:今回は今年のGWの一日目に行ってきた長良川温泉の旅行記です。
:あんまり有名な温泉じゃないね。
:いや本物の長良川温泉はそれは見事な赤湯で、鵜飼が観れたりそれはもう知っている人には延髄の観光スポットなんだが、私が行ったのは普通の観光旅館なんだ。
:なーんだ。
:まあそうがっかりするな。和歌山から岐阜は意外なほど近いのでチェックイン可能になったら即部屋に案内させてもらえたぞ。まずは泊まった旅館の紹介から行きます。長良川清流ホテル。洋風だったのを最近改名して改築したんだそうだ。
着いてすぐ駐車場に車を止めて降りたらウグイスの鳴き声が聞こえるなど、山奥ならではの静かな趣のある宿だったぞ。
温泉旅館にしては県内では都会の岐阜市に近いから日帰りで入りに来ていた人も沢山いました。
:さて、早めに着いた上に夕食の時間が遅かったから夕食の前に3回も風呂に入りに行ったぞ。しかも部屋にマッサージチェアが設置されていたのでビールを呑んでいるとき以外はマッサージしてもらっていました。
:風呂にではなく部屋にマッサージチェアっていうのはなかなか珍しいね。
:そうだろうそうだろう。特に最近体が凝っていたからもう座りっぱなしだった。
:じゃあ肝心の温泉の感想を聞かせてよ。
:さっきも書いた通り真の長良川温泉ではなかったんだが、ここも美人の湯で熱めの湯に人が少ない中ゆったり浸かれました。後は久しぶりにサウナに入って汗を流したり、そろそろ暑くなってきた中、のんびり過ごしました。ちなみに正確な温泉名はいけだゆげ温泉という温泉の湯を引いているそうです。
:着いた日に3回も入りに行ったのは最高記録?
:最高記録だな。15時に着いて夕食が19時30分。なにせ風呂に入るのとマッサージチェアに座っているのと酒を呑むしかやることがありませんでしたしね。
:それじゃお待ちかねの夕食の感想を聞かせてよ。
:それがこのホテル、夕食の味は良かったんだが、いかんせん量が少なすぎてな。おかげで酒もあまり進みませんでした。
それでも紹介には行きましょう。まずは先付から。
食事が風呂上り直後だったので珍しく夕食でビールを頼みました。
あとはお造り。
これだけの量では日本酒を頼む気にはなれませんでした。
:いつも頼む日本酒の呑み比べもメニューになかったんだ?
:残念ながらなかった。それから出てきたのは・・・。
鍋物。貝をメインとした食材だ。
焼き物。鰆の芽焼きだ。
揚げ物。明宝ハムと山菜だ。
一応メインディッシュらしい飛騨牛の蕪。菜の花の澄まし仕立て。
これだけの食事ではとても酒のアテには足りなかったのでせめて岐阜のワインを味わおうと日本酒ではなくワインにしました。
長良川天然ワイン醸造 Le Boisだそうです。
:のみずさんが瓶ビールとワイングラス一杯で酔っぱらう訳無いじゃない。
:ああ、だから呑みはもうこれで切り上げて食事を運んできてもらった。
:締めの食事だけは会席料理にありがちなご飯とお味噌汁と漬物だったんだね。
:うむ、しかし昼も軽く済ませたこの日の晩餐がこれだけで満足できるはずもなく、温泉を出てすぐに置いてあった自販機でアルフォートなどを食べたらやっと眠気がやってきてくれたぞ。カップ麺の自販機もあったし、わざと夕食を少なくして自販機の儲けを増やそうとしているのではないかと邪推してしまったほどだ。
:これは長良川温泉もリベンジ案件だね。1泊2日で帰れる距離だし、次に行きたい温泉のめどが立ってよかったじゃない。翌日はどこに行ったのさ?
:静岡の浜名湖にある弁天島温泉だ。
:マイナーな温泉が続くね。
:今回の旅行で一番楽しみにしていたのは神奈川の湯河原温泉だからな。では長良川温泉の記事はこの辺で締めたいと思います。
:では、今回はちょっぴり失敗しちゃったのみずさんでしたが、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・。
:ありがとうございました!