温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

漁港の温泉、犬吠埼 金目鯛だけでなくその日に上がった生牡蠣が夕食に

今回の記事は温泉です。

灯台ばかりが有名な千葉の犬吠埼ですが、温泉地でもあります。

 

金目鯛の港、犬吠埼

 

金目鯛が美味しい温泉地・・・って言われて何処をイメージしますでしょうか?

大多数の人が「下田温泉」だと思います。日本有数の温泉地、静岡県の伊豆にある下田の名産は金目鯛です。

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こんなTシャツが道の駅に売っているくらい、下田は金目鯛を名産にしています(私物です)。

ですが、個人的に金目鯛が美味しいところ、としては千葉県銚子市犬吠埼を推したいのです。

最初はゲーム「アマガミ」の聖地巡礼のつもりで銚子に行ったんですけど、海辺の温泉と金目鯛の美味しさの魅力のとりこになってしまいました。

 

犬吠埼のいけすの宿

 

いつも使うホテル

 

私から紹介したいのが、この部屋から海が見えて金目鯛が美味しい犬吠埼のホテル、大徳ホテルです。

 

daitokuhotel.com

 

このホテルの特徴はなにより、入ってすぐのバカでかいいけす。その日の夕食に出してくれるお魚たちはチェックインした時点ではそのいけすで自分の運命を知らず元気に泳いでいます。

加えて、この部屋から見える海と漁港。

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ちょっと曇っている日に撮ってしまったのが残念ですが、この通り、部屋から行き交う船の様子を一望できます。

 

犬吠埼の温泉

 

温泉地としてあまり有名ではない犬吠埼ですけど、お湯の温度は高く、無色透明な入り心地のいい温泉です。欲を言えば温泉に浸かりながら海を見れればいいのですけど、そこまで贅沢は言えませんからね。私が愛用する大徳ホテルに限って言えば、大浴場は広めで、パール風呂と檜風呂の二種類があります。自分はいつも檜風呂に入っています。

 

金目鯛料理

 

こちらがこのホテルが誇る金目鯛の料理です。

お醤油も銚子のヒゲタ醤油を使うなど、こだわっています。

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食感はコリコリしていて、とにかく食べ応えがあります。「金目鯛に合うお酒」なんてそのまんまな名前の日本酒も出してもらえます。実際にあいます。上の画像だともうグラスを空にしてしまっていますね。

もっとも、ただ、「金目鯛が美味しい」だけでこのホテルを気に入ってるわけではありません。

この画像は2回目に行ったときで、刺身になっています。初回は鍋でしゃぶしゃぶでした。3回目はから揚げになって出てきました。

このホテル、なんと客に出した金目鯛料理の種類を全部控えてるんです。だから行くたびに調理法を変えてくれるんです。一番美味かった料理のはしゃぶしゃぶですね。透き通った金目鯛の肉が食べごろの白さに変わっていくのを見るだけで楽しいです。

そしてもう一つ、この日は「ついさっき上がった」といって大粒のカキが出てきました。

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このように、まさしく言葉通りとれたてぴちぴちが食べられるんです。出てくると知っていれば金目鯛を始めとする海鮮を食べるペースをセーブすればよかったと思った思い出があります。お味はやや苦くて、生で食べるとカキってこんな味がするんだ、と思いました。

なお、金目鯛の料理は夕食だけでなく朝食にも煮つけで出てきます。こちらは夜と打って変わって甘い味付けでまた違った味を楽しむことができます。

温泉もさることながら、「食」で客を満足させようとする関するこだわりが強い宿で、関東に住んでいる頃は何度も行きました。

 

犬吠埼総評

 

定番の観光地の灯台を上るもよし、その後温泉で日々の疲れをいやすもよし、海鮮を楽しむもよし、な私からのオススメの温泉です、銚子市犬吠埼。「〇〇温泉に行ってきた!」という話なら下田の方がダントツで知名度が上ですが、もし金目鯛が目当てなら都心からも近いですし、銚子もいかがでしょう?

 

ブログ始めて気付いたんですけど、お風呂の感想より、料理の感想の方がよっぽど書きやすいですね。温泉に浸かった時の気持ちよさを伝える文章力も磨いていきたいと思った所存です。

最後まで読んでくださってありがとうございました!