:今回はお盆休みの初日に行ってきた岐阜県の平湯温泉の旅行記です。
:岐阜の高山にある温泉だよね。温泉むすめにもなっているということは名湯が期待できるね。
:平湯みつばちゃんだな、奥飛騨温泉郷の観光大使にもなっているぞ。
:じゃあいつもみたいに泊まった旅館から紹介してよ。
:待て、温泉の話題に行く前に昼食の話をさせてくれ。恵那峡SAで食べた高山ラーメンだ。
:このごろ医者から食事制限受けててラーメンとか控えてたもんね。久しぶりのラーメンは美味しかった?
:ちぢれ麵でスープも美味しかったぞ。やはり地元ラーメンは醤油に限るな。
:それでは今度こそ泊まった旅館を紹介しましょう。ここです。深山桜庵 別館 湯めぐりの宿 平湯館。
:はじめは間違えて深山桜庵旅館の駐車場に止めてしまったんだが、桜庵の番頭さんに隣だと言われてしまいました。
:ややこしかったんだね。
:うむ、やや迷った。駐車場が道をまたいでいて少し歩いたし。
:平湯館そのものはどうだった? いい旅館だった?
:そりゃもう居心地のいい和風旅館だったぞ。まず部屋の紹介から。
ちゃんと「温泉旅館のあのスペース」もありました。最近アニメ「夜桜さんちの大作戦」で兄弟たちが取り合いをしてましたね。気持ちわかります。
内装もこんな感じの和風旅館でした。
飛騨名物さるぼぼも飾ってありました。
:飛騨と言えば安産祈願のお守りさるぼぼだよね。のみずさんには縁のない話だけど。
:うるさいな。昔結婚したばかりの後輩に会社でお土産として買っていったことがあるぞ。
:そろそろ温泉の話題に行こうよ。
:えー、平湯温泉は炭酸水素塩泉、塩化物泉、単純泉、硫黄泉があるのですが、平湯館さんで提供していたのは単純泉でした。けど強い硫黄臭がしました。源泉温度は52.8℃と高めでpH 値は6.6。珍しく美人の湯ではない温泉です。硫黄のいい匂いを嗅ぎながら熱すぎずぬるすぎずのちょうどよい湯加減でのんびり浸かれました。
:湯上りはビールを味わいながら高校野球を観たんでしょ?
:毎年の楽しみだからな、風呂上りに旅館の大画面TVでビールを吞みながら高校野球を見るのは。智辯和歌山が延長戦で負けたのを見ていた。
:のみずさん和歌山県民なんだから智辯を応援しようよ。
:相手が昔住んでいた茨城の霞ヶ浦だったからな。バイクで霞ケ浦を一周したりしたものだ、懐かしいなあ。
:のみずさんが智辯好きじゃないっていうのはなんとなく伝わったよ。で、夕食は?
:それがこの旅館、夕食朝食ともにバイキングでな期待してなかったんだ。
:それが、食ってみたら大満足! バイキングであんなにいい思いをしたのは初めてかもしれない。
:おおっ、それは期待できるね!
:まずは1980円で呑み放題の酒!
まずは岐阜の地酒、山車(さんしゃ)。日本酒だったのでおつくりの代わりに寿司をたらふく食った。
続いてカクテルのトニックサワー。
トニックサワーのつまみに平湯みつばちゃんの好物、チーズオムカレーも頂きました。
コークハイをおかわりして・・・、このあたりで酒提供担当のお姉さんが呆れ始めていたなw
とにかく食いたいものは全部食いました。それがバイキングのいいところですからね。
そして鍋に火をつけてもらい・・・
飛騨牛をこれでもかというほど煮込んでやりました。
:のみずさん、遠慮なさすぎ・・・。
牛肉にはワイン、実は飛騨はワインも旨いんだ。
:牛肉が食べごろになったらワインと一緒に頂いた。手前に映っているのは水餃子です。
赤ワインが空いたので今度は白にしました。これだけ呑めて1980円は破格でした。
会席料理気分を味わうために最後は白米と味噌汁で締めました。
:バイキングやビュッフェでここまで食事を楽しめたのはたしかに珍しいね。
:部屋に帰ると、くてんと寝てしまい、早起きして朝風呂を頂きました。
:朝風呂はのみずさんには基本だね。
:さて、朝食もバイキングだったわけですが。
あっさり済ませました。温泉ソムリエとしては風呂上りに緑茶でカテキンを補給できたのはうれしかったです。二日酔いにはならなかったので味噌汁は一杯にしておきました。
:さて次は今回の旅行の大本命、蔵王温泉だね。
:そうだな気持ちはもう山形へ飛んでいたぞ。正直この平湯館も再訪したいくらいいい思いができたがな。
:岐阜なら一泊二日でいけるもんね。
:さて、これにて前座にしてはおなか一杯になった平湯温泉の旅行記は終わりです。
:最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら・・・、
:ありがとうございました!