温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

アニソンEDのお花の球根の植えてみました

前回の記事の最後に「ベランダに花を植えたい」みたいなことを書いたあと、ホームセンターの園芸コーナーを彷徨ってみました。

 

咲かせたい花の球根が見つからない・・・

せっかくなのでなにかアニメの歌になっている秋植えの花がないかな~って探してたんです。ブログなんぞ始めてさすがに少し知識もついてきたので候補は作ってました。秋植えの球根でアニメネタの花。

ですがいざ売り場に来てみると売ってる球根は嫌になるほどチューリップばっかりで・・・。
別にチューリップが嫌いなわけでもないんですけど、あそこまでチューリップを推されると天邪鬼な気持ちになって育てたくなくなるというか。

 

”ガンダム”と”SAO”のEDの花が欲しかった

 とにかく、私のお目当ての一つはフリージア(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のED、要するに「止まるんじゃねえぞ・・・」の希望の花)でした。

そしてもう一つが今期から始まった「SAO」新章のED、アイリスの球根がこの時期で回ってるはずだったんです。
ちなみに「アイリス」はSAO新章のキーパーソン、アリスの名前とも少し掛けてあるんでしょうね。SAOは小説は最新話まで読みました。ユージオとアリスが最後どうなってしまうかも知ってます。そのうえで聴くと非常に思わせぶりな歌です。

そんなわけでオタク心満載で球根を探し回ってるのにチューリップばかりでイヤになりかけてたところに、チューリップの棚の裏が“チューリップ以外の花”の球根売り場だと気が付きました。
このブログのヘッダーにも飾ってあるラナンキュラスの球根もありました。秋植えなんですよね。
あとは、フリージアやアイリスは勿論、アネモネにムスカリの球根、チューリップに隠されるように売られてました。てか皆さんそこまでチューリップをお好きなのかしら?

さておき、目的のフリージアとアイリスの球根を手に入れた私は意気揚々とプランターも買ってホームセンターを出たわけです。

f:id:etavonni:20181029224629j:plain

f:id:etavonni:20181029224649j:plain

見つからなかったら自棄を起こして果物でも育て始めていたかも。
いつも何か自分がチャレンジしたことがないことに挑み続けてないと気が済まない質なんです。

 

何はともあれ入手したフリージアの球根の植え付け

 さあ、球根を植えるときは冷蔵庫で水を吸わせてあげて・・・から始めるんですけど、このフリージア、すでに新鮮な芽を出していたのでそのままプランターに植えることにしました。画像でも薄緑白い芽がすでに生えているのが分かるでしょうか。

f:id:etavonni:20181029225530j:plain

なんとなく白いプランターをフリージア用に。

f:id:etavonni:20181029224914j:plain

園芸やるときにはいつも本気なんですけど、今回の花を育てるのは本当にかなりやる気でした。
なにせ「準主人公が終盤で名もなきヒットマンに撃たれて変なポーズで『止まるんじゃねえぞ・・・』って言って死ぬアニメのEDの花」のイメージのままじゃあんまりじゃないですか、フリージア。
だから底網の敷き方から丁寧にやりました。

f:id:etavonni:20181029225347j:plain

f:id:etavonni:20181029225404j:plain

球根の説明曰く、水はけをよくするためにゴロ石は多めに、とのこと。
腐葉土3:培養土7くらいの土がベストらしいので、ちゃんと混ぜ合わせて苗床づくり。
すでに止まりたくない意志が手を伸ばしているような、この白い若芽。

f:id:etavonni:20181029225552j:plain

本当なら一晩は冷蔵庫の中で水を吸わせてあげるんですけど、なんかこの子たち芽を出すのを待ち切れてなく思ってる気がしまして。


植え付け感覚は5㎝くらいとのことなので金尺である程度正確に測りながら、シャベルの柄で穴掘り。

f:id:etavonni:20181029225739j:plain

フリージアの植え付け深さは5㎝位だそうですけど、さすがにそこまで正確にできないのでくぼみに球根を願いを込めて植え付けたら優しく土をかけて植える。
そして、1㎝ほどのかけ土をしてあげたら、さあ、完成。

f:id:etavonni:20181029225805j:plain

これで春が来たら枯れることのない、鉄の華を咲かせて見せるんだよォ~!と無駄に上がったテンションでタグ付け。

f:id:etavonni:20181029225823j:plain

しつこいようですが、いちおうここでもこの子たちに伝えておきましょう。

「止まるんじゃねえぞ・・・」

 

さて次はアイリス、なんですが・・・

フリージアの植え付けはここまでにして、次はアイリスの球根なんですけど。

f:id:etavonni:20181029230019j:plain

なんか球根の様子がフリージアと違う気がします・・・。
全体的にカラカラで芽も生えかけてない。これはもしかしてラナンキュラスと同じく冷蔵庫で水を吸わせてあげないといけないパターンでは?
しかも説明によれば植え付け深さが10~15㎝とフリージアに比べて深い・・・。
まずプランターの選定から失敗したかも! しかも1ポットあたり4つ位までとな。
第一、何故フリージアとアイリスが同じサイズのプランターで育てられると思ったのか。
とにかく、失敗するにしても、一回は失敗してみないと何も得られないのでできるだけやれるだけやってみましょう。

f:id:etavonni:20181029230112j:plain

基本中の基本、網敷き~苗床づくりはフリージアとほぼ同じなのでカット 
強いて差をつけるとすれば、フリージアが寄せ植えが好まれるように一ところにかたまって沢山咲いている姿が美しいとされます(このへんも鉄華団のイメージなのかもしれません)。
対して、アイリスは割と距離を置いてぽつんと咲いていてもその一輪の美しさで人を魅了します。科目としては同じアヤメ科なんですけどね。

f:id:etavonni:20181029230231j:plain

f:id:etavonni:20181029230247j:plain

だから、アイリスは同じプランターの中でもなるべく間隔を空けて、かつ深めに植えるようにしました。
元々秋植えと言っても、9月くらいの初秋に植える花なので、もし今年芽が出なかったら、来年水を吸わせてから植えるやり方で再チャレンジする予定です。ラナンキュラスがそうしないと咲きませんでしたからね。

少しかさかさした球根のイメージから想像したように、アイリスは多めの水やりを好むようです。

 

フリージアとアイリスの性格の違い

多湿を嫌うフリージアと、多めの水やりが好きなアイリス、それぞれのプランターは隣り合わせによく日が当たる場所にしましたが、水撒きにも注意しないといけませんね。同じ水撒きをしていると片方だけ芽を出さないなんてことになりそうです。

さて、これからそれぞれどういう成長を見せてくれるのでしょうか?

多少乾いていても皆一緒に逞しく生きていくフリージアが咲くのか、はたまた人から距離を置いても、遠くから見守りつつ、水は沢山欲しがる寂しがりなアイリスが咲くのか。

あるいは両方咲くのか、両方咲かないのか、それは春を迎えてみないと分かりません。

 

子供の頃は、春は楽しいことがいっぱい待っていたんですけど、どうも大人になると春に“楽しみにすること”が減っていけません。それで、みんなチューリップを植えたがるかもしれませんね。

最後まで読んでくださってありがとうございました。できれば両方の花が咲くように祈っていてください。

鈴蘭の植え付け

タイトルではこう書いたんですが、実際は「どこがどう見て鈴蘭?」って記事になってます。

 

四国旅行帰りに届いた苗

f:id:etavonni:20181027150732j:plain

10月6日~7日の旅行翌日の8日に苗が届きました。この鉛筆書きはもう少しどうにかならなかったんですか・・・。
鈴蘭、その名の通り鈴みたいな花を春に咲かせる蘭です。
寺の石段を登り下りして運動は充分した後だったんですけど、苗のまま放置するのもいかがなものかと思って旅行翌日に植えつけました。

 

植え付け

 

f:id:etavonni:20181027150942j:plain

いつもの流れで適当な大きなの鉢にネットと底石を敷いて、土を詰めて苗を植えつけるためのくぼみを掘って植えつけました。

f:id:etavonni:20181027151022j:plain

 

ところがこの苗かなりの曲者

 

f:id:etavonni:20181027151048j:plain

まず、土に水気が多くてポットから出したら即崩れました。
根がすぐバラバラです。おまけにどっちが上でどっちが下でどこから花が咲くのか一見まるで分かりません。

f:id:etavonni:20181027151136j:plain

一応植えつけて、多分ここから育ってくるんだろうと思われる芽?のようなものだけ地面から出しておきました。
調べてもどうも鈴蘭は秋~冬は土の中で養分を蓄えるタイプの植物のようで本当に芽吹くのはまさしく春になってからのようです。

f:id:etavonni:20181027151445j:plain

不安に駆られながらもとにかく植えつけて、鉛筆書きのタグを使い回して、水と養分をあげ続けることにしました。咲くのは春らしいです。まず芽が出てくれないと不安なんですが・・・。

10月27日、少し掘ってみたら土に根は下ろしていたようで、秋冬は見守ることにします。

 

なーに、失敗すればまた来年植えればいいのです。

ただ、今年は野菜に偏っているうえにこないだもほうれん草用のプランターを空けるためにカランコエを抜いたり、ベランダから花が減ってきた気がします。次の記事は花の記事にすることにします。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

ほうれん草の植え付け

今回はオーソドックスな野菜、ほうれん草の植え付けを。 

 

プランターに空きができる予定

 ずーっとこの枯れてしまったカランコエ、正確にはベニベンケイの花が植わっていた白いプランター。

f:id:etavonni:20181024213349j:plain

撮影したのは台風のときにベランダからキッチンへ避難させたときです。大きく育ったアロエのせいでなんとか咲いてた赤い花さえ隠れてます。
折を見て、そのうち土を総入れ替えして野菜を植え付けようと思っていたんですが、台風やら他の植物の植え付けやらで延び延びになっていました。

そこでこれ以上ベニベンケイが花をつけないとみてとうとう抜く決意をしました。

f:id:etavonni:20181024213425j:plain

 

ほうれん草への植え替え 

f:id:etavonni:20181024213503j:plain

とっくに枯れてしまっていたとはいえ、花を引っこ抜くのは心が痛みます。けどいつまでもそのままって訳にも行きませんからね。

 

f:id:etavonni:20181024213650j:plain

そして洗えるようにするまで土を捨ててみて分かりました。このプランター、底網も底石も引いてませんでした。かなり手抜きして植えたようです。そりゃ枯れますよね。
逆に言うと、プランターや鉢を使うときは面倒くさがらずにちゃんと底に石を敷いてあげないと水はけが悪くなって根腐れ起こして枯れるんだっていい勉強になりました。
こんなにも顕著に開花に影響が出るものだったんですね。

 

さて本題のほうれん草の種蒔き

 f:id:etavonni:20181024213726j:plain

f:id:etavonni:20181024213740j:plain

今度はきちんとネットを敷いて、水はけのために石を引いてあげて・・・と。
ある程度は大きく育って欲しいのでホームセンターの培養土に加えて2割くらいの腐葉土を混ぜ込んだ土にしました。

f:id:etavonni:20181024213759j:plain
腐葉土って袋に大量に入って売ってる割に、それそのものだけでは作物が育たないからプランターでの育成だと余るんですよね。

f:id:etavonni:20181024213824j:plain

元々苺を植えている鉢の土に「腐葉土を混ぜたらどう?」という叔父のアドバイスで買った腐葉土なんですけど、少量売りがありませんでしたので今回のほうれん草の苗床に使わせてもらいました。

話が逸れましたね。

f:id:etavonni:20181024213937j:plain

これがほうれん草の種です。なんか赤く色付けた石ころみたいです。もっと見た目からして「種!」って感じなんだと思ってました。
ほうれん草は基本のすじ蒔きなのでできるだけプランターの土にきれいに真っ直ぐすじを設けるために割り箸で跡をつけました。

f:id:etavonni:20181024214011j:plain

結構大きめの種なのでめんどくさがらずに一つづつすじ上にに置いていきました。

f:id:etavonni:20181024214035j:plain

こんな撒き方だと当然種は余ったのでプランターの目印は厚紙で手作り。

f:id:etavonni:20181024214119j:plain

f:id:etavonni:20181024214143j:plain

こうやって自分で手書きするときは植えた日を一緒に書いておくと、後々のためになります。

さて、種蒔き直後なので霧吹きで水をあげて・・・と。

f:id:etavonni:20181024214247j:plain

 何日くらいで芽が出ますかね~?

成長記録

 上の画像に「10/8」とある通り、種を撒いてからこの記事にするまでに結構な日数が経っています。

種を蒔いてから5日後の10月13日時点です。芽が出ました。

f:id:etavonni:20181024214740j:plain

10月20日時点です。

f:id:etavonni:20181024215216j:plain

植えて12日でベビーリーフくらいまでには育ちました。

食べられるくらいまで育って葉が広がるのはいつくらいになりますかね~? 11月の寒さが本格的になる手前くらいでしょうか。

 

読んでくださってありがとうございました。

野沢菜の間引きとマビキナの調理

前回の記事の続きの野沢菜の間引きです。

www.onsen-engei.com

 

まず間引きとは

 

土にある養分にも、撒いてあげられる水分にも照りつける日光にも限りがあるためそれらをよく育てたい芽だけに与えるべく早い段階で育ちの悪い芽を引き抜いてしまう。
それが間引きです。人間に対しても使われる用語でこれは実に恐い意味を持ちますが花はともかく、野菜は間引いた芽も「マビキナ」と言って食べられます。

一応最初に書いておくと一つのプランターに一杯種を蒔きまくると発芽しません。しかし、そこは発芽率が恐ろしく高い、強い生命力を持った野沢菜。

このほど左様に緑のじゅうたんさながらに発芽そのものはしてくれます。

f:id:etavonni:20181020194619j:plain

向かって左のプランターの方が葉の育ちが悪いのは単に種の蒔き過ぎでしょう。日当たりや水やりでも差は出ますが、ここまで同じ日にほぼ同じ場所で同じ土に撒いてここまで葉に差が出るのは種を蒔く密度を間違えているとしか思えません。

間違いを正すためにもいざ間引こうではありませんか。

実際に間引いてみましょう(まずは種を蒔き過ぎたプランターから)

 

間引きと言っても一回目の要領は草むしりとほぼ同じです。
一度土に水を撒くと充分に土に根を下ろしていない芽が抜けやすくなるため、目で見て育ちが悪そうだったり、色の悪いものを手で引き抜きます。この時期ならさして力を入れなくても抜けます。
雑草の草むしりと違うのは、むしったものが食べられることです。
なお、目で見てあまりに枯れかけてしまっている葉は捨てましょう。食べられなくはないでしょうが自己責任で。

f:id:etavonni:20181020195328j:plain

抜くと当然ながら土がついてきます。このついてくる土の処理が間引き菜と雑草の一番大きな違いです。

f:id:etavonni:20181020195526j:plain

性格にもよりますけど、私は一回目の間引きで野沢菜は大体生えている芽の数を半分くらいにまで減らしてしまいます。

f:id:etavonni:20181020195604j:plain

それくらい、野沢菜の種って発芽率が高いんです。これで“一次”間引きが終了です。

この“一次”“二次”っていうのは自分が勝手につけている間引きの段階の名前で、植えて1,2週間ですぐやるのを一次と呼んでいます。

さて、一つ目のプランターからの間引き菜はこんなもんです。

f:id:etavonni:20181020200342j:plain

 

比較的まともに育っているプランターも間引き

上のふたつプランターが並んでる写真でも右隣の方は割とまともに育ってるように見えますけど、せいぜい育ってあの程度です。

間引きを行わないと今みたいにかいわれ大根みたいな太さのままです。

f:id:etavonni:20181020200421j:plain

野沢菜にはちゃんと野沢菜になってもらうために容赦なく引き抜きます。

f:id:etavonni:20181020200515j:plain

最終的に残したのはこれくらいです。

f:id:etavonni:20181020200600j:plain

もっと間引いてもよかったんですが、1つ目のプランターで書いたように二次、三次と段階的に間引きは行います。

さて、二つのプランターから間引いた今回のマビキナの収穫量はこんなもんです。

f:id:etavonni:20181020200841j:plain

土さえキレイに落とせば、このまま水を入れて火にかけて味噌でもコンソメでも好きな味付けをすれば充分な野菜スープになります。栄養価は高くなさそうですけど。

お勧めのお料理

さて、実際にここからマビキナを使った料理をして行きます。お料理をする記事を載せるのはこのブログでも初めででしょうか?

マビキナの使い道としてクックパッドとかで一番オススメされているのはおひたしです。たしかにちくわとかと一緒に醤油で味をつけておひたしにしてしまえば美味しいと思います。

ですが、今年の野沢菜は、台風やら色んな災害に遭って何度もベランダとキッチンを往復した上に、今秋は虫が多めなので確実に熱を通すためにバター炒めにしました。

ちなみに10月8日に追加で植えた鈴蘭の花は毒性が強く、その虫除けになります。そういう意図もあってベランダに仲間入りさせました。

鈴蘭を植えたときのことは記事を改めるとして、料理の方は、フライパンにバターを敷いてざく切りの玉ねぎをしんなりするまで炒めたら躊躇なくマビキナをドバーッといれて中火で炒めます。

f:id:etavonni:20181020201330j:plain

f:id:etavonni:20181020201411j:plain

最終的に出来上がったのは鶏肉やニラ、エリンギ、しいたけたまねぎキャベツと一緒に炒めたバター炒めです。

f:id:etavonni:20181020201749j:plain

マビキナは真ん中あたりにニラと一緒に縮こまってしまっていますね。
味は、無難な野菜炒めなのでそこまでおかしな味にはなりません。

 

マビキナを料理に使うコツを一つだけ追加しておくとしたら、根っこに土が残っている菜が非常に多いので丁寧に取ってあげましょう。もしも食べてるときに「ジャリッ」と土を噛んだような感覚がしたら、それはそれで自分で育てた家庭菜園の味なんだ、くらいの図太さを持ちましょう。

 

次の記事は、うまく咲かなかったミリオンベルの失敗談というか、苗の処分という悲しい記事か、鈴蘭の植え付けになる予定です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

野沢菜の植え付けと間引き前の状況

今回は野沢菜の記事ですが、この植物については何度も栽培経験があります。
なのでうまく育てられるという自信があって育てました。
植えたのは9月24日、台風の前です。

 

プランターは大きく2個用意

野沢菜は想像以上にでかく育ちます。

f:id:etavonni:20181017194710j:plain

漬物にした茎の状態でしか見たことがないひとも、あの太さの茎が何本も茂っているのを想像してみてください。
葉っぱはもっと凄いです。おおよそスーパーで買える中であそこまでばかでかい大きな葉っぱになる野菜を私は他に知りません。

よって、去年は引越しとかで忙しく種が余っていたので大きめのプランターを二つにしました。

 

いつもどおりの苗床作りと種撒き

f:id:etavonni:20181017194858j:plain

f:id:etavonni:20181017194937j:plain

底に網を張って、水はけを良くするための石を敷いて、せっかく買ったので腐葉土を混ぜた土を詰めて・・・。

f:id:etavonni:20181017195001j:plain

これが野沢菜の種です。去年撒いた余りなのでいちど開けてます。種って賞味?使用?期限どれくらいあるんでしょうね?

f:id:etavonni:20181017195847j:plain

実際に土に撒いた実物。なにかの丸薬みたいでしょう?
適当にスコップでつけたすじにまんべんなく撒いて、1cmくらいかぶせ土をします。

f:id:etavonni:20181017200038j:plain

プランターに植えるとき「ウォータースペースを残しておく」なんてかっこいい言葉を使いますが、要するに水をまいて土に吸収される前に溢れないだけの深さを残しておけばいいのです。

f:id:etavonni:20181017200056j:plain

水撒きで少しだけ注意が要るのが種蒔き直後。うっかりホースで水ドバー!なんてあげ方をすると種がプランターの隅っこに流れてしまいます。
芽吹くまでは霧吹きで水をあげましょう、100均で売っているもので充分です。ほんの数日で芽が出ます。


間引き前提で種を撒く

種を蒔く密度はこんなんです。

f:id:etavonni:20181017200217j:plain

「マビキナ」という耳慣れない野菜を聞いたことはありますでしょうか?
種を撒いてある程度育ってきたところに、他の芽よりも育ちが悪い芽は他の芽のために“間引い”てしまうのです。このときに抜かれる芽がマビキナです。どの野菜でもほぼ取れます。
個人的認識を言えば、そんなに精度よくまっすぐに種を撒けないので、たまたま種が一箇所に集中して撒かれてしまったところの、育ちがいい芽だけ残すのが間引きです。

 

台風前の避難後の様子

f:id:etavonni:20181017200513j:plain

f:id:etavonni:20181017200527j:plain

ベランダからの避難の前の真っ暗の状態で写しましたが、種蒔き後5,6日ですでにかなりの密度で芽が出てきてるのが分かります。この通り、野沢菜の発芽率は凄まじいです。植えた種全部芽吹くんじゃないかってほどの発芽率を誇ります。

なので、「ベランダで菜園なんて敷居高いなあ」なんて思ってる人はまず野沢菜から始めてみてください。芽が出ないことはまずないです。

f:id:etavonni:20181017200807j:plain

台風が過ぎ去って数日後、双葉に筋が入って少し野沢菜に見えるようになってきた葉が出てきました。こいつらが養分の行き渡ってる葉です。
これらへの土の養分を行き渡らせるべく、次の記事は成長の遅い芽の間引き作業です。この記事の投稿日10月20日(土)の昼間を予定しています。晴れるといいな。

 

少しづつ園芸ブログとしてためになる記事を書ける様になってきてるのでしょうか?

読んでくださってありがとうございました。

サニーレタス収穫! 園芸で一番楽しい瞬間の一つ

園芸を趣味とする人が一番楽しい瞬間って色々あると思うんです。
今回はいつもと比べても内容が薄いので、文字数確保のために自分なりにそれを書かせてもらおうと思います

 

収穫の瞬間

野菜とか育ててる人はこれでしょうね。
育てた植物を自分で収穫して、料理して食べるんです。至福のときでしょう。
自分で作ったものが一番美味しい、なんて言えたらもうその人は園芸マスターと呼べるかもしれません

 

芽吹きの瞬間

植えた種が芽を出した!これも園芸の最高の瞬間の一つです。
なにより、芽生えたばかりの植物って、凄く可愛いんですよね。
苗から植えるをメインにしている人には味わえない感動です。

 

開花の瞬間

多分、これが一番という人が多いんじゃないでしょうか?
特に春が多いです。種からでも苗からでも、毎日お水をあげてやがてつぼみをつけて、鮮やかな花を咲かせる。
今の時代は即デジカメ持ってきちゃうでしょうね。
でもその目に開花の瞬間を焼き付ける幸せこそ、園芸する人の最高の時間です。

 

植えつける作業そのもの

鉢を選定し、底石を選び、引き、土を詰め、種や苗を植える位置を決め目印をつけ実際に植える。
この一連の作業だけでも割と楽しいものです。
で、だいたい、やる前に脳内で描いた作業通りには行きません。
思い通りにことが運ぶのは毎年毎年やってる人です。
初めてやると必ず想定外のことが起きて、思ったよりも苦労します。それでも楽しいんです、植え付けってのは。運動にもなりますし。

 

さて、今回の主題の楽しいこと、「収穫」

さあ、このブログを始めて初の「収穫」作業になります。収穫したのはサニーレタスです。ちなみに育てる前の大きさ。あんまり育ったのかどうかよく分かりませんね。

f:id:etavonni:20181016202958j:plain

植えつけて1ヶ月弱、植えた時よりはややピンと背筋が伸びました。

f:id:etavonni:20181016182201j:plain

そろそろ本来の役割である私の口に収まってもらおうと植木バサミでばちんばちんと収穫ですよ。

f:id:etavonni:20181016182220j:plain

収穫したら丸はげです。これで一緒に育てていたわけぎへの日光を遮ることはなくなるでしょう。
わけぎの収穫時期はもう少し育ってからですね。実は何個か芽が出てない球根がいます。
強いて葉っぱ系の野菜を収穫するときに気をつけるのは、死角に虫がとまっていたりしないか注意しながら切ること(万一蜘蛛の巣が貼ってたりすると
目もあてられません)と、枯れている葉っぱは容赦なく食べる対象から除外すること、です。
それから、キッチンでももちろん洗うんですけどその前にに一応水を撒いてあげてから収穫することですかね。野菜の葉っぱには一回収穫したくらいでは根からまた養分を吸い上げて光合成して新しく葉を広げるたくましい子もいます。よって収穫した後も水はあげ続けます。

 

盛り付け

f:id:etavonni:20181016182241j:plain

さて、食卓に出して食べられる状態にしました。次は2,3株育てることにしましょう・・・収穫量が少なすぎです。
サニーレタスらしさが申し訳程度に紫がかった箇所くらいですね。

f:id:etavonni:20181016182335j:plain

やや大きすぎる器に盛ってシーザードレッシングをかけていただきました。
市販品よりほんの少しだけ“甘く”感じたのは自分で育てた野菜だという贔屓目(舌?)でしょうか?

ともあれ、今回でサニーレタスは簡単に育てられることと収穫までのサイクルも分かったので今後もローテーションで育てていくことにします。

 

なんとも華やぎに欠ける収穫記事でしたが、読んでくださってありがとうございました。

ローズマリー育成失敗! 復活なるか

久しぶりの園芸記事になるのはローズマリーの栽培です。
ハーブに詳しくない人に言うと大抵驚くのが、「ローズマリーって草じゃなくて樹木」だってことです。
結論から書きますと、タイトルの通り、今回の育成は失敗中です。

 

まず初めに前の失敗談から

 

実は私、数年前にローズマリーの種を、深く考えずプランターに撒いたことがあって芽が出てきたので育ててたら、ただの雑草だったという経験をしたことがあります。
まずローズマリーの芽がどんなのかも調べずに適当に水撒いてたんですよね。
今回の失敗の原因も、この水のまき方にあります。
初心者が一番やってしまうハーブ育成の失敗、“根腐れ”、要するに水のあげ過ぎを起こしていたのです。

 

ローズマリーの育て方の基本

 

失敗ばかりしてる人間が語るより、実際に苗に書いている説明を紹介した方がいいでしょう。

今回買った苗にはきっちり書いてくれてました。

f:id:etavonni:20181013212217j:plain

ポイントは、
1.日当たりをよくすること。よく光合成させてあげなさいってことですね
2.乾燥させること。そもそもハーブなので多湿は厳禁です。
3.養分はちゃんと上げる。木の幹をしっかり育ててあげるように土から以外にも養分をあげた方がいいようです。
4.風通しの良い場所で育てる。これはまんまですね。

 

この4点を踏まえて私が今年の9月24日に植え付け、そして改善した点

を紹介していきます。

 

鉢はいつも通り

 

いつも通り陶器製の鉢の底にネットを張って。

f:id:etavonni:20181013212250j:plain

ローズマリーは乾燥を好むとのことなので水はけがよくなるように、いつもの砂利石と比べてやや大きめの底石にしてみました。

f:id:etavonni:20181013212312j:plain

腐葉土を申し訳程度に混ぜこんだ土を詰めて、苗を入れる分くぼませて・・・。

f:id:etavonni:20181013212355j:plain

いよいよ植え付け。

f:id:etavonni:20181013212424j:plain

繊細で今にも千切れそうな細い根っこです。それ以前に、植え付けたら左に傾いてなんか綺麗に収まりません。
埋めるというより、くぼみにただ載せて、土を被せてあげる感じにしました。

f:id:etavonni:20181013212647j:plain

次に苗を植えるときはくぼみを深めに掘っておくことにしようと心に誓いました。

f:id:etavonni:20181013212702j:plain

やっぱり植え付けの時点で若干向きが曲がってます。これが第一の失敗だったのかも。

f:id:etavonni:20181013212837j:plain

そして、鉢を置く配置がよくありません。ベランダの壁で日陰になる場所です。

 

間の悪い台風が来ました

 

植え付け数日後、台風から避難させました。そしてまたベランダに戻してさらに数日後の様子です。台風のバタバタで水やりのタイミングとかもおかしくなってます。

f:id:etavonni:20181014121251j:plain

 やっぱり育成にはよくなかったようで、枯れた葉がちらほら土に落ちています。

(10/14 枯れ落ち具合が伝わりにくかったので画像差し替え)

室内にいる間、お日様が欲しかったんでしょうね。

せっかくキッチンから日の当たるベランダに戻したのにまた日当たりの悪い場所に置いてしまっています。何度目の失敗でしょうか。

f:id:etavonni:20181013213410j:plain

この場所が悪いのは日当たりだけでなく、他のプランターに水を撒く時についでにかかってしまう配置になるので、先程の元気がない様子は明らかに水のあげ過ぎです。

・日によく当てる!
・水やりは数日空けてにあくまで葉ではなく土にあげる!
・他のプランターに邪魔されず、風通しを良くする!

このすべての条件を満たす場所は、ココ、多肉の鉢のお隣さん、エアコンの室外機の上だっ!

f:id:etavonni:20181013213430j:plain

とりあえず枯れ落ちた哀れな葉は地面に落とし、土が乾いていても、数日我慢させる。・・・と他の植物とかは一味違う育て方を心がけてみて幹が太くなって緑の
葉が元気になるか様子を見てみることにしました。

この対策を行ったのが10月の13日(遅っ)。さて、このローズマリーは欲しい日光と養分をたらふく頂き、控えめの水分で立派な樹木に持ち直すのでしょうか?

 

まて、次回

 

このあと、このローズマリーちゃんがどうなっていくか正直よく分かりません。

来週の日差しも分かりませんし、自分の水やりタイミングもうまく行くのかやってみないとわかりません。

なんか一度くらいハーブを自分で育ててみた経験って欲しくないですか? 私だけ?

からっからに乾燥させて茶葉に入れてみたり、炒め物に刻んでふっていれてみたりしたくありません? 少なくとも自分はそんなことがやりたくてハーブを栽培しています。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

追伸

ローズマリーの花言葉は「思い出」「変わらぬ愛」「あなたは私を蘇えらせる」、だそうな。俄然やる気が湧いてきました。