今回は野沢菜の記事ですが、この植物については何度も栽培経験があります。
なのでうまく育てられるという自信があって育てました。
植えたのは9月24日、台風の前です。
プランターは大きく2個用意
野沢菜は想像以上にでかく育ちます。
漬物にした茎の状態でしか見たことがないひとも、あの太さの茎が何本も茂っているのを想像してみてください。
葉っぱはもっと凄いです。おおよそスーパーで買える中であそこまでばかでかい大きな葉っぱになる野菜を私は他に知りません。
よって、去年は引越しとかで忙しく種が余っていたので大きめのプランターを二つにしました。
いつもどおりの苗床作りと種撒き
底に網を張って、水はけを良くするための石を敷いて、せっかく買ったので腐葉土を混ぜた土を詰めて・・・。
これが野沢菜の種です。去年撒いた余りなのでいちど開けてます。種って賞味?使用?期限どれくらいあるんでしょうね?
実際に土に撒いた実物。なにかの丸薬みたいでしょう?
適当にスコップでつけたすじにまんべんなく撒いて、1cmくらいかぶせ土をします。
プランターに植えるとき「ウォータースペースを残しておく」なんてかっこいい言葉を使いますが、要するに水をまいて土に吸収される前に溢れないだけの深さを残しておけばいいのです。
水撒きで少しだけ注意が要るのが種蒔き直後。うっかりホースで水ドバー!なんてあげ方をすると種がプランターの隅っこに流れてしまいます。
芽吹くまでは霧吹きで水をあげましょう、100均で売っているもので充分です。ほんの数日で芽が出ます。
間引き前提で種を撒く
種を蒔く密度はこんなんです。
「マビキナ」という耳慣れない野菜を聞いたことはありますでしょうか?
種を撒いてある程度育ってきたところに、他の芽よりも育ちが悪い芽は他の芽のために“間引い”てしまうのです。このときに抜かれる芽がマビキナです。どの野菜でもほぼ取れます。
個人的認識を言えば、そんなに精度よくまっすぐに種を撒けないので、たまたま種が一箇所に集中して撒かれてしまったところの、育ちがいい芽だけ残すのが間引きです。
台風前の避難後の様子
ベランダからの避難の前の真っ暗の状態で写しましたが、種蒔き後5,6日ですでにかなりの密度で芽が出てきてるのが分かります。この通り、野沢菜の発芽率は凄まじいです。植えた種全部芽吹くんじゃないかってほどの発芽率を誇ります。
なので、「ベランダで菜園なんて敷居高いなあ」なんて思ってる人はまず野沢菜から始めてみてください。芽が出ないことはまずないです。
台風が過ぎ去って数日後、双葉に筋が入って少し野沢菜に見えるようになってきた葉が出てきました。こいつらが養分の行き渡ってる葉です。
これらへの土の養分を行き渡らせるべく、次の記事は成長の遅い芽の間引き作業です。この記事の投稿日10月20日(土)の昼間を予定しています。晴れるといいな。
少しづつ園芸ブログとしてためになる記事を書ける様になってきてるのでしょうか?
読んでくださってありがとうございました。