを無くした以外は存分に楽しめたぞ。

:まず道後温泉について説明しておきます。泉質はアルカリ性単純温泉。日本でも有数の美人の湯です。場所は四国では一番の都会、愛媛の松山市の、温泉を中心とした繁華街にあります。日本最古の温泉とも言われており、かの夏目漱石が湯治をしながら「坊ちゃん」を執筆し、舞台にもしたことでも有名です。

:のみずさんも旅行先で小説でも書けばよかったのに。

:あの一大観光地を前にPCなんか持ち込んで執筆などしている気分ではなかった。それほど道後温泉の周りは賑わっていました。

:特に道後温泉から直に湧いた湯に浸かれる道後温泉本館前は長蛇の列ができていました。道後温泉は源泉温度47.8℃なので熱い湯が平気な人ならちょうど良く入れるわけです。その他、足湯カフェ、リラックマとコラボしたお土産物屋、風呂上がりの生ビールが呑める施設、などなど時間をつぶすには事欠かない観光地です。

:それで、どこに泊まったの? 前みたいにビジネスホテルじゃないんでしょ?

:それに関しては、ここです。オーべルージュ道後。道後温泉本館まで徒歩5分という好立地のホテルでした。

www.auberge-dogo.com

部屋はもちろん洋室だったのですが、ベッドが一つしかない個室で、チャージ料もとられず、のんびりくつろげるホテルでした。道後でもひときわ高い建物なので見つけやすかったのもよかったですね。

:松山のビジネスホテルに宿をとって道後温泉でひとっぷろってやり方だと風呂上がりのビールが楽しめないもんね。

:ああ、そうしている客が多かったのか、ホテルの風呂も朝夕ともに独占できたし、湯上がりのビールも旨かった。イタリア語のホテル名が示す通り、夕食のイタリアンも美味かったしな。

:たったひとつ文句をつけるとしたら、温泉の提供温度が41℃だったことかな。源泉から引いていて温度が下がるとは言ってももう少し熱い湯で提供してほしかった。

:夕食のイタリアンはどうだった? パスタとかピザとか出た?

:ああ、愛媛みかんのカクテル、スパークリングワインとともにピザもパスタも味わったぞ。瀬戸内海で取れた海鮮をイタリア風に調理しているレストランだった。メインディッシュは宇和島の真鯛か牛ステーキか選べたのでステーキにしたぞ。ワインは私の苦手な辛口しかなかったが料理によく合い、美味しかったぞ。

:しかし夕食だけでは呑み足りなかったので夜の道後に散歩に出たら最近久しく行っていなかった古めかしいスナックを見つけてな。ブランデーを味わいながら歌も歌っていい気分になれた。店の名前はたしか「ラビアンローズ」だったかな。

:フランス語で「バラ色の人生」だね。

:サービスのいい店でな。帰り際に、みかんのリキュールをプレゼントしてくれた。「せっかく和歌山から来てくれたんだから」とな。

:おおっ、これはいいおみやげができたね。

:しかし、道後に行ってみて残念だったのは温泉むすめの道後泉海ちゃんにあまり会えなかったことかな。観光案内所ののぼりにたった一つだけあった。一応声優さんとともに観光大使になっているのだからもっと大々的にイラストがそこらじゅうにあるものだと思っていたが。

:性的搾取だなんだと炎上したんだよね。温泉むすめ。

:まあそんなことは関係なしに私は好きな温泉に行くんだがな。

:次の予定も決まってるんだよね?

:ああ、十月の連休に島根の美又温泉だ。

:もう来週じゃない。それまでにデジカメ新調できるの?

:いや、もうこれからはブログ用の画像もスマホで撮ろうと思っている。スマホなら無くしたりしないだろうからな。それにスマホで撮った画像の記事のアクセス数が悪いなんて状況はないですし。

:ところで美又温泉ってなんて読むの? ボク温泉むすめになってない温泉地の読み方あんまり分からないんだ。

:みまた、だ。みまたおんせん。楽天トラベルでも温泉の評判が非常にいいので楽しみにしている。

:最後に肝心なことを聞くけどさ。前に道後に行くつもりで失敗しちゃったときの思い出は上書きできた?

:それはもう。画像は残ってなくても道後温泉がどういうところかよくわかったし、いい思い出がいっぱいできたからな。

:それはよかったよ。では今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・

:ありがとうございました!

 

山口県 湯野温泉 旅行記

:今回は今年のお盆休みの締めに浸かってきた山口県、湯野温泉の旅行記です。

:湯野温泉? 聞いたことないなあ。湯田温泉なら知ってるけど。

:それはそうだろう。温泉むすめにもなっていないマイナーな温泉だからな。ただでさえ田舎な山口県のさらに田舎な周南市の山奥にあります。

:それで、どうだった? いい温泉を発掘できた?

:それはもう運転づくめだったお盆の疲れが最後に取れたいい温泉だったぞ。美人の湯であることをアピールしており、知る人ぞ知る名湯でした。

:泉質はアルカリ性単純温泉。と書いてあったにもかかわらず強い硫黄の匂いがしました。紫外線カットの効果もあり、微弱な放射線泉の効能により老化防止の恩恵もあります。

:それはのみずさんには嬉しいね。最近歳を感じてきてるし。

:うるさいな。人間誰しも生きていれば歳はとるものだ。私も温泉巡りを始めて7年になるが遅すぎたと思うくらいだぞ。

:話を戻して、湯野温泉ではどこに泊まったの?

:うむ、湯野温泉の中でも大きくて有名な旅館、「芳山閣」さんだ。

https://www.houzanen.com/

お部屋の感じはこんな感じ。

お盆の最後にやっと温泉旅館らしい和室をあてがわれました。

窓からの景色はこんな感じ。

:おおっ、これは本当に「これぞ温泉旅館」って感じ。

:しかもこの部屋で食事は部屋食でな。食事の撮影もSNSなどに画像をあげるのも大歓迎だと書いてあった。

:のみずさんインスタとかやってないじゃない。

:そこで、食事を持ってきてくれた仲居さんに「ブログ書いてます」とあらかじめ話しておいた。大層よろこんでくれたぞ。

:じゃあその自慢の食事の話をしてよ。

:その前に風呂上がりに楽しんだものを紹介しておきましょう。疲れが溜まっていたのでビールはやめておきました。

:いちご牛乳にアイスクリームかあ。たしかに真夏の風呂上がりには絶好の美味しいものだね。

:本当はもうこの旅行では酒を控えようかと思ったのだが、夕食のメニューにあった山口県の地酒3種があまりに美味しそうだったので頼んでしまった。

:まあ食前酒程度の量だったがな。

:ボク一番左の酒の名前が読めないだけど。

:ああ、私にも読めなかったので仲居さんに聞いてみた。「獺祭(だっさい)」だそうだ。日本国内はともかく、フランスなどのヨーロッパで人気がある日本酒らしい。私にはややくせが強かったので一番右の「東洋美人」が美味しく感じたが。

では旅館の期待に応えて食事の紹介に行きましょう。

前菜。

おつくり。日本酒との相性は最高でした。

豚鍋。これもボリュームがあり、食べ応えがありました。前日の指宿で食べたのが牛だっただけにマンネリになりませんでした。

なめことサザエ。そしていわしの丸焼き。

:私は魚の丸焼きを骨ごとパクっと酒のあてに食べてしまったのですが、これに仲居さんが驚いていました。旅館始めて以来この魚料理を残さずしっぽまで食べきった人は今まで3人くらいしかいなかったんだったそうな。なんともったいない。

:じゃあのみずさんが4人目だね。この記事を読んだ人にも完食してもらいたい?

:残念ながら読者数が少ないブログだからなあ。この記事を何かの拍子で見てもらえて湯野温泉と芳山園さんが少しでも知られればそれに越したことはない。

:締めに釜めし。これも美味しくボリュームがあって食べごたえがあったぞ。

最後にデザート。メロンなんて食べたのはいつの旅行以来か思い出せません。

:正直デザートにはてっきりスイカが出てくると思っていたのでいい思い出になりました。

:近所のディスカウントスーパーではあまり売ってないもんね。

:総じて温泉にも食事にも満足いったんですが、これで帰ったらまた仕事が始まってしまうと思うと、なかなか寝付けませんでした。

:この翌々日にはもう仕事だったんだっけ?

:一日勘違いしていてな。さておき朝食はこんな感じでした。

:これは昼食が要らないくらいのボリュームだね。朝食も部屋食だったんだ。

:ああ、最近の旅館としては珍しく朝食も部屋食でした。ちなみに温泉に浸かった時の印象としてはかなりの数の旅行客が泊まりに来ていたのでこれはいい配慮でした。

:なんてことを書いている間にもう来週には次の旅行なわけですが。今度は旅行と記事更新の間をそんなに空けずに書きたいものです。

:次はどこの温泉?

:聞いて喜べ。愛媛の道後温泉だ。

:有名は有名だけど、のみずさん前にも行ってなかった?

:前の時はビジネスホテルにスーパー銭湯がくっついたようなお手頃旅行だったからな。リベンジしに行くつもりです。

:無事リベンジできるといいね。ボクもいい旅行になるよう祈っておくよ。

:(たまごが素直にいいこと言うと気持ち悪いな)。では、これにて2023年のお盆の4泊5日の旅行記はおしまいです。

:最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

鹿児島県 指宿温泉 旅行記

:今回は今年のお盆休み旅行の本命、鹿児島県は指宿温泉に行ってきた感想記事です。

:かなり有名な温泉なのに行ったことなかったの?

:有名なのに行ったことがなかったからこの機会に行ってきたんだ。

:九州の中でも南の端っこにある、砂風呂が名物な温泉だよね? 砂風呂は体験してきた?

:もちろんだ。原鶴温泉から6時間ほどだったので15時過ぎにホテルに着いてその足、といってもホテルが用意してくれたバスでだが、砂風呂を味わってきたぞ。

ホテルには直接の砂風呂施設はなく近所の「砂楽」という砂風呂もやっている日帰り温泉まで送ってもらいました。

ibusuki-saraku.jp

混雑半端なかったですがまあ時期的に仕方なかったでしょう。

:砂風呂って具体的にはどんなの? まさか砂の中に入っておしまい、じゃないんでしょ?

:撮影禁止の施設だったので画像はありませんが、砂風呂は、まず脱衣所で全裸になって借りた浴衣に着替えます。隠れるところは浴衣で隠れるので男女の区別はありません。そして海辺までその格好で歩いて行ってでっかい砂場(小学校とかにあるあれ)で砂風呂です。

:どんな入り心地だったのさ? それを早く教えてよ!

:うむ。まずビーチパラソルが並ぶ浜辺で砂の上に寝っ転がって、そこにスタッフさんが砂をかけて全身を埋めてくれます。砂の温度も40℃を超えるくらいに熱くなっており、温泉ともサウナとも違う独特のぬくもり方ができました。いつまでも埋まっていたいくらい気持ちよかったのですが、一人15分までと決まっており、「熱すぎるようなら途中で出てもかまわない」と言われました。私はせっかくなので時間ギリギリまで砂風呂を味わいましたね。

:そんなに砂まみれになって普通に出て大丈夫なの?

:いやいや、ある意味砂風呂の本番は熱く熱せられた砂で十分体を温めた後、温泉で砂と汗を洗い流すところなんだ。

:そりゃそんな熱い砂に埋められたら汗もかくよね。

:「砂楽」には普通の温泉もあり、そちらでじゃりじゃりになった体を綺麗にします。ちなみに浴衣は砂風呂専用のレンタルでしたが、タオルは持ち帰れます。

:なお、イブすき温泉なのでポケモンのイーブイとコラボしていました。

そしてバスでその日の宿まで送ってもらえました。なお、「砂楽」でもビールは出していたのですが、バスが乗り込んであと2分で出発だったのでこれ幸いとばかりにホテルに帰りました。

:そういえば泊った旅館の話がまだだったね。どこに泊まったの?

:うむ、ここです。指宿ロイヤルホテル。

ibusukiroyalhotel.co.jp

デトックスウォーターのバーカウンターがあったり、とにかく体に良いことをアピールしていたホテルでした。

残念ながらビールの自販機がなかったので売店で買いました。そのとき店員さんに「砂風呂に入ってきました」というと「じゃあ冷えたビールが最高に美味しいですよ」と笑顔で接してくれた。実際に美味しかったです。

:真夏に温泉上がりにビール! これだけは一生やめられそうにないね!

:ああ、死ぬまで続けるつもりだぞ、この趣味は。

:なお指宿ロイヤルホテルの部屋はこんな感じ。

ホテルの方の温泉も頂いて、夕食に行きました。

:待った! 指宿温泉の説明もしてよ。

:指宿温泉はナトリウム塩化物泉でデトックス効果が高く、保湿効果もよいとされています。美人の湯の中でも特別で、源泉は中性です。また砂蒸し風呂が健康に及ぼす効果は普通の温泉の3~4倍との報告もあります。

:デトックスって体の中の悪いものを外に出すとかそんな効果だよね?

:そうだ。このところ、特に盆前は仕事でストレスが溜まっていたのでいい体験ができました。

:では夕食の話題に行きましょう。洋風なホテル名とは裏腹に夕食は和食でした。

食前酒。

行って初めて知ったことですが、指宿の名物は鰹節だそうです。

鹿児島牛のステーキ。絶品でした。

そしてこれをある意味砂風呂と同じくらい楽しみにしていた鹿児島の芋焼酎。

見た目は普通の焼酎ですが、いい意味でものすごくクセが強く、呑みごたえばっちりでした。

ほろ酔い気分でいい気分になったところでこの日はよく眠れました。

:心療内科で出してもらってる薬、この日は飲んでなかったもんね。

:そして朝ごはんも理想的な温泉宿の朝食でした。朝風呂を浴びてデトックスウォーターを飲んでから味わいました。

随所に使われていた鰹節がまたごはんにぴったりで心満足、体健康でした。

これだけは紹介しておきましょう、鹿児島の郷土料理「さつま汁」

:総じて温泉にも食事にも接客にも満足いく旅になりました。最高にいい夏休みが過ごせました。

:あと一泊残ってるんじゃないの?

:ああ、山口県の湯野温泉だな。ここもよかったが九州旅行としてはこれにて締めだ。来年もまた行きたいな。できれば今年はキャンセルした佐賀に行きたい。

:スマホゲーム、ロマサガRSで度々出てくるからでしょ。

:私は温泉に行くきっかけだって温泉むすめだし、とっかかりは何であれ楽しく過ごせればそれでいいのだ。

:それでは最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

福岡県 原鶴温泉 旅行記

:今回はお盆休みに福岡県の原鶴温泉に入りに行ってきた旅行記です。

:はらつるおんせん? あまり有名なところじゃないね。

:ああ、私も温泉むすめで知るまで存在を知らなかった。福岡県と言っても、かなり南の方、大分県と接しているあたりにあります。福岡なので本州から九州に入ったらすぐだと思っていたのですが、結構車で走らないとたどり着けない場所にあります。

:アルカリ性単純温泉と単純硫黄泉の二種類があり、私が入ったのは、湯の匂いとホテルが美人の湯をアピールしていたことからおそらく前者です。

:じゃあいつもみたいに泊まった旅館から紹介してよ。

:うむ、ここです。原鶴グランドスカイホテル。

breezbay-group.com

スカイホテルというだけあって、10階建ての建物で、この旅館の10階の部屋に通されました。

:お部屋と窓からの景色はこんな感じ。

九州では比較的都会な福岡県の中でも、よく言えばのどかな、田舎の景色を一望できました。

:お風呂の入り心地はどうだった?

:城崎から福岡までかなりの時間運転したので体がかなり疲れていた。しかしその分原鶴温泉で疲れはとれたぞ。

:今回の旅行の一番の懸念点だったものね・・・。で、具体的に温泉の入り心地は?

:それはもう、湯上がり卵肌ってやつだ。旅館側もこんな看板を出して美肌の湯をアピールしていたしな。

湯上がりのビールも旨かったし、疲れも取れたしいうことなしだった。

:それはなにより。じゃあ夕食の話をしてよ。

:それがこの旅館、夕食は私の苦手なビュッフェ形式でな。しかし、味は申し分なかったぞ。なんたって朝にコンビニで買ったパン一つ食べただけであとは走りづくめだったからな。空腹も手伝ってかなり美味しいバイキングだった。

特にこのズワイガニが食べ放題だったのはよかったな。酒も飲み放題だったし。

ドリンクバーのジュース感覚で福岡の地酒を呑みまくれたのは非常に良かった。

:カニが食べ放題とはまた贅沢な・・・。

:ああ、贅沢できたぞ。中でも一番旨かったのはエビのクリームコロッケだったな。では朝食もビュッフェでありきたりだったので割愛して・・・。

:次はいよいよ本命の鹿児島の指宿温泉だね!

:実はこの原鶴温泉は佐賀県の宿をキャンセルして最後に予約した宿なんだ。佐賀に寄っていては指宿に間に合わないと思っていたからな。

:コロナ禍が落ち着いてきて遠慮なく佐賀にまた行けると思ってたんだよね。

:うむ、ゲームの佐賀県コラボで佐賀県の名所があちこち出てきたからせっかくだから回るつもりだったんだ。しかし九州の距離感が掴めなくて、おとなしく福岡にしておいた。

:しかし、それは正解だった。なんだかんだで前から行きたかった原鶴温泉にも行けたし、温泉でも食事でもいい思いができた。

:のみずさんもだいぶ九州に詳しくなってきたね。

:うむ、今年のお盆で満喫したから当分は行かないだろうが、まだ書いていない感想としては本命の指宿が控えている。ここに行ったことがなければ九州の温泉は語れないだろうな。

それでは今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

 

 

兵庫県 城崎温泉 旅行記

:今回は今年のお盆休みに九州旅行してきたときに最初に行った兵庫の城崎温泉の感想記事です。

:和歌山から九州を目指すなら城崎は遠回りになったんじゃないの?

:ああ、大幅に遠回りになったがどうしても前から行きたかったんだ。神鍋温泉を城崎と間違えて入ったり、冬場はスキー客で混むわで今このタイミングで行きたかった。会社が長めの休みをくれたからな。

:じゃあさっそく感想を教えてよ。温泉むすめじゃ有馬をライバル視してるほどの名温泉なんでしょ?

:まず城崎温泉の特徴から説明します。一言でいえば、「温泉地」です。色んな日帰り温泉が軒を連ねていて複数の温泉をはしごするのが基本の入り方です。あと車で行くのはお勧めしません。

:のみずさん車で行ったんだよね?

:お勧めの過ごし方は城崎温泉駅まで電車で行って、自分が泊る温泉旅館まで行ったら(徒歩4~5分圏内に旅館が密集してます)、浴衣に着替えてフロントで城崎温泉の「入り放題パスカード」を借りて外へ出て浴衣姿であっちこっちの温泉をはしごしましょう。

:そんなものがあるんだ! のみずさんもそれ借りたの?

:借りたが私は風呂上りは部屋でのんびりビールを味わっていたい派なんでな。まずチェックインして貸切風呂でひとっ風呂浴びたら部屋に生ビールを2本持ってきてもらって高校野球を見ながらくつろいだぞ。

:そういえばまだ泊った旅館の話が出てなかったね。どこにしたの?

:うむ、ここだ。つちや旅館。城崎温泉の奥の方にある。

もっともこっちは本館で、泊ったのは向かいの別館でしたが。部屋はこんな感じでした。

:洋館に和室を入れ込んだ感じだね。

:まさにそんな感じだった。何といっても1階はカフェになってるような別館だったからな。まあ、そのカフェの横に貸切風呂がついていたので温泉としては文句なしでした。

:貸切風呂だからってまた写真撮ったんじゃ・・・。

:いや、それはしなかった。それより城崎温泉の入り心地ですが・・・。

:城崎六湯と言われるように代表的な外湯が6つあるのですが、そのいずれもが塩化物泉で、湯温は42℃。さらっとした入り心地で赤ちゃんにもよいのだとか。塩化物泉なので美人の湯でもあります。

:湯上りの生ビールは旨かった?

:それはもうあの日はクソ暑かったので温泉上がりのビールは筆舌に尽くしがたい旨さだったぞ。

:外湯めぐりのパンフレットが一緒に写ってるね。

:私がもう少し若くて元気が残っていたら外湯めぐりもしたんだがな。人混みが苦手なのと、風呂上がりに歩くには暑すぎた。ちなみに夕食は宿近くのお好み屋さんでテイクアウトにしました。というか、その店、テイクアウトしかやってませんでした。

久し振りにお好み焼きを食べましたが美味しかったです。

あとはビールのおつまみに餃子をつけました。

旅館のほうも何杯もビールを呑むからかおつまみをサービスしてくれました。一緒に写っているのはカルピスチューハイです。

:城崎ってお好み焼きが有名なの?

:そういうわけではない。城崎と言えば松葉ガニだ。お好み焼きは関西圏外から来たお客さん向けの店だったのだろう。そういえば、フロントでチェックインしたときに「城崎温泉は初めてですか?」と訊かれたな。あらかじめ回り方を知っていないとうまく味わえない温泉地なのだろう。

:ならまたこないとね。

:うむ、車を長距離運転するのがきつい年齢になったころ、電車でまた来て今度は外湯めぐりをしたいものだ。では、次は福岡の原鶴温泉なので早めに寝たので城崎温泉の感想はこんなもんです。

:旅行する前から城崎ー原鶴を1日で走り切れるかびくびくしてたもんね。

:では、次回は続けて行った原鶴温泉の感想記事です。ここも温泉むすめで知って前から楽しみにしていた温泉です。

:今回は短めですが、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!

 

大阪府 犬鳴山温泉 旅行記

:今回は久しぶりに一人で温泉旅行に行った大阪の犬鳴山温泉の旅行記です。

:大阪にも温泉ってあるの? スーパー銭湯とかじゃなくて?

:それがあるんだな。ほぼ和歌山な南の方の泉佐野に。

:大阪にも南は山ばっかりなとこもあるもんね。北の方は平地ばっかりだけど。

:ああ、大阪で「ミナミ」と言えば繁華街を指すからな。大阪にもきちんとした温泉地があると温泉むすめで知ってはいたので前から行きたかったんですが、晴れて今回行ってきました。

:じゃあいつもみたいに泊った旅館から紹介してよ。

:うむ。ここです。「犬鳴山温泉 み奈美亭」。

www.minamitei.com

:わあ、なんか古めかしい建物だね。

:たしかに外観は寂れて見えたが内装はきちんとしていたぞ。まずは部屋から紹介。4階の角部屋、桔梗の間を用意してもらえました。

建物はたまごが言ったように古かったですが結構内装にもいろんなものが飾られていました。

:本当に本格的な和風旅館だったんだ。

:ああ、本格な和風旅館だった。文句ないだろう?

:肝心のお風呂の入り心地はどうだったの?

:それはもう硫黄のにおいが漂い、文句のつけようのないくらい温泉していたぞ。泉質はぬるっとしており、足元に気を付けないと滑りそうになるくらいだった。純重曹泉。pHは8.8。ぬるっとした温泉の例にもれず美人の湯です。実は先日仕事ですり傷が指にできていたのですが、浸かった翌日には塞がっていました。

:それはなかなかよさそうな温泉だね。

:ビールの自販機もあったし、小さいながらお土産物コーナーもあったぞ。

:もうひとつ肝心なお食事は? 大阪ってあんまり温泉旅館で何が出てくるか想像つかないなあ。

:うむ、私も想像つかなかった。今回はいつもの楽天トラベルではなく電話で直接予約したから食事のコースとかも事前に解らなかったんだ。

:結論から言えば、内装通りの純和風会席料理でした。

部屋食ではなく夕食のためだけに一室とってくれていました。同じ4階のうぐいすの間という部屋をあてがわれました。部屋名は全部花からかなと思いましたが、単にきれいな和名が使われているようです。

まずは食前酒。

さらに魚とエビの海鮮。

おつくり。

メインディッシュの宮崎牛のプレートステーキ。これが「リンゴで育てた信濃牛」にも引けを取らないくらいの美味でした。

:長野びいきののみずさんにそういわせるとはなかなか・・・。

:酒は大阪泉佐野の地酒「荘の郷」を頂いたぞ。

:大阪にも地酒ってあるんだ?

:私も実際頼んでみるまで知らなかった。よく冷えていて呑みやすい口当たりだったぞ。

続いて温かいものが出てきました。海鮮と野菜の天ぷら。

海魚、スズキのムニエル。

最後に会席料理の締めとしてご飯と味噌汁が出てきて、デザートはスイカでした。スイカは今夏初めて食べました。

:のみずさん、毎年温泉旅館旅館で夏に初めてスイカを食べてない?

:いいだろう、美味しかったんだから。ただ、冷酒一合では呑み足りなかったので夕食後にもうひとっ風呂浴びて部屋でビールを呑みました。

:あとは学生時代の友達とスマホでオンライン飲み会やってたよね。

:毎週土曜日恒例になっているからな。運転疲れもなかったから起きていられたし。それでもめちゃくちゃよく眠れたぞ。6時に目が覚めた。

:そして朝風呂に行ったと。

:当然だろう。私にとって温泉旅行したら朝風呂はもはや義務だ。

:犬鳴山は大阪からも和歌山からもアクセスいいもんね。和歌山に住んでるのみずさんにとっては白浜よりこっちに来る方が近いわけだ。

:朝風呂の後は当然朝食です。3階の鳳凰の間という部屋で会場食でした。

ビールを呑みまくって少し冷えた腹に湯豆腐があったかかったです。

:これだけいい思いができて夕食の冷酒込みで二万ちょいは安いと感じました。

:そっか、楽天トラベルからじゃないから値段も泊ってみないとわからなかったんだ。

:ただ、犬鳴山は近いので今度は数年後に宿を変えて再訪したいと思ってます。

:さんざん「いい宿」って言っておいて次は違うところにするの?

:犬鳴山がいいところだとわかったからな。さて、そろそろ記事を締めたいと思います。

:次はどこだっけ?

:8月にまずは城崎温泉だ。お盆は最終的には指宿温泉まで足を延ばすつもりでいるぞ。

:のみずさんともあろう人が兵庫県温泉で有馬の一方的ライバル、城崎にいったことがなかったの? 湯村には二回も行ってるくせにさ。

:行ったことがあるのは神鍋温泉だ。微妙に違う。では、次の城崎を楽しみにしつつ、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、

:ありがとうございました!