温泉ソムリエのいつもいい湯芽見ていたい

温泉旅の思い出とか自宅のベランダでの園芸の記録ブログです。ヘッダ画像は黄ラナンキュラスとベロニカジョージアブルーです

大分県 別府温泉 旅行記

:今回は日本を代表する超有名温泉、別府温泉に旅行してきた旅行記です。

:のみずさんほどの温泉好きが、あの誰も知ってるような別府に行ったことなかったの?

:九州には温泉目当てに何回か行ったことあったのだが、前に大分に行ったときは由布院を優先してしまってな。今回は別府にしたわけだ。

:白浜に続いて、「ババンババンバン」で歌われてる温泉だよね。満足できた?

:ああ、さすが日本が誇る名湯だけ入り心地は最高だったぞ。いつもとブログの構成が違いますが、まずは別府温泉の泉質を説明させて頂きます。

前提条件として、別府には別府八湯と言って色々な成分の温泉があります。単純温泉から酸性泉、炭酸水素塩泉、すべて挙げていたらキリがないくらいの種類があります。

:それは有名だけど、のみずさんは結局どれに入ってきたのさ?

:私が今回入ったのは炭酸水素塩泉、弱アルカリ性泉だ。いわゆる美人の湯だぞ。すり傷や切り傷にもよく効き、仕事でケガした指の傷が別府からの帰りしなには塞がっていたくらいだ。泉温は50℃。それほど熱くは感じませんでしたが、さすが地獄温泉の異名を取るだけあってよくぬくもれました。お客さんは多かったものの、大浴場がとんでもなく広かったのでゆったり浸かれました。

:さてそろそろこの辺でいつものどこの旅館に泊まったのかの質問に行ってみることにするよ。

:うむ、ここだ。ホテル白菊。

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12階建ての高層洋風ホテルだったぞ。景色も接客態度も折り紙付き。チェックインできる15時より早く着いてしまったから最上階のレストラン兼喫茶店でお茶でも飲みながら休むことを勧められた。ちなみに待っている間はお茶もコーヒーも全部無料というサービスっぷりでした。

部屋の感じはこんな感じ。家族向けに和室もあったのでしょうが、一人で行ったので二人向けのツインをあてがわれました。

ちなみにこの写真は、ホテル到着時に部屋を映したらカメラがおかしくなってしまい、温泉から上がって電池を入れなおしたら直ったことに感動して映したビールです。

:あのときののみずさん、かなり慌ててたよね? 別府での食事も、翌日の湯郷の写真も全部写せなくなるんじゃないかって。で、ほっとしていい気分でビールを味わったわけだ。

:ああ、あまりに安心してビールを呑んだらもう一回温泉に行ってしまった。上の成分表はそのときに写したものだ。ちなみにちゃんと従業員さんに許可をもらって写したものだぞ。「ここって美人の湯なんですね」と訊くと笑顔で「そうなんですよ」と返してくれた。

:美人の湯の定義はもう暗記しちゃってるんだ。

:当然だろう。それに温泉ソムリエタオルも持って行ったしな。あと、湯上りアイスキャンディーが食べ放題だったから2本ももらっていったぞ。

:サービスのいいホテルなのは分かったけど、夕食前にビール呑んで、そんなに食べて夕飯が腹にはいらないなんてことにはならなかった?

:この日の昼食は2時くらいだったが、そんなことにはならなかったぞ。一応言えば昼食は大分名物「りゅうきゅう丼」だ。

:「りゅうきゅう丼」なんて名前なのに沖縄の名物じゃないの?

:食べたときはてっきり沖縄の料理かと思ったが、れっきとした大分の郷土料理だ。上に刺身が載っている丼だ。

:そんなもの食べたらますます楽しみにしてた別府の豊後牛料理が美味しく味わえないような。

:そんなことはない。12階から別府の街を見下ろして食べる夕食は最高だったぞ。それでは夕食の紹介に行きましょう。

:これが食事の席からの景色? 別府って意外と建物が建ってるんだね。

:うむ、私も酒を持って来てくれたお姉さんに「別府って意外と都会なんですね」と言ってしまった。それが意外だったらしく、「えー、田舎ですよ」と返されてしまったが。

最初に呑んだのは大分の地酒だ。しかしやはり九州。芋焼酎のレパートリーは充実していたぞ。

:ほう、こりゃ珍しい。日本酒がワイングラスに入って出てくるなんて。

:それでも料理には合っていたぞ。

先付の野菜。

おつくりとお寿司。

:やっぱり、日本酒→おつくりの流れになった。あまりパターン化すると飽きない?

:この組み合わせだけは鉄板だからな。それに大分の焼酎と豊後牛の鍋の組み合わせは最高だった。

やはり鍋と言えば牛肉だな。陶板焼きも捨てがたいが。

デザートはミルクプリンでした。

:夕食後、部屋にマッサージ師さんを呼んで1時間ほどマッサージしてもらい、もう一回温泉に浸かってからまたビールを呑んで寝ました。

:そんなことしてたら寝るのが遅くなって朝風呂が楽しめなくなっちゃったんじゃないの?

:それが温泉旅行になると生活リズムがおじいちゃんみたくなるみたいでな。早起きできて朝風呂をまったりゆっくり味わってきた。なによりスマホが壊れていたので大した夜の暇つぶしもなかったしな。

:それでマッサージなんか頼んだんだ? デジカメが壊れて焦ってたのもスマホで代わりに写すこともできなかったからなんだね。朝食はどうだった?

:この宿も宮浜に続いて朝はバイキングでな。コロナの影響はだいぶ小さくなっていたとはいえ、落ち着いて食べられなかったので洋風を軽くにした。

:この日は大分から岡山までかなり長距離運転だったのに、これだけで足りたの?

:そのへんはなんとかなったな。とにかく、ホテルの従業員さんの接客態度、別府の温泉の素晴らしさ、どちらも堪能できました。間違いなく自分が行った温泉旅行の中ではトップクラスの居心地の良さでしたね。

:それはなにより。後はお盆は岡山の湯郷温泉を残すのみだね。

:そうだな、湯郷温泉はいかにも君が喜びそうな楽しみ方ができたから期待しているといいぞ?

:ボクが喜ぶ?

:さておき、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・。

:(よく分からないけど期待しつつ)ありがとうございました!