:今回はタイトルの通りです。JEUGIA(ジュージヤ)カルチャーセンター主催の「温泉ソムリエ認定講座」を受けて正式に温泉ソムリエになってきたのでその体験談を書こうと思います。
:まず「温泉ソムリエ」なんてものが存在することを知らない人の方が多そうだよね。
:だろうな。はっきり言って自己満足以外の何者でもない。それでも認定を受けてきたのは曲がりになりにも温泉ブログを書いている者として「箔」みたいなものが欲しかったというだけだ。この機会にブログ名も変えたしな。
:素朴な疑問だけど、温泉ソムリエってどうやってなるの・・・?
:まず、JEUGIAカルチャーセンターというところが主催している認定講座に申し込む。認定講座自体は日本中のあちこちで毎月のようにやっているから自分の近所でアクセスの良い会場を選ぶといい。そして参加費26400円をカルチャー受付に支払うか振り込めばOKだ。
:にまんろくせんよんひゃくえん!? 高くない?
:確かに高いな。この金でどこかいい温泉宿で一泊した方がいいのでは?と思う温泉好きの人もいると思う。資格商法と言われてしまっても仕方がない。
:しかし、私は受けてきてよかったと思ったぞ。まだまだ温泉について知らないことだらけだということを思い知ることができた。
:というか、普通にのみずさんより温泉に詳しい人なんて山ほどいるだろうしね。
:うむ、例えば、講師となってくれた温泉家元の先生とかな。さて、会費を支払えば、後は当日に会場に行き、講師の講義を4時間受ければ晴れて温泉ソムリエだ。
こんな認定証を貰える。これでブログ名に掲げている「温泉ソムリエの」というのが嘘でないことが分かっただろう。
:試験も何もないの?
:ない。ただ講義を受講すれば温泉ソムリエの認定を受けられる。それ以上の認定を受けたければ試験などがあるコースもあるようだが、4時間話を聞けばそれでいい。
:楽なもんだね・・・。で、その温泉家元らしいっていう先生はどこのどんな人だったのさ?
:私は行ったことがないが、新潟県の温泉ソムリエ発祥の地、赤倉温泉の温泉家元の先生だったぞ。講義も分かりやすくて、何に注意して温泉に入ればいいか、そもそも「温泉とは何か」、どんな種類の温泉があるか、などを懇切丁寧に説明してくれた。
:なるほど、その辺を知ってると温泉に詳しい「温泉ソムリエ」を名乗ることができるわけだね。
:ああ、印象に残ったのは病気に対する効能についての話だな。誇張でも何でもなく、温泉は本当に体にいい、と科学的に証明されていることが分かった。後は温泉に入る前は緑茶を飲むと効果覿面らしい。
:のみずさんって温泉の後のビールを楽しみにしてるから、基本何も飲まずに部屋に着いたらそのまま温泉に向かうよね。
:ああ。高級温泉宿などだと部屋まで案内してくれたとき、仲居さんが「お疲れさまでした」とか言いながら急須で濃い目の緑茶を淹れてくれるが、あれも単なるサービスではなく、温泉での体力回復効果を高めるのに有効な配慮だそうだ。
:とはいえ、私は温泉に入る前には何も飲まず、風呂上がりのビールという楽しみを変える気はないがな。家元の先生も湯上りのビールは何よりの楽しみだと言っていたしな。
:正直な先生だね・・・。話を聞くに、そんなお堅い講義でもなかったみたいだね。
:うむ、特に緊張しないで気楽に受けられる講義だったぞ。
:それで? 温泉ソムリエになって、これから温泉に入る時の心構えは変わりそう?
:やはり知識を得たから温泉の成分表とかが掲示されているときはより興味を持って見るようになるだろうな。あとはこんなものを貰ったので温泉に行くときは携帯しようと思っているぞ。
:要は「私は温泉ソムリエです」って書かれたタオルかあ。でもこんなもの一緒に温泉に入ってる人に見せびらかしたりしないよね?
:当たり前だ。
:そういえばGWまで1か月を切ったじゃない。今年のGWは4月30日に有休をとって5泊6日の大温泉ウィークを企ててるみたいじゃない。
:うむ、まず静岡の修善寺温泉、それから栃木の鬼怒川温泉を経て最終的な目的地は岩手の花巻温泉だ。帰りは長野の湯田中温泉を経由して、岐阜の飛騨温泉に入って帰ってくる予定だぞ。旅館はどこも夕朝食付きのいい温泉宿を押さえた。
:それはすごいや。連休丸ごと温泉に費やすつもりなんだね。花巻温泉は前から行きたがってたもんね。
:他には七月の連休に島根の玉造温泉! 八月のお盆に兵庫の湯村温泉! そして群馬の万座温泉を押さえたぞ。
:それぞれ行きたい理由は?
:まずは玉造温泉は会社の社員旅行の行き先だったんだが、コロナの影響で中止になったのでこの機会に一人で行ってやろうと思った。湯村温泉は近場の温泉県である兵庫でも行こうと思ったことがなかったのでこの機会にと。そして万座温泉は温泉ソムリエの講義の中で「体に良い」と家元の先生が太鼓判を押していたからだ。
:ちゃんと理由があるんだね。それではこの辺で締めようよ。
:では、今回も最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!