今までブログ書いてきて、自分の本当に書きたかったものって何だろう?って考えまくって新規にブログを立ち上げました。
テーマは温泉旅と園芸です。
せっかくなので一発目の投稿は自己紹介も兼ねて生まれて初めて入った温泉、そして学校のアサガオとかじゃなく、初めて自分から育て始めた植物の話をします。
田んぼの真ん中にいきなり温泉が湧いた話
嘘みたいな話かもしれないですけど、本当なんです。米育ててる田んぼを、農家の人がいつものようにせっせと耕してたらある日いきなり湧きました。
自分は大阪で生まれて、物心ついたころには一面田んぼだらけの奈良の大和高田に移り住んでいました。そこはもう見渡す限り田んぼばかりのところでした。
成人したあとに親戚に当時の自分のことを聞いたら「体が弱かったから実家がある四国の、空気の綺麗なところで育てようとした」「大阪の水だとお腹を壊してばかりだったから田舎に引っ越した」と教えられたので、記憶にはないんですが体調を配慮されて田舎をあっちこっち移り住んで最終的に奈良に落ち着いたようです。
なので子どもの頃の思い出は奈良の一面田んぼの景色で、毎年秋には黄金色の穂がふさふさと実っては収穫されていたのを覚えています。
そんなのどかな景色に、ある時大きな変化が訪れました。
近所で田んぼにいきなりお湯が吹きあがってきたというのです。つまり、温泉が湧いたんだとか。聞いた時は冗談か何かと思ってたんですけど、ついこないだまで田んぼだった土地を市が急に買い取って日帰り温泉施設の工事を始めたときは「ああ、本当だったんだ」って実感が沸きました。
生まれて初めて入った温泉、さくら荘
この近所に温泉が湧いたのが1994年の話です。平成一桁ですね。
こうした経緯で、突然自宅からあぜ道を10分くらい歩いたら温泉に入れるようになった私は、というか近隣住民は当然出来立ての日帰り温泉にこぞって入りに行きました。
ここです。
久しぶりに調べてみたら今ではすっかりそこそこ立派な建物になったようですね。残念ながら旅館が建つほどではなかったようで、相変わらず日帰り温泉施設のままです。
自分が入りに行った頃はようやく工事が完了してやっと湯船に浸かれるようになったかどうかって頃でした。ちょっとした林間学校気分で小学校中学校時代の友人と一緒に入りに行ったのです。
世に温泉好きは大勢おれど、湧きたてほやほやの温泉に入った経験がある人は珍しいのではないでしょうか?
普通、家族旅行とかで行くのが生まれて初めての温泉になるのでしょうけど、自分にとっての人生初温泉はこの奈良の大和高田でした。
園芸を始めたきっかけも温泉
最初の記事なんだからブログの趣旨に関する説明は全部書きたい、って思ったので園芸に関しても一番最初に植えた植物を思い出そうとしたんですけど、実は温泉旅行と繋がってます。
数年前、長野の野沢温泉に入りに行ったときに、チェックアウト時受付の人から野沢菜の種をお土産に渡されたんです。植物を育てる習慣なんかなかった私は「自分には育てられない、野菜を世話したこともないしどうせ枯らせる」って、受け取らないようにしようとしたんですけど、「大丈夫、野沢菜は長野の寒さに耐える強い菜ですし、水やりとか土とか適当でも育つので騙されたと思って育ててみてください」って、半ば無理やり渡されて、帰ってプランター買って本当に適当にベランダで育ててみたら見事に育ったんです。それ以来毎年長野から種を取り寄せて育ててます。地方によりますが、ちょうど今くらいが撒き時です。
それ以来、花や多肉植物や、勿論野菜も、ベランダで色々育てるようになりました。
だから、私にとって、「温泉」と「園芸」ってワンセットの切り離せない趣味なんです。温泉についての記事のサムネイル画像が野沢菜ってなんか変な感じがするかもですが、自分のブログの趣旨を定めるべくあえてこれにしたいと思います。
最後に
こんな見切り発車気味なブログですが、最後まで読んでくださってありがとうございました。これからもっと楽しく、ためになる記事をたくさん書いていけるよう努める所存です。