久しぶりの園芸記事になるのはローズマリーの栽培です。
ハーブに詳しくない人に言うと大抵驚くのが、「ローズマリーって草じゃなくて樹木」だってことです。
結論から書きますと、タイトルの通り、今回の育成は失敗中です。
まず初めに前の失敗談から
実は私、数年前にローズマリーの種を、深く考えずプランターに撒いたことがあって芽が出てきたので育ててたら、ただの雑草だったという経験をしたことがあります。
まずローズマリーの芽がどんなのかも調べずに適当に水撒いてたんですよね。
今回の失敗の原因も、この水のまき方にあります。
初心者が一番やってしまうハーブ育成の失敗、“根腐れ”、要するに水のあげ過ぎを起こしていたのです。
ローズマリーの育て方の基本
失敗ばかりしてる人間が語るより、実際に苗に書いている説明を紹介した方がいいでしょう。
今回買った苗にはきっちり書いてくれてました。
ポイントは、
1.日当たりをよくすること。よく光合成させてあげなさいってことですね
2.乾燥させること。そもそもハーブなので多湿は厳禁です。
3.養分はちゃんと上げる。木の幹をしっかり育ててあげるように土から以外にも養分をあげた方がいいようです。
4.風通しの良い場所で育てる。これはまんまですね。
この4点を踏まえて私が今年の9月24日に植え付け、そして改善した点
を紹介していきます。
鉢はいつも通り
いつも通り陶器製の鉢の底にネットを張って。
ローズマリーは乾燥を好むとのことなので水はけがよくなるように、いつもの砂利石と比べてやや大きめの底石にしてみました。
腐葉土を申し訳程度に混ぜこんだ土を詰めて、苗を入れる分くぼませて・・・。
いよいよ植え付け。
繊細で今にも千切れそうな細い根っこです。それ以前に、植え付けたら左に傾いてなんか綺麗に収まりません。
埋めるというより、くぼみにただ載せて、土を被せてあげる感じにしました。
次に苗を植えるときはくぼみを深めに掘っておくことにしようと心に誓いました。
やっぱり植え付けの時点で若干向きが曲がってます。これが第一の失敗だったのかも。
そして、鉢を置く配置がよくありません。ベランダの壁で日陰になる場所です。
間の悪い台風が来ました
植え付け数日後、台風から避難させました。そしてまたベランダに戻してさらに数日後の様子です。台風のバタバタで水やりのタイミングとかもおかしくなってます。
やっぱり育成にはよくなかったようで、枯れた葉がちらほら土に落ちています。
(10/14 枯れ落ち具合が伝わりにくかったので画像差し替え)
室内にいる間、お日様が欲しかったんでしょうね。
せっかくキッチンから日の当たるベランダに戻したのにまた日当たりの悪い場所に置いてしまっています。何度目の失敗でしょうか。
この場所が悪いのは日当たりだけでなく、他のプランターに水を撒く時についでにかかってしまう配置になるので、先程の元気がない様子は明らかに水のあげ過ぎです。
・日によく当てる!
・水やりは数日空けてにあくまで葉ではなく土にあげる!
・他のプランターに邪魔されず、風通しを良くする!
このすべての条件を満たす場所は、ココ、多肉の鉢のお隣さん、エアコンの室外機の上だっ!
とりあえず枯れ落ちた哀れな葉は地面に落とし、土が乾いていても、数日我慢させる。・・・と他の植物とかは一味違う育て方を心がけてみて幹が太くなって緑の
葉が元気になるか様子を見てみることにしました。
この対策を行ったのが10月の13日(遅っ)。さて、このローズマリーは欲しい日光と養分をたらふく頂き、控えめの水分で立派な樹木に持ち直すのでしょうか?
まて、次回
このあと、このローズマリーちゃんがどうなっていくか正直よく分かりません。
来週の日差しも分かりませんし、自分の水やりタイミングもうまく行くのかやってみないとわかりません。
なんか一度くらいハーブを自分で育ててみた経験って欲しくないですか? 私だけ?
からっからに乾燥させて茶葉に入れてみたり、炒め物に刻んでふっていれてみたりしたくありません? 少なくとも自分はそんなことがやりたくてハーブを栽培しています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
追伸
ローズマリーの花言葉は「思い出」「変わらぬ愛」「あなたは私を蘇えらせる」、だそうな。俄然やる気が湧いてきました。