:さて今回は3/20~21にかけて行ってきた和歌山の龍神温泉リベンジの記事です。
:リベンジ? 前にも行ったことあるの?
:ああ、3年ほど前に一度な。そのときは酒を呑み過ぎて寝過ごして朝食を食べ損ねた挙句、チェックアウト時間を1時間も過ぎた頃にフロントから電話でたたき起こされたんだ。そういうわけで慌てて帰った思い出のままだった龍神温泉に再訪したわけだ。
:そんなドジをやらかしたから思い出を上書きしたかったんだね。
:素直に認めるのは悔しいが、そういうことだ。さて、龍神温泉は結構有名な温泉ですが、和歌山の田辺の山奥の方にあります。車で行った途中では山道に桜がちらほら咲いているのが見えました。もうそんな季節ですね。
:今年はコロナコロナと騒がしくて花見どころじゃない感じだもんね。
:そんな話もあとでブログを読み返せば懐かしくなっていればいいんだが、今の時点ではどうなるかもう全く想像もつかんな。さて、泊まった旅館の紹介に行こう。
:「季楽里」と書いて「きらり」と読む。龍神温泉では割と大き目なメジャーな旅館だ。ちなみに前に泊まったときと同じ宿にしたぞ。
部屋は純和風だった。ちゃんと旅館のあのスペースもあったぞ。
:公式HPによると日本三美人の湯なんだね。
:そのとおり、旅館の中にも具体的にどこが日本三美人の湯か書いてあったぞ。
:他の二つは群馬と島根にあるんだね。
:それがそうとも限らん。そもそも「美人の湯」とはなにか説明しよう。要するに「炭酸水素塩」の温泉はみな美人の湯と定義される。龍神温泉はナトリウムの炭酸水素塩のお湯だな。これに分類される温泉は日本には二桁以上あって、三美人の湯、というのは自称に過ぎない。
:つまり、売り文句として美人の湯って言ってるわけだね。
:身も蓋もない言い方をすれば、その通りの自称だ。ちなみに昨年入ってきた嬉野温泉などもこの美人の湯に分類される。
:実際の入り心地はどうなの?
:少なくとも龍神温泉に限って言えば、浸かると少しぬるっとした肌触りで上がった後は肌がすべすべになった気がするぞ。美人の湯につかった後はその成分を洗い流しすぎないようにするのがポイントだ。
:おお、温泉紹介ブログっぽいこと書いてる!
:このブログは温泉紹介ブログだ。何の変哲もないが記事のメインは温泉だぞ。さて、たまごの軽口に付き合っていても文字数がもったいないので食事の感想に行きます。
:ちなみに「季楽里」の食事は夕食、朝食共にビュッフェ形式です。とはいえ、前述したように食べたことがあるのは前に宿泊したときに食べたのは夕食だけですが。今回は夕食を和風、朝食を洋風で固めてみました。まずは夕食です。
目玉となる食事は鹿肉(画像真ん中)と猪肉のフライ(画像真ん中左横)でしょうか。山奥の旅館だけあって、普段はあまり食べられないジビエが味わえました。ちなみに右奥に見えるお椀は鴨肉の鍋です。やはり珍しい肉を食べられるのが売りです。
:ビュッフェで食事光景を記事で紹介するのは難しいね。
:まったくだ。しかしそれにしても混雑していたな。新型コロナが世間を騒がせているがみなあまり気にせず旅行に来ている感じだった。私も気にせず温泉旅行していたわけだしな。
:で、今回は無事にリベンジは果たせたわけ?
:うむ。無事に起きることができ、朝食も味わえたぞ。
すでに書いたように朝食は洋食にしました。
:温泉たまごって洋食なの?
:貴様は間違いなく和食だが、温泉に来て温泉たまごが食える以上食わないわけにはいかないだろう。さておき、朝食後は朝風呂に浸かることを決めていたので軽く済ませました。そして、これが食後に飲んだ和歌山の備長炭焙煎のコーヒーです。
:そういえば和歌山ってびんちょうタンの舞台でもあったよね。
:さておき、慌ただしく帰った記憶で終わってしまっていた龍神温泉をゆったりした思い出で塗り替えた今回の記事はここまでです。読んでくださった方がいらっしゃったらありがとうございました。
:ありがとうございました!